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11/24

第280回 No.500 なっとうキムチ


11月24日
★木村拓哉が二十世紀最後に送る“SMAPライブ年表”の巻★


★ 拓のおへそ ★
SMAPになって初めてのコンサ−トは元旦の日本武道館からスタ−ト
1994年の1月6日にのWhat’s Upがスタ−ト
今年はSMAPのコンサ−トを始めて10年目

★ 今日の拓つぼ ★
慎吾がバック転に失敗して複雑骨折
2年目の武道館は1日5回公演
4年目の武道館は1日6回公演
リハ−サルは朝の4時半から
What’s Upがスタ−トしてもうすぐ7年目
毎回緊張する東京ド−ム
素の状態で手を振るのは照れ臭い

『Deep Point』はナシです。

(コンサ−ト会場のざわめきが聞こえて来る)
(エコ−)わたくし木村拓哉が生れて初めてライブのステ−ジに上がったのは、少年御三家のバックでした。

(♪BGM・光GENJI“STAR LIGHT”)
「少年御三家って誰だ?!」って話だよね。男闘呼組と光GENJIと少年忍者。“少年”て付いてるのは忍者だけだからね。なぜか少年御三家なんだけど少年隊が入ってないところがまたね、いいよね。
でもね、優しいよ〜、さすが、東(東山くん)はちょっと出た!(スタッフ笑い)

(エコ−)あれから13年、わたくし木村拓哉は明日3度目の東京ド−ムのステ−ジに上がる!

◆木村拓哉のWhat's Up SMAP!!◆

(エコ−)What’s U〜p!なんか聞こえがおかしいでしょ?ライブ真っ只中・・っというよりも、あと残るは東京ド−ムのみの木村拓哉です。
オ−プニングはなぜかこの曲。ジェ−ムス・ブラウン“LIVING IN AMERICA”

♪今日の1曲目 【James Brown  LIVING IN AMERICA】

さぁ、今日のオ−プニングは何でジェ−ムス・ブラウンの“LIVING IN AMERICA”何ででしょうねぇ?う〜ん、なんて誰かみたいにはもったいぶったりしません。
 『“誰か”って誰の事?』
実はですね、歌ってます、この曲。今回コンサ−トで歌ってます!あの〜これをですね、なんと、日本語の詞をつけて、勝手に我々SMAPがコンサ−トの中で歌わして頂いてます。も(う)スゴイ詞です!
 『聴いた、聴いた〜(^◇^)』
そんでぇ、ジェ−ムス・ブラウンのあの“LIVING IN AMERICA”の中でぇ、♪ニュ−オ〜リンズ!ニュ−オ〜リンズ!とか♪デッドリッズシティ!デッドリッズシティ!っていうところがあるんですよ。
そこでなんと今回、コンサ−トを回った8カ所、そのね8カ所の名前をね、俺らテキト−に毎回言ってまして、「この街は何てとこだろ?」ってお客さんに聞いてるわけですよ。
(SMAP)「札幌〜?」(会場の人たち)「NO〜!」(SMAP)「秋田〜?」(会場の人たち)「NO〜!」(SMAP)「名古屋〜?」(会場の人たち)「NO〜!」とかいってゆって、なんか毎回毎回やってんですけど。
 『これやってて楽しかったよ〜(^o^)』
なんか今日違うでしょう?音の聞こえ方が。なんか響いてるでしょ、ほら。(と言って大きくパン!パン!と手を叩く。その音が反響している)ねっ?
 『ほんとだ〜、反響してるね。エコ−が効いてるみたい(^^)』
今日はねぇ、あの〜なんと!リハ−サル室から、お送り・・して・・しまいます!

◆タイトルコ−ル◆

◆提供クレジット◆

◆CM◆

◆タイトルコ−ル◆

ねぇ、自分でこう言っちゃうのもヘンなんですけど、SMAPのライブっていうのは、ホントこう・・キレイだよねっ!うん。
あのねぇ、照明がバ〜ンて全部消えるでしょ?あん時のねぇ、客席のあのペンライトのキレイさね!あれはもうねぇ、最高だよ!赤とか青とか緑とかねぇ、あれがもう微妙に揺れてるんだわ。で〜、中には手作りでこう“タクヤ”とか?カタカナで帽子に電飾を付けて、あの〜4人ぐらい並んで聴いて下さってる人もいるんですけども。
 『ほんとキレイよね〜(*^-^*)』
ほんとにねぇ、こう照明が消えた時が一番キレイかなって言うコンサ−トなんですけどもっ!
(息を吸って)ま、本日は、え〜我々SMAPの今までのツア−を全て振り返って、初心に戻ってみたいと思います。全て振り返るっつっても今回のツア−を振り返るワケではありません!今までやって来たツア−を全て振り返ってみたいと思います。

え〜今日はですね、明日のSMAPのツア−最終日、え〜SMAP東京ド−ム公演を、え〜直前にして・・最終日じゃないね、まだ。1・2・3、3日間残ってっからね。
ま、その東京ド−ムを直前にして、過去のツア−を全て振り返ってみたいと思います!
まぁ手元には今までの、え〜我々SMAPのツア−年表があるので、これを見ながら、えぇ、振り返ってみたいと思います。
まぁSMAPはこの10年、必ず年に1回はコンサ−トをやって来たのかな?やって来たんだな、これ。ツア−を。
じゃあ早速行きましょうか。

(エコ−)え〜木村拓哉が二十世紀最後に送る“SMAPライブ年表”!その1.
僕らがSMAPになって初めてのコンサ−トは1991年、元旦!しかも、日本武道館!

(♪BGM“Can’t Stop!!〜Loving〜”)
慎吾は休みで5人。しかも1日3回公演!(エコ−終わり)
あれは〜、俺がねぇ、え・・いくつの時だ?1991年・・・、今から?9年前?俺18ん時?俺が18ん時で慎吾がじゃあ・・13だ。
でも!でも!ここがまたカッコイイんだけど、ライブ休んじゃうっていうところがカッコイイよね。慎吾ね。うん。
休むっていうかね、これは休まざるを得なかったんだけどぉ。それもコンサ−トのリハ−サル中にぃ、ねっ!あの〜まぁ「初のSMAPのライブだから、まぁ何人か?木村と剛以外にもバック宙とかバック転出来るヤツがいた方がいいんじゃない?」っていう。
なぜか“ジャニ−ズ事務所=(イコ−ル)バック転”っていうイメ−ジが強い時代だったからぁ、「じゃあ練習しよう」って言ってぇ、リハ−サル室で見事ピュンて跳んだ慎吾が着地に失敗してねぇ、足首を複雑骨折して。
コンサ−ト本番の2日前に足を複雑骨折して、それでまぁ休み、っていうね。コンサ−トを休んじゃうっていう。
で〜まぁその当時はまだ森が一緒に頑張ってたからぁ、5人。ま、今も5人なんですけど。(BGM止まる)

これはねぇ、テレビを見てる人はわかると思うんだけどぉ、レコ−ド大賞ってあったでしょ?レコ−ド大賞って12月の31か。・・にやるじゃない?ほんでぇ、次の日にぃ、同じ武道館で俺らコンサ−トやるじゃん。「どうやってセット入れ換えるんだよ?!」っつって思うでしょ?
スゴイいよ、SMAP。レコ−ド大賞のセットそのまま使っちゃうからね、(スタッフ笑い)(笑いながら)コンサ−トで。それをやっていたっていう。それをやり始めた年が1991年の初めてのコンサ−ト!
 『あ、なるほどね〜。言われてみれば・・・^_^;(ビデオで確認)』
これが、え〜歴史的なSMAPのコンサ−トの一番最初のライブだったんですけども。

(息を吸って)続いて、え〜わたくし木村拓哉が語る“SMAPライブ年表”その2!
(エコ−)1992年、SMAPとして2年目のコンサ−トも元旦の武道館!

