江沢民の宮中晩餐会


平成10年(1998年)11月に江沢民、国家主席が来日しましたが、11月26日の宮中晩餐会では歴史問題に触れ、非礼にも「日本軍国主義は対外侵略拡張の誤った道を歩んだ」、「我々は痛ましい歴史の教訓を永遠にくみ取らなければならない」、などと日本を非難する演説をおこないました。

しかもホスト役の天皇陛下を初め出席者全員が、ブラック・タイの礼服を着ていたにもかかわらず、江沢民はいわゆる中山服という平服姿で公式晩餐会に出席しました。その後の外務省での記者会見の席で、江沢民の平服について非礼ではないかとの質問が記者団から出ましたが、それに対する外務省の公式見解は礼服または民族服なので、日本としては非礼とは考えていないという、例によって事なかれ主義、弱腰の答えでした。

米国を含む外国における公式の晩餐会で、江沢民が中山服を着たのは日本だけでしたが、それについて日本国や皇室を意図的に侮辱したと感じたのは、私だけでしょうか!。

彼は日本各地で「日本人は歴史を学べ」などと演説し、日本人の嫌中感を増大させましたが、帰りには抜け目無く日本政府から3千億円の円借款を貰って意気揚々と帰国し、日本には言うべき事を言って来たと述べましたが、以後中国が嫌われる原因になりました。

こんな国に日本は現在も O D A の経済援助を続けていて、来年度(平成17年)には900億円の予定をしているのです。


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