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-1度目はストーリー、2度目はセリフや表情を。素敵なドラマは何度も楽しめる。-


このページは、No.2022 あまでうすがお伝えします。


☆★☆ 第7話 「心の距離」 ☆★☆

☆★ストーリー

再会した柊二とサツキ。バス停でバスを待ちながら話をする。
彼女は結婚して、今は銀座の画廊で働いていた。

部屋に戻った柊二はサツキのことが心に残って、沈みがちである。
柊二は何かをふっきるように、とことん飲もうと杏子を誘った。
結局、杏子は柊二の部屋で一晩過ごしてしまう(もちろん何もないけれど)。
翌朝、柊二も同乗して杏子の家に向かうが、思い直して杏子一人で帰宅することに。
杏子は柊二を呼び止めて、別れ際にキスをする。それは、恋人ができたら、してみたいことだったから。

町田家では家族中が心配していた。サチの仮病ということで父と兄は騙せても、母の目はごまかせない。
母は杏子に柊二を家に連れていらっしゃいと、やさしく言った。

HOTLIPではタクミのスタイリスト昇格試験が行われていた。柊二は納得がいかないが、タクミは合格する。

町田家に柊二がきている。ぎこちない間が流れる。
正夫は柊二にどういうつもりで杏子とつきあっているのか、尋ねる。結論を迫ろうとする正夫に、気楽に家に寄ってくれるだけでよいと、父はやさしく言う。杏子の恋を見守ってやろうとする父と母。

二人は柊二の部屋に帰ってきた。ふたりは自然に抱き合い、キスをする。
柊二は杏子にやさしいが、杏子は柊二が遠くをみているようで少し不安になる。

雑誌の取材を受けるなど、柊二の人気はいよいよ本物に。
引き抜きの電話も直接、店にかかってくるようになる。店でも難しい立場にたたされ、複雑な気持ちのまま、サツキの家に電話する修二。

翌日、杏子はテツヤと会っている。HOTLIPは休日だが、サツキの髪をカットする柊二。
杏子はテツヤに好きな人がいると話す。杏子の恋を心配するテツヤ。
杏子がHOTLIPの前を通りかかると、丁度、柊二がバイクの後ろにサツキを乗せて走り去るところだった。
少し走ろうと、柊二を誘うサツキ。

柊二とサツキは海岸に来ている。はしゃいで走り回るサツキを見て複雑な思いの柊二。
杏子のことをサツキに話す。サツキも自分が離婚して医者に戻ろうとしていることを柊二に話した。

夜、部屋で柊二とサツキのことを思い、物思いに沈む杏子。
サチと正夫は、杏子の恋愛について居酒屋で、仲良く喧嘩したりしている。

雨が降ってきた。柊二はサツキにビニール傘を差し出す。

HOTLIPの経営方針にどうしても納得がいかない柊二。店長と言い合いになってしまう。
サトルのとりなしも全く功を奏さない。と、そこに正夫が柊二を訪ねてくる。

喫茶店で話す正夫と柊二。杏子の将来を受け入れる覚悟があるのかを柊二に尋ねる正夫。
身障者との結婚の難しさを柊二に説明し、杏子と別れるように説得しようとする。

スタイリスト昇格以来、タクミとの間もぎくしゃくし始める柊二。複雑な気持ちのまま帰宅しようとすると、杏子からの電話。なかなか電話がつながらないという杏子に、柊二は正夫と会っていたとは、とてもいえなかった。
杏子は柊二がバイクに他の女を乗せたことを責めてしまう。やりきれない柊二。

自宅前にはサツキが待っていた。借りたビニール傘を返すといって・・・・。
夫にでていけと言われて行き場のないサツキ。思わず、柊二はサツキを抱きしめた。

 

☆★今週のキメゼリフ

杏子「ねえ、今どんな顔してるの」
柊二「なんで」
杏子「遠く見てそう。こんなに近くにいてもさ、こうやって抱き合ってると、
   どこみてんのか、どんな顔してんのかも、わかんないね」
柊二「なんでそんなこと言うの。なんでそんなこと言うの」

※最近、柊二のキメゼリフがなかなかなくて、ちょっと淋しいです。
今週は杏子のコレ。抱き合ってる間、彼の視線の行き先がわからなくて不安になる、恋する女の子の気持ちがよく出てますよね。
ここの柊二の反応ですが、杏子の気持ちを必要以上に深読みしちゃう、彼の今、が表現されてると思います。(そういう私も深読みしすぎかも・・・・)

 

☆★この顔が好き!!!ファン必見のリプレイポイント

  1. 柊二「あー、名刺渡そうか。あれっちょっと待って(といってポケットを探る)」
    サツキ、にこにこ見ている。
    柊二「なんだよ」(ココです、ココ)

    ※昔の彼にこんな風に言われたら、もう、わーっとワープしてその時に戻ってしまいますよね。柊二くん、これはルール違反でしょー!!

  2. 朝帰りの車の中から、キスして見送るところまで。

    ※キスもかわいいけど、車を降りてからの表情や立ってる姿が、朝日の中ですごくきれいです。きっと杏子もバックミラー越しに見て、幸せだったろうと思う。

  3. 車椅子を足でぐーって、こっち向ける。そしてキスして抱き合う。
    柊二「なんでそんなこと言うの。なんでそんなこと言うの」

    ※ツボの定番、どうしたの系!!
     ホントは「でもってなんですか?ふふっ」っていうところの表情も見たかったな。

  4. サツキと海岸で
    柊二「でも、すごいって言われると、素直にうれしいよ」

    ※めずらしいですよね。柊二のストレートな言葉。
     セリフが斬新だったから、ちょっとおまけだけど、ここに一票。

  5. タクミ「変な女から電話ありましたよね。あれ、引き抜きでしょ」
    柊二「勝手にいってろ、お前。お疲れです」

    ※厳しい表情すると、なんか松田優作さんぽくなったり、恐くなってしまいがちな拓哉くんですが、ここはクールさが綺麗に決まっていて、すごくいい顔してると思います。今回、一押しかも・・・。

 

☆★感想

柊二を軸に物語が進展していく、いいストーリーだったなあ。
身障者との恋、結婚の困難さに柊二がどんどん直面していってますね。杏子への気持ちとは関係なく、いろんな状況に柊二が息苦しさを感じているのが、画面の向こうから、ぐーっと伝わって来ました(肌荒れや目の下のクマも、ストーリーに合ってたから許しちゃう)。
今回唯一気になったのがサツキさんのロングヘアのヅラ。あれ、変じゃありません?もうちょっと何とかなるんじゃないかなーっと思ったのは私だけでしょうか。

 


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