(♪BGM“負けるなBaby!〜Never give up〜”)
しかも今回、その2年目の武道館、1日5回まわし!そして、その年の、同じ年の夏・・に、またなぜか日本武道館。そして大坂城ホ−ル。んで、名古屋レインボ−ホ−ル。
 『当時“笑っていいとも”に出た時、朝から夕方まであるもんだから
 “学校みたい”なんて事を言ってたよね^_^;5回はスゴイ・・・』

コレ!この名古屋レインボ−ホ−ル、この年に、1992年のコンサ−トツア−でまわった名古屋レインボ−ホ−ルと。コレがね、もう歴史に残るレインボ−ホ−ルですね!コレがあったから今のSMAPがあるんじゃないかなって。
ま、よく中居なんかもぉ、振り返る事が結構あるんだけどぉ。
1万8千人ぐらい入る会場でぇ、入ってたお客さんの数、7千人ぐらい。要は、アリ−ナ・・も全部埋まってなかった・・っていう。
 『そんな時代もあったのね〜。今じゃチケット取るのが大変だっていうのに(ーー;)』
だ(から)、1階席っていうのがあるんだけどぉ、スゴかったよ!1階席、人が走ってんの。(笑いながら)コンサ−トやってる時に。
人がねぇ、あの俺らがぁ、ステ−ジでぇ、こう右行ったり左行ったりするじゃん。そうすっと左行った時には、こう一周ぐる〜〜っとレインボ−ホ−ルの中を回って左の方にお客さんが、スタンドのお客さんがこう走って来るワケ。
で、俺らが右の方にビュ〜〜〜って移動すると、今度はお客さんも、スタンドのお客さんはぐる〜〜〜っと回って右まで来て「キャ〜〜〜!!!」ってやってるワケ。
 『想像するとおかしいね^_^;でもその人たちって結構楽しんで走ってたりして(笑)』
アレ、俺らよりもたぶんその1階のスタンドで観てた人の方が体力使ってんじゃないかなって思うぐらいの・・風景を目の当たりにしながらライブをやったの覚えてますね。(BGM止まる)

木村拓哉が語る“SMAPライブ年表”その3!
(エコ−)1993年、SMAPとして3年目のコンサ−トは、またまた元旦の武道館からスタ−トですね。

(♪BGM“君は君だよ”)
これも〜、あ、この年はでも1回減ったんだね。その前の92年は5回まわしだったんだけども、93年になって4回公演に、一応こう・・1回減ってる。で、大阪、愛知県と回ってぇ。
 『4回でもまだ多いよね^_^;』
でも俺この・・当時の、92年とか93年にまわってた会場?俺好きだな、そっちの方が。
その当時、93年回ってたのがねぇ、大阪の厚生年金会館とか、愛知県の厚生年金会館とかねぇ、あと静岡市民文化会館とか。なんかこう・・近かったよね、客席との距離が。で、ステ−ジもほんとに1つのステ−ジしか無いし。
要は、いわゆるこう・・“ホ−ル”、うん、“ホ−ル”って呼ばれる会場?・・でやってたんだけど、俺的にはこういうねぇ、ホ−ル・・会場というか、ホ−ルライブ?・・の方が俺は個人的には好きだからぁ、う〜ん、なんか逆に今のSMAPがホ−ルライブかなんかやった方が、中身が濃くていいんじゃないかな〜と思うんだけどね。(BGM止まる)
 『うんうん、私もその方がいいと思う!
 会場が遠くて行けないって人たちもいると思うし、狭い会場でその分やるカ所を増やしたら
 もっとたくさんの人たちが観れる様になるんじゃないかな(^^)』

その4.
(エコ−)1994年、SMAP4年目のコンサ−トも!またまた元旦の武道館からスタ−トですね。

(♪BGM“Hey Hey おおきに毎度あり”)
これは、(息を吸って)あの〜、恐るべし、もうほんとに記憶に残るんじゃないですかね、えぇ。あの〜今でもちょっと想像するとゾッとしちゃうんですけど。1日に6回公演!
 『せっかく1回減ったと思ったらまた増えちゃったんだ?!(@ @)』
え〜1回目の公演、要はその日第・・1?公演の時間、俺今でも覚えてます。朝の9時45分。あってるでしょ?いやっ、これねぇ、定刻は9時半だったんだけどぉ、始めらんなくてぇ、9時45分に始めたの覚えてる。
だってぇ、朝の4時半だよ!武道館でリハ−サル始めんの。
 『大変だったのね〜^_^;』

94年の我々SMAPのライブでも、え〜僕ら歌ってましたね。ユ−ロ−ビ−トメドレ−に、え〜入ってるんですけども。“It Only Takes a Minutes”っていうね、曲があるんですけども。これはほんとはこういう曲ですよ!という事なんで、聴いて下さい。
タバレスで“It Only Takes a Minutes”

♪今日の2曲目 【TAVARES  It Only Takes a Minutes】

はい、という事で聴いて頂いたのは、SMAPが1994年のライブの中で ユ−ロ−ビ−トメドレ−、みたいな。「勝手に“メドレ−”って言うな〜!」って言う中で歌ってた、タバレスで“It Only Takes a Minutes”を聴いて頂いたワケなんですけども。
ここでねぇ、ちょっと(巻き舌で)スバラシイとんでもねぇ(とんでもない)事実が今発覚しました!
え〜その年の1994年の1月6日・・に!え〜今聴いてもらってるこのWhat’s Upがスタ−トしたんですね。
スゴイね!もうだから6年丸々やってるんだ。7年目だよね、もうね、あとちょっとで。アレだね、鍋でもしたくなって来たね。(笑いながら)そんなにやってるって言う・・事で。
 『97年の春から半年間お休みしてるけどね^_^;(細かいかしらん(笑))』

◆タイトルコ−ル◆

え〜引き続き行きたいと思います。
え〜今日はですね、SMAPのツア−、え〜まぁ明日から始まるねぇ、東京ド−ム公演を直前にして、過去のツア−を全て振り返ってみたいと思っております!
続いて行ってみましょう!

木村拓哉が語る“SMAPライブ年表”その5.として1995年!
(エコ−)SMAPとして5年目のコンサ−トも!元旦の武道館からか・・・。

(♪BGM“KANSHAして”)
コレ、だから〜、要はぁ、僕らのお正月っていうのはぁ、必ず居たよね、武道館にね。(BGM止まる)

続いては、その6.
1996年
(エコ−)SMAPとして6回目のコンサ−トで、6年目のコンサ−トで遂に!遂に!え〜やっちゃいました。おイタです。東京ド−ム。
 『“おイタ”なんて、何したかと思うじゃないの(ーー;)』

(♪BGM“俺たちに明日はある”)
初めてのド−ムっていう事で、夏、え〜遂に東京ド−ムと。これド−ムのねぇ、コンサ−トステ−ジっていうのはねぇ、何て言うの、俺的にはねぇ、すごく困っちゃうのね。
一番ビックリしたのが、ステ−ジ上で(エコ−)「ハッ!」って一言言うじゃん。(エコ−)「ハッ!」って言うと、このド−ムっていう、要は囲われた・・限られた、こう仕切られた空間だからぁ、音っていうのはねぇ、空気と一緒だから、空気を伝って音って飛ぶじゃない?そうすっとねぇ、ステ−ジ上で、東京ド−ムって特にスゴイんだけど、「ハッ!」って言うと、同じ「ハ」、要は山行った時にあのやまびこってあるじゃないですか。「ヤッホ〜!」(やまびこ)「ヤッホ〜!ヤッホ−!」っていうの。あれがね、東京ド−ムとか、あぁいうそのド−ム会場っていうのは、あの〜“ド−ムびこ”というかねぇ、“やまびこ”とは呼べない“ド−ムびこ”?っていうのが存在して、もうとんでもない・・あの〜状況の中でやるんだな〜とは思ったんだけど。
 『“ド−ムびこ”ね〜。わかるわかる^_^;そのせいで音がズレて聞こえるんだよね』
実際問題ねぇ、俺ねぇ、行ったの覚えてる。東京ド−ムで初めてコンサ−トやるって言った時に、「あそこまでお客さんて入るんですか?」って言ったら「入りますよ」って言うから、3階席のスタンドのいっちばん上まで行ったの覚えてるんですよ。
あのねぇ、・・いや、見える事は見えるの。人が。人が居るっていうのはわかるんだけどぉ、もうあの視力検査並みの大きさだよね、うん。だからあれはちょっと、あの・・自分らがステ−ジでやってる事がちゃんとそこまで届くのかなっていう事が、うん、あの不安材料として残ったのはスゴイ覚えてる。(BGM止まる)
 『2階でもステ−ジから遠いのに、3階なんてもうほんと豆粒状態よ。(経験者)
 スクリ−ンがあるからまだいいけど(ーー;)』

