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-1度目はストーリー、2度目はセリフや表情を。素敵なドラマは何度も楽しめる。-


このページは、No.2022 あまでうすがお伝えします。


■ 第1話 「最悪の出会い」 ■

□■ ストーリー

1月8日午前8時、東京地検は岬代議士の収賄事件の強制捜査を開始した。

緊迫したムードで捜査はすすむが、合間に、検事や事務官はニュースの録画を心配したり、重い荷物のぐちをこぼしたりしている。そして彼らが気にしているのは今日、赴任してくる新任検事のことだ。

岬代議士を乗せた車中で、事務官の雨宮舞子は、新任検事の担当事務官に立候補した。

一方、引越しが終わったばかりの部屋で、TV通販でマーメイドスリムを注文する男、久利生公平。

東京地方検察庁城西支部。刑事部の部屋でビデオを見ている公平。
1階ロビーには登庁してきた部のメンバーが次々に集まってくる。

ラフな服装の公平に本人とは気づかず、口々に公平の噂をするメンバー。
噂通りに手土産のりんごを差し出す公平。気まずい空気。

公平の部屋に舞子が挨拶にきた。Gジャンのえりにつけた検事のバッジを見せる公平に、舞子はあきれてものが言えない。
部長の牛丸の部屋に入っていく舞子をみて、遠藤事務官と芝山検事は二人の仲を噂している。
舞子とつきあっているつもりの江上検事はショックで、担当事務官の末次に八つ当たりしたりしている。

舞子は牛丸に、公平の担当をはずして欲しいと頼んでいた。なんとかなだめる牛丸。

中村美鈴検事の部屋で岬代議士のアリバイ写真をながめる公平。
写真が偽であることを証明することが事件解決のポイントになる。
美鈴は公平の肩に手をかけて馴れ馴れしい。

舞子が呼びにきて、公平は下着泥棒の尋問をしている。一見不真面目な公平の尋問態度にいらつく舞子。厳しい態度で尋問をはじめる。
犯行時刻にはビデオを録画していたという犯人、舞子は流してしまうが、公平には何かひっかかりを感じる表情をしている。

城西支部に謎の荷物が届いた。荷物を引き取る公平。中身は注文しておいたマーメイドスリム。早速自分の部屋で試している。
歓迎会の連絡をしにきた舞子は、公平にあきれているが、公平はかまわずに、下着泥棒の被害者を集めるように指示する。

被疑者のアパートを捜査する公平、ビデオをチェックしている。

夜のBarで飲んでいる、江上と舞子。舞子は副検事になるまでは恋愛しないと宣言する。
ホテルの部屋にいる、芝山と美鈴。いいムードだが、子供との電話での芝山の豹変ぶりに美鈴は白ける。
公平は部屋でカップ麺の夕食中。TVではマーメイドスリムが2台で同じ値段になっていた。

翌日、城西署の刑事課長からクレームが入った。
警察の領分を侵したと、牛丸に説教される公平。部屋の外では、落ち込む公平をメンバーが面白がっている。

下着泥棒の被害にあった女の子たちを前に、ブラジャーとパンティーをつけて、またもや一見不真面目に捜査をしている公平。通販グッズの見せ合いで盛り上がる公平と女の子達。しまいには携帯用の防犯ベルを部屋中に響かせてしまう。

刑事部に鍋島次席検事がやってきた。鍋島だけは公平をかっている様子である。

公平は被疑者の部屋から押収したアニメビデオをチェックしている。

一方、岬代議士のアリバイ崩しは、先が見えずに行き詰まりを見せていた。

公平は下着泥棒の犯行現場にたっていた。
呼びつけられた舞子は、公平の捜査方法にどうしても納得がいかない。
何かの包みを担当警官に手渡す公平。

二人は海岸近くの食堂に入った。
小さな事件にも手を抜かず捜査する公平に疑問をぶつける舞子。

食事の後、公平はヨットハーバーに向かった。追いかける舞子。
公平はクルーザーの上に立っている。舞子もクルーザーの上に立った。
と、いきなり手で写真のフレームをつくる公平。強風にも関わらず、家族全員の写真がきちんと撮れていることを不審に思う。誰か、第三者がこの写真を撮影している・・・。

