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-1度目はストーリー、2度目はセリフや表情を。素敵なドラマは何度も楽しめる。-
このページは、No.2022 あまでうすがお伝えします。
■ 第2話 「帰れないふたり」 ■
□■ ストーリー
公判で女性被告に懲役10年を求刑する公平。それに対し弁護士は、温情あふれる言葉で被告を弁護している。
場内は弁護士の言葉に大きくうなづいている。
なぜか、一人悪役ムードになっている、公平。
場面は変わって、弁護士が活躍する古い洋画を見る、中村、芝山、遠藤。
やっぱり弁護士のほうがカッコイイとため息。
検事、イジメル人、弁護士、守る人。これが世間のイメージなのだ。
遠藤は今晩も、合コン。芝山は子供の誕生日。中村は芝山とデートの約束。だが・・・。芝山は忘れていた。
江上は雨宮をK−1に誘う。私達は恋人同士ではないと念を押してはいるが、K−1大好きの彼女は大喜びで誘いに応じている。
公平は腹筋マシーンでトレーニング中。
雨宮は6時に仕事を終わらせるべく公平を急かすが、公平はおかまいなしに青森でみたボディビル大会の話をしている。無視する雨宮。
大物弁護士坂ノ上が牛丸部長を訪ねてきた。
顔に青あざをつくった若者を取り調べる公平。若者は黙秘している。
若者は高井戸という代議士の息子で、訪ねてきたのは彼の担当弁護士だった。
牛丸と坂ノ上は歓談中。坂ノ上は鍋島の友人である。
高井戸は、肩がぶつかったことが原因で喧嘩になったが、相手が誤って階段から転落して死亡したと、正当防衛を主張していた。警察の調書も高井戸の主張を裏付けている。
黙秘をつづける高井戸。何かを考えている公平。
面会室で高井戸は、指示に従ったと坂ノ上に報告している。
釈放は時間の問題と、微笑む坂ノ上。
公平は、外に飛び出した。大物弁護士の策略に黙っているわけにはいかないのだ。
今日中に処理しなければならない公平の仕事は他のメンバーに振り分けられた。
不満たらたらのメンバー達。
聞き込み捜査をする公平。友人は、調書通りの答えをしている。
雨宮はオフィスに戻りたいが、さらに被害者のことを調べようとする公平。
高井戸を拘留するつもりという公平に、驚く雨宮。
その間にも、坂ノ上弁護士は牛丸宛に釈放の催促を何度もしてきていた。
公平の仕事を割り振られた他の面々は仕事に追われている。
芝山は隙をぬって中村の部屋にいきアポをずらそうとするが、そっけなくキャンセルされている。
江上は雨宮から電話をもらいウキウキだが、浅草にいると聞いてびっくり。これではK1に間似合わなくなってしまう。
公平と雨宮は被害者が働いていた和菓子店にきていた。和菓子の繊細な美しさに目を奪われる公平。
公平と雨宮は、もう一人の証言者のところに聞き込みに向かった。
あきれかえる牛丸とメンバー達。またもや坂之上から催促の電話が入る。
公平はもう一人の友人からも、調書とまったく同じ証言しかとることができなかった。
いらだつ雨宮。
車内の公平と雨宮。雨宮はさっきの聞き込みで傷をつくった公平の指にバンソウコウを巻いてあげる。
なぜ検事になったのかと尋ねる雨宮に、公平は被害者の味方になれるのは検事しかいないから、と答えた。
公平は雨宮に話す。あんな繊細な菓子をつくる職人が素手で10発も人を殴るものだろうか・・・。
もう一つ、立ち寄る場所があるという公平。
雨宮にはついてこなくていいというが、彼女も一緒に電車から降りていた。
事件現場にたつ二人。
雨宮の持っていた缶コーヒーが階段を落ちていく。
缶が落ちていったその先には、調書にはのっていないラーメンの屋台が店を出していた。