この年からまた続いてメンバ−も、ねっ!森がレ−サ−になるっていう決心をして、ま、その年からメンバ−が5人になり、うん、「人数減ったのにド−ムなんかでやっていいのか?!」っていうぐらいの状況だったんですけども、まぁ無事終わらす事が出来て、武道館から東京ド−ム、みたいな、ちょっとこうスケ−ル的にはアップしたんですけどもね。コンサ−ト会場だけ!う〜ん。
(舌打ちして)スゴイなコレ、まだまだ続くんだね。え〜じゃあ続けましょうか。

その7.
1997年、
(エコ−)SMAPがこの年初めて元旦ライブが無かった年ですね。

(♪BGM“Shake”)
で〜、要は夏休みを主にこう・・ねぇ!中心に俺らも全国をまわったのは覚えてるんですけども。この年からですね、なんかこう時々野外の、うん、コンサ−トが始められて。
まぁ、沖縄なんかはやってたんだけどぉ、まぁこの年1997年から東京の締めくくりとして横浜スタジアムっていう。うん。なんかSMAPの伝統行事みたいな、武道館から引き継いだ新たな・・なんかSMAPの「ここで締めればSMAPのツア−終わりかな」っていうのが横浜スタジアムっていうねっ。
 『スタジアムって解放感があって気持ちいいよね〜(^^)』
俺ねぇ、え〜っと、“SHAKE”でねぇ、自分のソロやってる時にぃ、詞を替えたのは覚えてる。
あの(歌う)「♪OH〜渋滞のタクシ−も〜♪」っていうところあるじゃないですか。あそこを〜、確かねぇ、雨か何かが降って来てぇ、(歌う)「♪OH〜雨が降って来ても〜♪」とかいってゆったらぁ、も(う)スタジアム中が「ぅお〜〜〜!!!」とかなってぇ。
 『そうそう!私も行ったから覚えてる(^_-)-☆その一言ですごく盛り上がったのよね〜』
んでぇ(歌う)「♪雨が降って来ても〜 気持ちがいいもんだ〜 夜はこれから〜 ィエィ ィエィ ィエィ♪」っつったのは覚えてる。
そうだ、雨だったんだこれ確か。それは印象に残ってますね。うん。(BGM止まる)
 『雨でステ−ジが濡れてて踊りにくかったって言ってたよね^_^;』

え〜続いて、木村拓哉が語る“SMAPライブ年表”その8.まで来てしまいました。
(エコ−)1998年、8年目の夏、SMAP2度目の東京ド−ム。

(♪BGM“セロリ”)
まぁ、この・・年かな、え〜日本中のもう、だから・・ド−ムっていうド−ムを初めてこうまわったのかな、うん。この時初めて福岡ド−ム、名古屋ド−ム、大阪ド−ム、東京ド−ムと。
あれ・・でもこん(この)時も、9月29・30、そんで10月の1日っていう3日間東京ド−ムでやってんだね、こん時からず〜っと。
もう東京ド−ムって慣れ親しんだ感じするけど、(息を吸って)俺はまだそうは思わないんだよな、毎回緊張す(る)んだよな、東京ド−ム。(BGM止まる)
 『じゃ今回も緊張するのかな^_^;』
(息を吸って)え〜続いて行きましょう。え〜まだあります。

続いての“ライブ年表”その9.
(エコ−)1999年、去年のツア−はSMAPで初めて!え〜ライブに大々的にこう・・映像を使った演出を持ち込まれて、(♪BGM“Fly”)(エコ−終わり)これはたぶんアレかな、まぁツア−タイトルが“BIRDMAN”っていう、うん、あの〜タイトルだったんですけどぉ。
“BIRDMAN”っていうあの曲・・あ、“Fly”か。“Fly”っていう曲のぉ、ビデオクリップ自体がぁ、あんな・・こう何て言うの?あの〜マジでやったの・・は、初だったのかな。プロモ−ションビデオにもかかわらず、なんか・・ちょっと長めの?スト−リ−ビデオだったのを覚えてるんですけども。
 『何と言ってもあのラストがカッコよかったな(*^-^*)』
(息を吸って)それが何かあった・・からなのかなぁ。あとスマスマの影響もあったね、う〜ん。それで何かでっかいモニタ−をコンサ−ト会場の中に入れて、うん、やってましたけども。オ−プニングとか車走らせてたからね、MUSTANG(←拓哉くんは“ムスタング”と発音してるのですが、正しくは“マスタング”です)。
あれね〜、動かなくてね〜、よく。あれ〜すごい・・あの〜何気にぃ、コンサ−トで普通に使ってたけど、オ−プニングで俺が運転して普通に始めてたけど、スゴイあれMUSTANGなんですよ!1970年ぐらいのMUSTANGなのかな。で、今の自分の年よりも先輩なんですよ、あのMUSTANG。
だからぁ、何気にねぇ、あの北海道の野外・・真駒内のオ−プンスタジアムとかやった時とかねぇ、スゴイんだよアレ。ブレ−キ効かなかったりするんだから、あの車。そういう状況の中、もう本番ぶっつけ・・その時からもうやっていましたけどぉ。
 『ブレ−キ効かないなんて、怖〜い!(* *)』

◆タイトルコ−ル◆

◆CM◆

(息を吸って)そして、え〜木村拓哉が語る“ライブ年表”その10.
遂に、え〜SMAPコンサ−ト始めて10年目の今年!え〜今年の・・2000年のライブ、“Smap”というツア−やってますけども。

(♪BGM“らいおんハ−ト”)
(息を吸って)これはまたドッキリ発言なっちゃうかもしれないけどぉ、今年の“Smap”のツア−で、どこの会場だったかなぁ?コンサ−トのね、後半の方で“らいおんハ−ト”を歌う場所があるんですよ。“らいおんハ−ト”のアルバムバ−ジョンを歌う所があるんだけどぉ、そこでぇ、頭っからケツまで、まぁ自分が歌ってないパ−トの所は、ねぇ!あの立ってるだけだからぁ、コミュニケ−ションとして?お客さんとのコミュニケ−ションとして、ま、手をず〜っと振るっていうのも俺ちょっとあんまりこう・・あんまり出来ないのね、こう・・手振(振るって)。
 『私が埼玉の会場で観た時は、アンコ−ルの“らいおんハ−ト”の時って
 みんな歌に入り込んでる感じで5人とも真剣な表情してたよ。
 だから、手を振る雰囲気じゃないんだろうなと思いながら観てたけど・・・』

慎吾とか見るとぉ、なんかスゲェ手ぇ振ってて、なんか俺、こんだけ(これだけ)オ−プンな慎吾はスゲェ羨ましいなぁと思うんだけどぉ。
自分でぇ、歌を歌わない限りぃ、あんまりこう・・素の状態で手を振るって俺スゲェ・・あの〜照れんの。だから“らいおんハ−ト”のね、アルバムバ−ジョンやる時って、頭から2番ぐらいまで俺なんも(なにも)サビぐらいしかないからぁ、コミュニケ−ションをとりようが無いの。
だからぁ、あの・・歌ってたんですよ、マイクは通さなくても、頭から。したらねぇ、何でかしんないけど慎吾が2番を歌い出すワケ。(歌う)「♪いつかもし子供が〜♪」つって慎吾が2番を歌い出すの。(そう)したら何かいっきなりぃ!「何だコレ?!」って言うぐらいトトッて落っこって来て、「あれっ、・・何だろう?」ってなったのは覚えてる。
 『“何でかしんないけど”って、2番の最初は慎吾ちゃんのパ−トでしょ?』

◆提供クレジット◆

(♪“らいおんハ−ト”がフェイドアウトして終わり)


今回は久し振りに突っ込み易い内容で楽しくレポが出来ました。ちょこっとだけでしたが今回のライブの話もしてくれましたね。ほんとはもっともっと聞きたかったのに・・・。
ツア−が終わってしまって寂しいですが、でもこれから年末年始にかけてまたあちこちの番組に出てくれそうなので楽しみにしていようと思います。
今からこんな話をすると鬼に笑われそうですが、来年の1月から拓哉くん主演のドラマが始まるんですよね。そろそろ撮影が始まるとテレビのワイドショ−で言ってたので、そしたらその話もしてくれる事でしょう(^^)
あ、それだけじゃなくて、元旦に放送される“世にも奇妙な物語”の撮影もあるんだ・・・。SMAPくんたち、これから年末にかけて大忙しで大変だと思うけど、体に気をつけて頑張ってもらいたいですね!
レポ担当は、今から新ドラマの話が聞けるのを楽しみにしているなっとうキムチでした。