公平は、ガサ入れが朝8時に行われたことを確認すると、どこかに走っていってしまう。

美鈴に連絡をとる舞子は話しているうちに、岬代議士のクルーザーそのものに、自分がいたことに気づいた。

岬代議士は逮捕され、逮捕はいつのまにか舞子の手柄となっている。
公平が追っていた下着泥棒は不起訴となった。

公平を訪ねてくる警官。下着泥棒の真犯人が逮捕された。
携帯用の防犯ベルを使うという、公平のアドバイスによって、初めて犯人を逮捕したらしい。

舞子はあらためて、今までの、公平の捜査活動を思い起こしていた。

公平の歓迎会が開かれるはずのBar。しかし、公平と舞子しか来ていない。
下着泥棒が不起訴となったのは、ビデオを自宅で録画していたから。もしも留守録であれば、ニュースの特番が録画されているはずである。

その頃、岬代議士起訴の記者会見が行われていた。
それぞれの夜を過ごす、刑事部のメンバー達。
公平の歓迎会には誰もこない。

舞子は公平に、最初から岬のクルーザーと知っていて、あの食堂に行ったのかと尋ねる。
それには答えず、Barのテレビを眺める公平。

テレビではマーメイドスリムが10台、同じ値段で売られていた。唖然とする公平・・・・・・。

 

□■ 今週のキメゼリフ

公平「(クルーザーの上に立って)今こうやって見えてるものより、見えないものの方が多いんだよ、きっと。・・・・(中略)・・・ちゃんとね、そこまでいかないと見えてこないんだろうなぁ、きっと」

*シリアスなせりふがとっても少なかった第1話ですが、なかではこれかな。公平のものの見方、考え方の基本なんでしょうねっ。

 

□■ この顔が好き!!!ファン必見のリプレイポイント

  1. 自分の執務室で荷物を整理しながら
    「へぇーっ、そ、そんなすごいのやってるの?やっぱ東京ってすげーなー」

    *もごもごつぶやき系はツボの定番。記念すべきリプレイ1発目はこれっ。

  2. 勝手に美鈴の部屋で写真を見ていると、美鈴が入ってくるシーン。
    「ああーっ。ごめんなさい。勝手に入っちゃって。すいません。すいません」

    *ちょっと腰引いて、ごめんなさい!するの。かわいい。久しぶりに見れました。

  3. マーメイドスリムで腰をふりふりしながら、舞子に向かって、
    「わかった。じゃあ、あけとく。あーそうだ!ちょっとちょっとちょっとちょっと 早く早く、早く」

    *顔のアップじゃないけど、全体がキュート。手をひらひらさせるのも好きだなぁ。やっぱりフジテレビのカメラワークの方が私の好みです。

  4. マーメイドスリムが2台に増えてる。
    焼きそばをくわえて「うそっ」

    *なんでもくわえちゃうけど、ついにカップ焼きそばまで・・・・。ここのとこ、若い頃(?)の顔っぽいですよね。

  5. 磯浜食堂から、出てくるシーン

    *夕方っていう設定なのかな。(それにしては、ヨットハーバーは真っ昼間だけど)
    あれっ、でも食堂で食べてたのは昼御飯だし・・・・??
    いずれにしても、画面全体がオレンジがかっていて、ダウンの色ともあっていて、すごく綺麗な画面ですね。昔の日本映画みたい。

 

□■ 今週のベストショット

7分8秒 「おおやけにたいら!!」と言い終わった後のアーップ!!

*タイトル直前のこの顔です。7分間も、じらされた後だから余計におおーって感じ。思わず、頭が後ろに反っちゃいました。

 

□■ 感想

サイドストーリーがたくさんあって、三谷さんと君塚さんの作品を足して2で割ったムードでしたね。
BLは、拓哉くんのために書かれたラブストーリーだったけれど、HEROはちょっと違う気がします。だからこそ拓哉くんの作り上げる、これからの久利生公平が、すごく楽しみ。
でも、ちょっと残念なのが、今回のキーワードが「事件に大きいも小さいもない」だったこと。確かにそうだけれど、これって踊る大捜査線と全く同じなんだもん。でも通販のところはすごく新しかったし・・・。素直にいいます。面白かったー!!

 


□■ みなさんから寄せられた『ココがわたしの一押しショット!!』


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