残業を終えて、ぐちっている地検のメンバー。そこに戻ってくる公平と雨宮。
屋台の主人の証言をもとに、殺人で起訴したいという公平に、異論を唱えるメンバー。
ラーメン屋台の主人は事件の一部始終を目撃していた。
高井戸は被害者を階段から突き落としていたのだ。
雨宮だけは公平の見方を信頼すると、きっぱり言い放った。
坂之上弁護士が高井戸の引き取りに城西支部を訪れた。
事件発生から自首までの2時間に、工作が行なわれたのではと、坂ノ上につめよる公平。
こんなつまらない事件に時間をかけるべきではないという坂ノ上に、牛丸が切れた。
先生、人が一人、死んでいるんです。どこがつまらない事件なんですか。
公平、牛丸の言葉に嬉しそう。
鍋島次席検事の部屋で、今回の件を詫びる牛丸。鍋島は笑って許している。
公平のことを尋ねられて鍋島はいう。彼は僕のことをしらないと思うがね・・・。
いつものBarにいる公平と雨宮。雨宮は公平のために卵酒を注文してくれた。
店のTVでは、冒頭の古い裁判映画が流れている。
再び、法廷。弁護士の温情あふれる陳述は続いている。
口の中で「やっぱり悪者だよなぁ」とつぶやく公平。思わず、くしゃみが出てしまう。
騒然とする法廷。
□■ 今週のキメゼリフ
公平「(車内で)死んだ被害者は裁判で証言なんかできないんだからさ。代わりに声になってやれるの俺らしかいないじゃん。被害者がいちばんきついに決まってるんだから」
*検事が唯一の被害者の味方なんですね。改めて気づかせてくれたセリフです。日々のニュースの見え方もちょっと違ってきます。
□■ この顔が好き!!!ファン必見のリプレイポイント
急いで部屋を片づける雨宮に向かって、
「でもね、俺的にね、いちばん面白かったのはナイス二頭筋っていう・・・」
*何気ない雑談、無駄話系のセリフをいわせたら、ホント日本一。どこまでがセリフ
で、どこからがアドリブなんだろう。と必ず考えてしまう私・・・。
エレベーターから降りて、外に聞き込みに出かけるところ
*必死で引き留める雨宮さんにたいして、スタスタいっちゃうとこがいいんだなぁ。
腕つかまれて「何だよ」って小さくいうとこ、大好き。
和菓子を食べながら「これ、にがーい・・・」
*二人並んで和菓子を食べるシーン。前回の食堂前のように、きれいな画面ですね。
「これ、にがーい」ってのぞきこむところ、ドキドキしちゃいます。
シーン頭からよく見ると、ここのところ、人物じゃなくて、ガラスケースの中の和菓子にピントを合わせてるんですよ。凝ってる!!
ドアの間から顔をだして、「なんなのじゃなくて、ごめんだろ」
*これってファン向けサービスショットって感じ?毎回、お願いします。
いつものバーで雨宮に向かって、「あ、彼氏か」
*こういうやりとりってオフィスに必ずあるよね、あるよね、あるよねー。思わずン年前の独身OL時代を思い出してしまった。今まさに、この時代の人達に羨望の思いを込めて、ここに一票!!
□■ 今週のベストショット
38分40秒 階段を落ちていく缶をみつめている公平
*スローモーションで落ちていく缶の合間に挟まれているこの表情。
その時の被害者の気持ちに思いを馳せているかんじが、ホント伝わってきました。綺麗だけじゃなくて、公平の内面がよく出てたと思う。
□■ 感想
戸外で考え事をする時に、口をピシュピシュピシュっといわせる。これが公平くんの癖なんですね。あんまり好きなタイプの癖じゃないけど、原稿書きながら、いつのまにか自分もやっちゃってます(笑)。
それから冒頭とおしまいにでてきた古い洋画ですが、いろいろ調べたけど該当する映画、見つかりませんでした。ひょっとしてこの為につくったオリジナルなんでしょうか。出典をご存知の方いらしたら、ぜひ教えてください!!