11/17

第279回 No.428 marico


★ 11月17日 “17歳の夢”の巻 ★


★ 拓のおへそ ★
17歳の描く夢
17歳の生の声を届ける
新社会人へ向けての苦言

★ 今日の拓つぼ ★
夢その1:チエちゃんの夢
  その2:エミコちゃんの夢
  その3:ユカリちゃんの夢
  その4:ヒロミちゃんの夢

『Deep Point』はナシです。

(♪BGMアナーキー“叫んでやるぜ”)
さあ、それでは早速いきたいと思います木村拓哉What’s Up SMAP。
ま〜ずはですね、福岡県にお住いのチエちゃん17歳のFAXです。

◆今日のお便り1通目◆ 福岡県 チエ 16歳

「今、私は女子高校に通う17歳にもうすぐなります。私は普通高校とは違うキリスト教の学校に通ってます。私は将来看護婦になるのが夢で、今、第一歩の所にいます。看護の勉強は難しいですが、来年3年生の実習に向けて頑張ってるとこで〜す。何度も途中挫折しそうになりました。拓哉君は挫折しそうになった時、どんな事で気持ちを落ち着かせていましたか?」

っていうね、え〜チエちゃんなんですけども。
じゃあ、チエちゃん、の今現在17歳の夢は!(エコー)

チエ「(エコー)患者さんから、慕われる様な看護婦さんになりたいです」

◆木村拓哉のWhat’s Up SMAP!!◆

チエ「今〜」
拓哉「うん」
チエ「病院では〜、実習に行って分かったんですけど〜」
拓哉「あ〜あ〜あ〜」
チエ「なんか・・・お年寄りが〜」
拓哉「うん」
チエ「看護婦さんに対して、なんか“トイレは何処ですか?”とか」
拓哉「うん」
チエ「質問したりした時に、なんか突き放した様なものの言い方とか」
拓哉「うん」
チエ「してたから〜、患者さんから何か質問されたりとかしても〜」
拓哉「うんうん」
チエ「慕われる様な看護婦になりたいと思います」

♪今日の1曲目 【アナーキー  ノットサティスファイド】

え〜とこの番組、先々週とその前かな?このね、What’s Up SMAPん中で“17歳”の話したんですけども〜。その17歳のみなさんと直接話もしたりなんかしちゃいました。
なんですが、そん時の放送への反論!え〜こんなFAXからいってみたいと思います。                           
15歳の女の子から来てますね。

◆今日のお便り2通目◆ マコ 15歳

「私はまあ15歳なんですが、でも、今回のこの企画について私なりの意見があったのでFAXを送りました。
なんで、こんな企画作ったんですか?この企画をやる自体、あまり良くないんじゃないかと思って。まあ、今の少年少女の声を聞きたかったから、そんなわざわざ17歳って限定しなくてもイイと思うよ。大人とかって、すぐ限られた所だけに目を遣るから〜、世間もそれを基準に物事考えたりするよね。17歳の人に“17歳の事件についてどう思う?”って聞くのもおかしいよ。だってその人に聞く程、その人が関わってるわけじゃないんだし〜。17歳っていうより中高生が自分なりにそれについて考えとか持ってればイイんじゃないの?昨日まで16歳で〜、今日、17歳になって、世間が持つ“17歳”のイメージに当てはめられちゃうのかって・・う〜ん。理解出来ないよ。こういう企画をやってる拓哉君は、結局世間と同じ見方してるんじゃないかナ〜って思っちゃったケドォ〜・・・。
拓哉君の考えをもっと聞きたいで〜す。15歳なのでこの企画にはルール違反かもしれないケドも、読んで貰えただけでイイのでお送りしました」

っていうね、FAX来てるんですけども〜。
まっ確かにね!このマコちゃんがおっしゃる通り、17歳と括ってる所はあるかもしれません。うん。それは、まあ他のマスメディアと同じかも・しれません。でもですネ〜・・あの〜・・何て言うかな〜・・・うん。やっぱり自分もそうなんだケド〜・・直に、自分の声で〜肉声で?やっぱ伝えないと〜、それこそマスメディアがよく使う手法として面白可笑しくってよく、ね?言う言葉だけど、なんか必要じゃない、その気持ちには不適切な言葉が含まれたりとかするじゃないですか。なんかそういうものを、出来たら省きたくて〜、括ってる事は確かに括ってるかもしんないだケド、その人達の肉声がちゃんと届けばイイかナ〜と思ってこういう企画を始めたんですけどね〜。う〜〜ん。
後ね〜。ちょっと調べたんですけど〜、未成年の犯罪とか、確かに、ね?17とか19っていうのがすごい多いらしんですけども。まあ、そんな現実もある中!なので、直接!このね、直接っていう所をね、うん、出来たらラジオを聞いてるみなさんにも汲み取って頂けたらナ〜と思うので、え〜今日もやらして頂きます。

◆タイトルコール◆

◆提供◆

◆CM◆

◆タイトルコール◆

まあ、でも、直接話してみてすごい思ったのは〜、あのね、「こうなりたいナ〜」とか、ある意味“夢”とまでは・・“夢”っていうなんかクサイ言い方になっちゃうかもしんないケド、夢とかある程度自分のプランがたってる人っていうのはね、そういう人達は大丈夫だナ〜っていう・・事かな〜?それ、スゴイ思う。
だから、今日はですね、17歳のみなさんに、え〜〜“夢”!を、いろいろね、聞いていこうと思ってます。

(♪BGMアナーキー“缶詰”がしばらく流れた後)
え〜早速ですね、セブンティーンの人とどんどんどんどん話してですね、どんな夢を持ってんのかとか、どんなプラン持ってんのか、ちゃんと夢あっか〜?ないのか〜?っていうのをね、聞いていきたいと思います。

◆今日のお便り3通目◆ 神奈川県 エミコ 17歳

「いきなりですが、拓哉君は学校が好きでしたか〜?私は今、高校3年生なんですけど〜学校が大っ嫌いです。嫌いになったのは中学生の時で、自分でも原因が分んないんですけど〜、登校拒否っぽくなった事があります。私は今は、毎日ちゃんと通ってるんですけど〜、やっぱり苦手です。
学校が嫌いな理由は、成績で何でも決めつける先生。厳しい校則。そして、クラス内で物が無くなったり財布を盗まれたりする私のクラス。本当に学校ってつまんないなと思ってしまいます。
自分で楽しもうと思わなきゃ楽しくならないのは分かっているけど、何の為に学校に行ってるのか時々分らなくなってしまいます」

っていうね、エミコちゃんなんですけども。
エミコちゃんの夢ってありますか〜?(エコー)

エミコ「(エコー)車を買って〜、いろいろなトコに行きたい」

(♪BGMアナーキー“3・3・3”)
拓 哉「で、今、FAXを読んだんだけどさ〜」
エミコ「はい」
拓 哉「どうしたのよ?これ。学校嫌いって」
エミコ「え?う〜〜ん。行ったって・・」
拓 哉「何よ。だってもう高3っしょ?」
エミコ「うん」
拓 哉「え?高校の後とかどうしちゃうの」
エミコ「就職です」
拓 哉「あ、何やんの?」
エミコ「え〜〜事務」
拓 哉「事務。“校則で縛られたり”?」
エミコ「うん」
拓 哉「“成績で全部決めつける先生とか”?」
エミコ「うん」
拓 哉「う〜ん。“が嫌い”って書いてあるけど」
エミコ「うん。嫌い」
拓 哉「多分ね、仕事場へ行ってもね、仕事場なりの嫌な事っていうの絶対出てくると思うよ」
エミコ「うん。それは分かってる」
拓 哉「“おい、今からそんな事言うなよ”って言うかもしんないけど、会社っていうのもさ」
エミコ「うん」
拓 哉「成績社会なワケであったりするわけじゃん?」
エミコ「うん」
拓 哉「でさ〜、これ、FAXに“登校拒否っぽくなった事ある”って書いてあるんだけど」
エミコ「うん」
拓 哉「“自分でも原因が分んないんですけど”って書いてあるんだケド・・」
エミコ「先生から逃げてた・・先生嫌いだった」
拓 哉「それ、先生っていう先生が全部嫌いだった?」
エミコ「うん。“先生”っていう文字だけでも嫌い」
拓 哉「ウソ」
エミコ「うん。だって先生ぶってんだもん」
拓 哉「(笑い)だっ、先生じゃん」
エミコ「(エッヘッヘッヘ〜笑い)うん、な〜んか・・うん、自分が一番偉いと思ってる先生」
拓 哉“先生”って先に生まれた人だから“先生”なワケじゃん
    だから、知ってる事とか〜、“俺、コレ食ったらスゲ〜旨かったよ”、
    “コレ食ったらチョ〜マズかったよ”とか」
エミコ「うん」
拓 哉「“ああいう男ってサイアクだよ”とか“ああいう男、最高だったよ”とか」
エミコ「うん」
拓 哉「先に生まれた人が〜、自分の情報だったり自分の感情だったりを〜」
エミコ「うん」
拓 哉「経験・・ま、要はひっくるめて経験?」
エミコ「うん」
拓 哉「を!次の人たちっていうか・・自分より後に生まれてきた人達」
エミコ「うん」
拓 哉「先生がいたとしたら、後生でもいいや、別に何でも・・の人達にこうやって渡していく..
    渡してくっていうか、そのコミュニケーション自体があるから
   “先生”ってなると思うのね
。俺は」
エミコ「うん」
拓 哉「会社に入ってさ・・」
エミコ「えっ?そしたら、みんな先生だ」
拓 哉「そうだよ」
エミコ「・・・」
拓 哉「だから、エミコも、今の高校1年生とか〜、1年生2年生にしてみれば
   エミコは先に生まれてんだから、“エミコ先生”なんだよ」
エミコ「(すっごい感心したカンジで)あ〜っ、スゴ〜イ!そっか〜」
拓 哉「うん」