□■ みなさんから寄せられた『ココがわたしの一押しショット!!』
かむたろう
★電車の吊革に掴まってるとき公平の顔がアップになっていくところです。
私のお気に入りの左目尻の2つ並んだほくろが見られるし、表情もぐっときます。思わず、背中から抱きしめたくなる感じです。
No.1 TARA
★坂ノ上弁護士に挑む所!!
「いきなり人を突き落とす様な奴をね、ここじゃ〜未来ある若者なんて言わねぇんだよ。」と言いながら目上であろうが誰であろうが自分の信念の元、挑む言葉と目つき。まさに媚びない久利生ここにあり!!
牛丸刑事部部長の毅然とした態度もちょ〜カッコ良かったです。
No.2498 komachi
★やっぱりラストの、弁護士を一喝した牛丸部長を見てちょっと微笑む公平です。
とはいえ、大物弁護士をにらみなら立ってる姿も、舞子にバンソウコウを貼ってもらって「ありがとう」と言った姿も、凄く良かったけど…
No.1780 てんぐ連
★坂ノ上弁護士が「君の名前は?」と久利生に問うシーン!
「久利生公平です」と横からのショットがたまらなくズッキュ〜ン!でしたぁ〜♪お顔のアップはないけれど、軽蔑に値する目上の相手に対しての久利生の御辞儀の仕方!
形通りの御辞儀じゃなく、こびた御辞儀じゃなく、しっかり坂ノ上弁護士に対して許せない想いが現れていて、もぉもぉ〜スカァーーーーーっとそしてズキュ〜〜〜〜〜ンと致しましたですぅ〜♪
★一押しのセリフは、目撃者を発見して、バタバタと帰ってきて、みんなからどーすんだ!起訴ぉ〜?の後の久利生くん!
「へっ?・・ぇぇ・・しちゃおっかなぁ〜と思っ・・たん・ですけど・・・」
「罪名は?」に対して
「(ぃゃ)殺人でいこ〜かなって・・・」!これですよ!これ!
回りのあわてぶりもなんのその!そのセリフ回しが、実に久利生を表していると思いましたですぅ〜♪きゃっ♪(^ ^)☆☆☆
今回もツボが一杯!すんごい表現力の「眼力」にズキュズキュしっぱなし!
でもでもぉ〜素敵なお鼻を愛する者といたしましては、見逃しませんよん♪法廷シーンで、愛するお鼻がヒクヒクしてて・・・んもぉ〜♪んもぉ〜♪なんてかわゆいお鼻なのぉー!って、ジュルルもんでしたぁー(^ ^;
No.2140
Dのおんな
★きめ台詞を言う所です。
★2回目は電車の中で、「被害者は自分の気持ちいえないんだから…」正面ショットではないけれど、自分の意志がこもったいい横顔でした。
番宣で流れたのと、電車の所少し違って、傷バンを貼ってもらった時の公平の彼女見る目が、「いい子ジャン好きになりそう」って言ってるように見えます。(訳判りませんか。?番宣の時違う角度のも合ったんです。)
後アップはどれも可愛くて良いです。かっこいいというより、可愛いアップが多いですね。今回。
No.2235 桃子
★雨宮が缶を落して、屋台を公平と見つけた時の「証拠は見つけた」っていう公平の顔です。
落ちて行く所の顔も好きですが、雨宮と共に屋台を見ている時の顔、きりっとしていていいですぅ。
★2番目は、オープニングタイトル前の顔です。
表情はともかく、その前の「黙秘系?」ってセリフも好きです。
「それは、何系じゃぁーーーーー」って、突っ込みたくなります。
それから、あのアップ、今日もいくぜ、俺は、って感じでもう、たまらなくカッコイイーーー。
オープニングの映画を芝山たちが見ている時に映った首を伸ばす(確か?)通販グッズをピコピコ空気入れながら、書類(調書だか、説明書だか?私は調書と見た)を読んでいる公平もオマヌケで良かったです。
公平のカッコ良さは、あのカッコ悪さやスケベさが強調されるほど際立ってきますよね。