♪今日の2曲目 【アナーキー  屋根の下の犬】

続きまして、どんどんいきましょう。

◆今日のお便り4通目◆ 埼玉県上尾市 ユカリ

「ニュースなんかで、一つにまとめられてる17歳。でも!この世に生きてる17歳が全て犯罪を起こしたの?犯罪を起こしてしまった人が、たまたま17歳なだけであって17歳だから悪い事をしたわけじゃないと思う。不満を人にぶつけてたらキリが無いと思うけど、いろんな意味で環境が悪いと思う。大人は理解しようとしてくれてるのかな〜?結果を批判してるだけじゃないのかな〜?大人達が自分の子供の頃の気持ちを少しでも思い出して、理解する努力をしてくれたら、ちょっとずつかもしれないけど、変わるんじゃないかな〜?
私自身、今、17歳というのは子供だと思う。でも、大人が何歳からなんて分らない。完璧な人なんていないし、人の価値観だってそれぞれ違うし。何がいいのか悪いのかを判断するのは自分の心。その心を磨いて自分を誇れる人間になりたい。例えそれが、20歳だったり60歳だったとしても。
拓哉君は今、自分を誇りに思っていますか?」

っていうね〜、ま、そんな〜〜ユカリちゃん17歳の今現在の夢は!(エコー)

ユカリ「(エコー)保母さんになって、小さい子と遊ぶ事です」

(♪BGMアナーキー“心の鏡”)
拓 哉「ここに書いてあったんだけど〜、ユカリのFAXで」
ユカリ「はい」
拓 哉「“犯罪を起こしてしまった人がたまたま17歳なだけであって”って書いてあるじゃん?」
ユカリ「はい」
拓 哉「“たまたま17歳”っていう..ハズなんだけ・ど〜
   その“たまたま”いう・・状況じゃないじゃん、今」
ユカリ「あ〜」
拓 哉「実状を見ると。それこそ15歳とか16歳に比べて?」
ユカリ「はい」
拓 哉「やっぱ多かったりもするし〜」
ユカリ「う〜ん」
拓 哉「そういう現実があるわけじゃん?」
ユカリ「はい」
拓 哉「なんか、あんのかな?その時に」
ユカリ「う〜ん・・今だから〜」
拓 哉「うん」
ユカリ「17歳ってやっぱまだ未成年だから〜、刑が軽かったりするじゃないですか〜」
拓 哉「うんうん」
ユカリ「で、今やってもまたすぐ出られるからとか」
拓 哉「うん」
ユカリ「そういう気持ちが多少あるのかな?とは思うんですよ」
拓 哉「うん」
ユカリ「やっぱいろんな事に興味あるし、なんか高校生になって〜、
   なんかちょっとやっぱ中学生とは違う?」
拓 哉「あぁあぁあぁ」
ユカリ「気持ちとか・・」
拓 哉「やっぱ、中学から高校行ったら変わるよね〜、気分ね〜」
ユカリ「うん。大分変わりますね、やっぱり」
拓 哉「ね?」
ユカリ「なんか中学校は〜、やっぱ義務教育じゃないですか」
拓 哉「あ〜あ〜あ〜」
ユカリ「だから“行かされてる”っていう気持ちもあるし〜」
拓 哉「うん。うん」
ユカリ「でも高校行くとやっぱり、みんな別々の場所から来たり〜」
拓 哉「うん」
ユカリ「いろんな影響があったりするから〜、一気にがらっと・・変わる」
拓 哉「変わるよね〜?」
ユカリ「はい」
拓 哉「しかも、ほら義務教育じゃないからさ、自分でその学校を選んでるわけじゃん」
ユカリ「あ〜」
拓 哉「ほんで、その上で受験してるわけでしょ?」
ユカリ「はい」
拓 哉「・・なんで、この・・やっぱ出てくる数字がこの数字なんだろうね。不思議だよね」
ユカリ「すごいなんていうの・・う〜〜ん・・自分の同い年の人がそんな事してるのかな?
   と思うと・・う〜んスゴイと思うけど、やっぱりコワイなって・・う〜〜ん」

◆タイトルコール◆

◆CM◆

◆タイトルコール◆

(♪BGMアナーキー“READY STEADY GO”)
さてさて、続いて続いてどんどんいきましょう。え〜、17歳の人とどんどん話してどんな夢を持っているのか?

◆今日のお便り5通目◆ 埼玉市 ヒロミ
拓哉「あっ、そうか。埼玉市っていうのは新しく出来た所なんですね」)

「先日の放送聴きました。なんだか素晴らしい詩で後味良く終わったのです・が、時間が経って良く考えてみると“うん?”って思う事がありました。それは17歳事件について意識が無さ過ぎるっていう事です。
私は、事件を起こしてしまう様な要素は誰にでもあると思います。17歳という年は何につけても不安定な時期だからです。だから自分とは関係ないなんて言ったら、何の解決にもならないと思う。少年法改正などと言われていますが、それより先に何かする事があるんじゃないでしょうか?そういう事に気が付かない17歳が世間で言われている“17歳”なのだと私は思います。だから、みんなに考え直して欲しい。私自身、このラジオがきっかけで考え方がかなり変わったよ〜」

っていうね。

拓 哉「ヒロミちゃんの今、夢あります?」

ヒロミ「(エコー)早く親を楽にさせたい」

(♪BGMアナーキー“平和の裏側”)
ヒロミ「えっと〜、なんか今〜」
拓 哉「うん」
ヒロミ「私立の高校に行ってるんですね」
拓 哉「あ〜あ〜」
ヒロミ「で、スゴイお金かかってて」
拓 哉「うん」
ヒロミ「で、なんかその為に〜なんか親もすごい頑張って働いてくれてて・・
   うん・・そっちの方に・・頑張って働いて・・」
拓 哉「え?今、高3?」
ヒロミ「高3です」
拓 哉「あ〜」
ヒロミ「年の離れた姉妹(きょうだい)がいて〜、で、やっと大きく育て上げてたのに、
    また最初から、なんか育てて、すごい、なんか頑張って育ててくれてて」
拓 哉「うん」
ヒロミ「うん。早くなんか、自分で経済的に自立して」
拓 哉「うん」
ヒロミ「うん、なんか温泉とか連れてってあげたいな〜っと・・思ってるんです」
拓 哉「え?じゃ、何?高校出たら就職すんの?」
ヒロミ「いや、受験・・・大学」
拓 哉「大学・・上いく?」
ヒロミ「はい」
拓 哉「お〜、上いく?」
ヒロミ「はい。だから、またお金かかっちゃうし」
拓 哉「でも・・・・・多分、ヒロミも親になったら同じ事するんじゃない?」
ヒロミ「(気付いたカンジで)ン〜!」
拓 哉「ね?」
ヒロミ「そうですね〜!」
拓 哉「そういうお父さんお母さんに育てられたんだったら、
   ヒロミもそうやって育てるんじゃない?」
ヒロミ「ん〜!あっ、そうです」
拓 哉「きっと。俺、逆に〜、そのお父さんお母さんを温泉連れてくのも
   スッゲー!イイ事だと思うんだけど、ヒロミの両親がしてくれた事を〜、
   今度返せるのは、多分、ヒロミの子供だと思うよ

ヒロミ「(感心したカンジで)あ〜!そうですね〜」
拓 哉「うん。それが一番の親孝行だと思うし」
ヒロミ「うんうんうん」
拓 哉「だから、温泉行くのはさ〜それも最高じゃん?」
ヒロミ「うん」
拓 哉「うん。それもスゲーイイと思うし、メシどこどこ行ったりね、も、出来ると思うケド」
ヒロミ「うん」
拓 哉「うん。一番そうやって自分達の事を育ててくれて、よく一生懸命育ててくれてって
   思えるヒロミが今、いるんだったら〜」
ヒロミ「うん」
拓 哉「うん。それをそのまんま、なんか自分の子供に反映させられる事が出来たら
   最高じゃない
。もっと」
ヒロミ「は〜い。そうですよね」
拓 哉「うん」

♪今日の3曲目 【RCサクセション  君が僕を知ってる】

でね〜、これ〜〜〜FAXでちょっともう1枚、ちらっと紹介したいな〜と思うんですけども。これは最後に1枚。

◆今日のお便り6通目◆ 名古屋市 ヨシコ 28歳

「先日放送の17歳の主張について、28歳の私は少々ひっかかりました。その内容とは“時代が違うから大人の考え方を押し付けないで欲しい”というものです。手紙を書いてるのは高校生です。高校生の内はそれでもいいと思います。大学生もそれでいいと思います。自分の考えを貫いて自由に生きてもらえば。でも、社会人になる人はそれでは困るのです。
私はもう、既に社会人になって9年半が過ぎます。いろいろな新入社員が入社して来ました。その人から見れば、きっと立派にお局様と呼ばれている事でしょう。しかし、その新人達のひどい事!きっと私と同年代の人達には分かって貰えると思うけど、まともにお茶一つ入れられず、掃除も出来ず、こんな躾レベルの事までいちいち言わないといけないの?という事ばかりなのに、サボる事だけは一人前。それで、今まで何をやってきたの?という人ばかり。(拓哉「う〜ん」)これも“時代が違うから”と言い“新人類だから仕方ない”と何人が諦めている事か。それが現実です。このラジオを聴いてるみなさん、どうか会社に入社したら先輩のする事をもっと見て下さい。そして言われなくても少しは見て覚えて下さい。かなり切実なお願いです」

っていうね、28・・俺とタメか。の人から来た、う〜〜ん、ねぇ、FAXなんですけども。ちょこっとね、ちょこっと説教くさいかなという様なFAXですけども。
でも、これが現実だとしたら〜!“これが現実ですよ”って、まあヨシコさんは言ってますけども〜、こういう現状が、(FAXをパシッと叩いて)今あるんだとしたら〜、俺が今日話した17歳もそうだし、今をラジオを聴いてる人ん中に、これから社会人なりますよっていう人がいたら、是非是非!逆にこういうヨシコさんみたいな人に「今年の新入社員は悪いけど今までのと違うよ」ぐらいの、それぐらいのこう気持ちで頑張って欲しいなっていうのはありますね。うん。
まあ、今現在までの新入社員はヨシコさんに対してそうだったかもしんないけど、“違うよ”っていうふうになれたらね〜、う〜〜ん、スゲーイイかな〜とは思うんですけど。
なんか、逆にね〜新人さんがいきなり入ってきて、入社してきて、仕事出来過ぎんのもちょっと恐ぇかな〜(笑い)とは思うんだけど。ねえ?なんか出来過ぎたら出来過ぎたで、今の日本的に考えると「若いのにオメエ、なんか出しゃばってよぉ」みたいな。なんか出来たら出来たで叩かれるみたいなさ。そういうのもなんかね〜、あるんじゃないかな〜っていう・・うん。逆にそれはこのFAXを送って下さったヨシコさんとか?他の、まあね、社会人としても過ごしてらっしゃる先輩方の人にも、うん、なんか切実な思いとしてあるんじゃないですかね〜?新社会人の人達は。

◆提供◆

(♪BGMアナーキー“缶詰”でFade Outでした)


今回は17歳シリーズ第2弾!?“17歳の夢”でした〜。
私も3人の子持ち(^_^;)なので、ここ数年の凶悪事件はすごく気になります。でも、だからと言って「17歳」って一括りにするのはやっぱりどうかナ?勿論、一つ事件が起こる事によって同世代への影響は確実にあるとは思うんだケド、だからってそこに囚われるのも・・・。そういう点では15歳のマコちゃんの意見に同感です。
それにしても、自分の17歳と比べて、今回出演(?)された17歳の女の子達はすごくイイ子ばっかりで、ホッとした様な気もします。17歳っていうと、私は10数年昔(^_^;)の話ですが、か〜なりイタイ高校生だったかも・・・。今振り返ると、随分子供だったナと思うのですが、大人や社会にガンガン反発する時期も大切だと思います。世間の風評なんか気にしないで個人個人で頑張って欲しいですネ。
ううむ。なんだか脈絡ない文章でゴメンナサイ!またネ〜。

from marico


11/10

第278回 No.88 meron


★11月10日 “レギュラー番組始まりました”の巻★


★ 拓のおへそ ★
15分番組“TV’s HIGH”

★ 今日の拓つぼ ★
マッサージは、たまらな〜い!
あえて、ひっそりスタートさせました
15分を13時間で
青島幸男さんって

『Deep Point』はナシです。

まずは、なんでこんなヒミツを知ってるの〜?とゆうこんなFAXからいきましょう。

◆今日のお便り1通目◆ 北海道・旭川市 教員・まみ

今回のコンサートでは、年上二人がマッサージに、はしっているという噂ですがホントですか?でもわかります。私も職業上、子供達と本気で缶蹴りや鬼ごっこをするのですが、体力がもちません。次の日、朝は体が痛くて痛くて起きあがるのもつらいです。まだまだツアー、アンド缶蹴りなんかは続きますが、倒れない程度に頑張って下さい」

◆木村拓哉のWhat’s Up SMAP!!◆

(エコー)
木村拓哉27歳、芸能界の荒波に揉まれ、マッサージギャルに揉まれ、海では本当に波に揉まれ、揉まれまくってます。Leftfield-Bambaata、“AFRIKA SHOX”

♪今日の1曲目 【Leftfield-Bambaata  AFRIKA SHOX】

とゆうわけでねえ、ちょっと今、はまってんですよ、マッサージに。たまんないじゃないですかあ。あとさっきあの、オープニングで、“マッサージギャルに揉まれ”っつってゆってましたけど、あれ、すいません、ちょっとあのぉ全国ネットなんで見栄をはっちゃいました。ホントはあのぉ、マッサージギャルじゃなくてですねえ、時々ホテルなんかによっては、マッサージ・お婆ちゃんぐらいまでいっちゃってるんですけどぉ。ホテルのほら、部屋に付いてる覗き穴、あるでしょう?ピンポ〜ンって鳴って、「マッサージで〜す」って来たから、「あ、来た」と思って、覗き穴からこうやって見てもね、誰もいないんですよ、部屋の前に。(フクちゃんの笑い)「あれ、来てねえじゃん、まさかピンポンダッシュされたのかな」と思って一応扉をガチャって開けるとね、覗き穴よりもね、小柄なお婆ちゃんが立ってたりとかしてぇ。そうゆうちょっと状況の中、マッサージを受けてるわけなんですけどもぉ・・・うん(舌打ち)まあねえ、25も越えてねえ、クルクルクルクル回ってると、時々ねえ、足がピキッてなったりするわけですよぉ。まぁそうゆう時に、こぉマッサージの助けを借りて、頑張ってる今日この頃なんですけども。
 『私もコンサート前に、マッサージ行こうかなって思うことある・・・^^;』

◆タイトルコール◆

◆提供クレジット◆

拓哉「フクシマも好きだろうな、おまえ大好きでしょう?」
フク「好きですねえ」
拓哉「ねえ」
フク「はい」
拓哉「マッサージってゆうのはたまんないよねえ」
フク「ええ」
拓哉「あの抜けた瞬間いいよね、こぉ、“あう゛っ”・・てゆうね」
フク「気持いいです」
拓哉「気持いいねえ」
フク「ええ」
 『マッサージでも、抜けるの?(-_-;)(-_-;)(-_-;)』

◆CM◆

◆タイトルコール◆

この番組にFAXのほう、何通も届いていましたが、実はわたくしですねえ、この秋からテレビでレギュラー番組を持ちました!(パラパラとまばらな拍手の音)すんごいパラッパラな拍手の中、発表しましょう。タイトルは“TV’s HIGH”!!
 『いよっ!!!(^^)』  
ね、ええ〜東京だと金曜の夜の1時半・・・毎週15分ってゆう。しぶくない?(フクちゃんの笑い)夜の1時半から15分。ラジオは30分、テレビは15分。もうちょっとずつだけ。現場に来て下さるおっかけの皆さんからの手紙にも書いてあるんですけど、“あの、15分ってゆう短さはなんなんですか?”ってゆう。(スタッフの笑い)なんで木村・・・あ〜こぉやってる番組なのにそのぐらいの時間で終わるんですか?ってゆうねえ。うん、それが逆に狙いだったりするんですけどねえ。
 『ん?ちょっとうれしそうだぞ〜(^^)』
なんかアレでしょ?始まってるのいつから?って感じだったでしょ?それもね、あえてなんですよ。もう全く、こぉなんてゆうの?宣伝とか、“テレビジョン”とか“テレビガイド”とか〜、あといろいろあるじゃないですか、そうゆうね、テレビ誌。そうゆうのにも載せませんでしたからね、うん。“これさぁ、このあいだやってなかった?”ってゆう・・・そうゆうスタンスで受け入れてもらえたら良かったなあと思って、ああゆう形を取ったんですけどぉ。
まあねえ、内容自体は見た人しかわからないんじゃないかなあ、と思うんですけども。中でどんなことをやってるかといいますとぉ、ええ〜、ひとことで言いますと!・・・う〜ん、まあよくわかんない番組ですね。一応、あのストーリー性にはなってるんですけどもぉ。そのストーリーってゆうのは〜、木村拓哉とゆう、こぅ人間のもとにですね、テレビ局キットとゆう物がいきなり届いてきて、視聴率80%を取るまで、家からそのキットを使って放送し続けなきゃいけないとゆうストーリーになってまして。で、そのために変な映像とか、ガンガンガンガンガンガンガンガン流していくんですが、多分見た人の〜9割近くの人は、多分ねえ、あの〜、何が言いたいのかわかんない様なものばっかりが流れていくと思います。
 『私の地方では、まだ1回しかやってないから、さっぱりわからんわい(-_-;)』
だからこそ15分にしたのかなあ、とも思うんですけども。“簡単に作ってんじゃねえの?15分なんてよぉ、楽な仕事してんなあ”と思うでしょう!(ブザーの真似をして)ブッブ〜!
・・・この番組にも来ますね、Wha’ts Upの方にも、よくFAXとか手紙とかで、ハガキとかで、あの〜まあ、なんてゆうんですか?そうゆうラジオとかテレビのお仕事を今後していきたいんですけど、ってゆうね、相談のFAXとか沢山きますけど。ええ、そうゆう風に言ってる方達にですね、え〜ひとつだけ。
・・・あの15分番組を作るのに、どれぐらい時間がかかるか。・・・これ、も〜びびりますよ。ホント聞いたら。あの実際にスタジオに入ってぇ、あの番組を撮影しますってゆう風になる前、要は打ち合せの段階ですね。“今後こうゆうことをやっていきましょうか”とか、“内容はこうしましょう”“いやこれはちょと違うんじゃないですか”ってゆう会議。も〜、もちろん僕も参加してやったんですけども。代官山にある、とあるカフェで打ち合わせをしまして、計5時間の打ち合わせをしまして。撮影はねえ、だいたいひとつ、まあ15分を撮りきるのにあたって、この間11時半に入って、終わったのが12時半?(フク「そうです」)うん、だから〜時計がですね、一周くるりんちょって回って、要は13時間ぐらい・・・ですね。まあ15分を13時間かけて(フクちゃんの笑い)撮ってるとゆう、え〜感じなんですけどもぉ。
 『ええ〜〜〜っ??1時間かと思っちゃったよ^^;』
なんかあれらしいっすよ、最近テレビ局とかスタッフの新入社員の方が入って来ると、バラエティ部門に行きたいってゆうADさんとか少ないらしいっすね。(フク「ほぉ」)うん、なんか変に時間ばっかりかかって。内容はねえ、こぅ一発勝負じゃない。だからねえ、あんまりねえ、人気が無いらしいんですけどねえ。そうゆう人たちに是非、担当してもらいたいですね、この“TV’s HIGH”もうかなり!(力をいれて)いや、あのねえ、思うけど。ちょっとオレ上着脱いでいい?ちょっと暑くなってきた。(ごそごそと脱いでいるような音がしています)あのねえ、山下達郎の“クリスマスイブ”のCDジャケットの上を歩くカメを撮るだけに40分かかってんだからね、あれ。(フクちゃんの笑い)ホントだよ!あのね、ちっちゃいカメの周りに何人の大人がいたと思う?オレを含めて・・・。7、8人で、カメがそうゆうことで歩くのかな?ってゆうぐらいの奇声を発するの、大人8人ぐらいが。「(怒鳴るように)おわ〜〜、こら〜!!」とかいってゆって(スタッフの笑い)、真剣にカメに向って叫んで、そうすっとカメがタカタカタカタカって動くと、「今の回したか!?」とかいってゆって、「回ってませんでしたぁ」とかゆうと、また「ぅわ〜、じゃ、もう一回〜!」とかいってゆって(スタッフの笑い)、ホントにそれぐらいの撮り方してますからねえ。うん、新入社員の方に是非、経験してもらいたい空間なんですけどもぉ。

さあ、木村拓哉のWhat’s Up SMAP、じゃあここでですねえ、映画「チャーリーズ・エンジェル」・・・これ観てぇ〜!そのサントラから、じゃあ、お届けしましょうか。destiny’s childで、“INDEPENDENT WOMEN PART1”

♪今日の2曲目 【destiny’s child  INDEPENDENT WOMEN PART1 】

これ、もうやってるよね。映画館ではねえ。こ〜れはキャメロン・ディアスがねえ、「マルコヴィッチの穴」にも出ていたキャメロン・ディアス、気づかなかったでしょ?「マルコヴィッチの穴」にも出てんだよ、あれ、奥さん役で。うん、そのキャメロン・ディアスが今度「チャーリーズ・エンジェル」ってゆう。ああ、これ明日からか、ロードショーが。いいっすね、行きたいっすねえ。
 『好き?キャメロン・ディアスって』

◆タイトルコール◆

先ほどから“TV’s HIGH”の話をしていますけどもねえ。え〜、今日ですか、今日の第2話。これすごいでしょ、第2話って一応言ってるけど、もう放送的には3回目ですからね。実はvolume 0(ゼロ)ってゆうのが、ありますから。この0(ゼロ)から始めるところがいいでしょ?今日のね第2話、まあ3回目の放送からですね、なんとあの、元東京都知事の青島幸男さん、これ、この人、レギュラーですから。(スタッフの笑い)
 『どういったつながりで?』
もと意地悪ばあさんだけどね。まあ一応、元都知事とゆう役で・・・青島さんってゆう役なんですよ、その名も。だ(から)、実名のまんま。僕を利用してですね、木村拓哉とゆう人を利用して、もう一度日本にバブルを巻き起こさせようとしているってゆう、とんでもない役ですから。
でもね、なんかね、真実味あんだよね。(スタッフの笑い)その青島さんがゆうと。なんかホントにそれ狙ってるんじゃねえかなってゆうぐらいの。なんかすごく説得力のある人なんですけどもぉ。で、この間、撮影スタジオで、初めてこ〜、たいまんで会ったんですけど。あのねえ、(鼻をすすって)みんなねえ、そのぉ都庁をね、都庁じゃねえや、(ちょっと笑いながら)都知事か、都知事をやってる頃の青島幸男さん?まあそれのさかのぼると、意地悪ばあさんもまあそうだけど・・・あのねえ、青島幸男とかねえ、いかりや長介とかねえ、ああゆう〜おじさん達・・・まあ自分らからすると、おじさんじゃないですか、68だし。68ってゆうのも、ちょっと驚かない?ちょ〜若いよ。なんだけど、若いんだけど、なんかねえ、「失礼ですけど、青島さんって今、おいくつなんですか?」ってゆったら、「いや、木村さんは今年、おいくつなんですか?」ってゆう、「いや、28になります」ってゆったら、「いや〜そうか参ったなあ、40も違うんだあ〜」ってゆうから、“ん?”って単純計算して68でしょ?で「じゃ、68才なんですか?」ってゆったら、「うん、68。見えないだろ〜?」って普通に言われて、「見えないっすねえ〜、若いっすねえ〜」ってゆったら、その次に返って来た言葉が、ちょ〜かっこ良かったからね。「若いっすねえ」ってオレがゆったら、「頑張ってるからねえ」ってゆって・・・うん。なんかねえ、その「頑張ってるからねえ」の次にオレが言い返す言葉が出て来なかったもんね。
うん、まあ、でもいろいろ大変だったらしいですよ。そのカメラが回ってないところで、僕も直にちょろちょろっとお話はさせて頂いたんですけど。まああの〜ねえ、都知事をやってた時に、別にその前まで政治家だったワケじゃないじゃないですか。んで〜、いきなりねえ、都知事に立候補して、都知事に実際になって。んで〜あの〜、お台場のねえ都市博・・・うん中止したりとかして。いろいろ叩かれたり。あと〜ねえ、青島さんのこと自体をあんまり良く言わない人も周りにねえ、いたりなんかして、いろいろ大変だったってゆうことを、うん、聞かされたんですけどぉ。
・・・今の総理大臣、どうなんですかねえ?(スタッフの笑い)ホントに・・・難しいですよねえ。え?オレ的に?オレ的に今の芸能界じゃなくて政治界?
 『おっ、聞いてみた〜い(^^)。
  17才の意見聞くのもいいけど、拓哉君の意見も聞いてみたいっす』

わかんないっすねえ・・・うん・・・ってゆうか、わかんないながらにしても、わかんないオレでさえも、あの〜あんまり見た目も、なんか伝わってくる、う〜ん・・・印象も、あんまり良くないよな。なんかあら探しばっかりお互いにしててぇ。ねえ、このあいだのねえ、官房長官の件もありましたけど。なんか、かっこわりいなあってゆう。中学生同志のつつきあいみたいな、大人がやることじゃないんじゃないかなあってゆう事をやってるようにすごい感じるんで〜・・・う〜ん。

(舌打ち)さあ、まあねえ、自分の作り上げてる“TV’s HIGH”の話ばかりしていてもしょうがないんですけど、ここで1曲。あの〜もうアルバム出て結構たってるんですけど、ツアーも始まったしねえ。ええ、「Smap 014」とゆうアルバムに入ってます、8曲目に入ってますけど、ええ、じゃあオレが歌ってます、「shiosai」ってゆうの聞いて下さい、どうぞ。

♪今日の3曲目 【木村拓哉  shiosai】

◆タイトルコール◆

◆CM◆

◆タイトルコール◆

いや〜青島さん・・・(スタッフの笑い)すごいんだよ、TMCってゆう世田谷の成城にあるスタジオにホントは集合だったんだけど、フジテレビの番組ですって聞いただけで、あの人お台場に行っちゃうぐらいの人ですからね(スタッフの笑い)。“いやそれは青島さん”ってゆう話でしょ?知ってる?青島さんって放送作家だったの、昔・・・ね。意地悪ばあさんってゆうね、あの印象を受ける人は、このヒト芸能人だったんじゃない?ってゆうニュアンスがあるかもしれませんが、元々は放送作家をやってる人で・・・うん。だからテレビをある意味、作り上げた時代に参加してた放送作家の人だからねえ。だから番組に対しても意見はシビアだしねえ。でもあの青島さんに、その1本目・・・の“TV’s HIGH”をビデオで見せたところ、すごく喜んでくれて「自分がこの番組に参加する意義が今やっとわかりました」っつって、(笑いながら)放送分のテープを見せたら初めて言ってくれて、ちょっとほっとしたんですけども。ええ、これからもどんどんどんどん、おもしろいものを一緒に作って行きたいと思います。是非是非見て下さい。(鼻をすすってます)

◆提供クレジット◆

(♪“ジャラジャラJAPAN”がFade outして終り)


28才の誕生日が目前だったこの放送では、新番組について、かなり熱く語ってくれましたね。見ている皆さんの感想は、いかがですか〜?私の地方では、この放送の翌週からついに放送が始まりましたぁ!(富山テレビさん、ありがとう!!)とは言っても、まだどんな番組なんかさ〜っぱりわかりませんが、木村くんの意気込みは十分に伝わってきましたよ〜。剛くんは、“ぷっすま”やってますけど、SMAPファン以外のいろんな人たちも、みんなが密かに楽しみにする様な深夜番組になるといいですね。

さてコンサートも後半戦に突入しました。だいぶ寒くなってきましたから、木村くんも体調に気をつけて、マッサージも大いに利用してもらって、乗り切って欲しいです。
担当はmeronでした。


11/3

第277回 No.302 ベガ


★11月3日“27歳木村、17歳とマジしゃべり!”の巻★


★ 拓のおへそ ★
17歳4人とマジトーク!

★ 今日の拓つぼ ★
17歳の主張1「受験生も楽しんだ方がいいんじゃないの?」
17歳の主張2「17歳の受験生に言います。みんなそれでいいですか?」
17歳の主張3「夢見つけると人生楽しくなるぞ!」
17歳の主張4「私は、生きるってことを、真剣に考えてます!」
17歳の詩に感動

『Deep Point』はナシです。

(“魂の叫び、よくチェックしてくれよ”のセリフで始まるBGM)

◆今日のおたより1通目◆  ユキ(岡山の方らしいです)

「私は17歳の高校3年生です。大学に行きたいので受験勉強をしている普通の高校生で、毎日、楽しく過ごしています。でも、周りの人の“受験生は楽しむな!(エコー)”という考えを疑問に思っています。木村くんの意見も知りたいです。」

っていう、ね、ユキちゃんなんですけども。(エコー)じゃあ、このユキちゃんははたして、何が、今、言いたいの?!
ユキ(電話の声)「受験生も楽しんだ方がいいんじゃないの?」

◆木村拓哉のWhat’s Up SMAP!!◆

拓哉「ユキちゃんですか?」
ユキ「はい。」
拓哉「今どこにいる?」
ユキ「今、駅です。」
拓哉「どこ、どこの駅?」
ユキ「新倉敷。」
拓哉「岡山にい(る)んだ?」
ユキ「そうです。」
拓哉「これ、今一番言いたいこと?“受験生でも楽しんでいいんじゃないの”っていうこと?」
ユキ「はい。」
拓哉「それってさあ、うるさく言われるのって誰なの?」
ユキ「・・学校の先生」
拓哉「“受験生は楽しくしちゃいけない”みたいなこと言われちゃうの?」
ユキ「“遊びに行くな”とか。休み時間も・・」
拓哉「うん。」
ユキ「“勉強しなさい”って。」

♪今日の1曲目 【DJ HASEBE  MASTERMIND feat.ZEEBRA/MUMMY−D】

拓哉「でも、受験・・受験生が楽しむなっていうのもねぇ、何かヘンな・・
   オレからすると、別にユキの味方になるわけじゃないけど・・。」
ユキ「うん。」
拓哉「“楽しむな”っていうのは・・ねぇ?楽しむことって一番・・大切なことじゃないの?」
ユキ「うん。」
拓哉「誰でも。オレ、それは例えば、刑務所の中に入ってる、
   塀の中の人でも楽しまないといけないことは絶対あると思うし。」
ユキ「うん。」
拓哉「楽しむって、一番大切なことだからね。
   それを“そうするんじゃねぇ!”っていうの、オレはどうかなぁとは思う・・
   オレは・・オレは思うんだけど。」
ユキ「うん。」
拓哉「うん。
   オレ、前から〜ラジオとかでいろいろ言ってたけど・・」
ユキ「はい。」
拓哉「ここに送られてきたFAXにもたくさん書いてあったんだけどさあ。」
ユキ「はい。」
拓哉「マスコミとか周りの人に17歳17歳って言われることに対しては・・」
ユキ「はい」
拓哉「どう思う?ユキは?」
ユキ「別に、何か関係ない。」
拓哉「関係ないと思う?」
ユキ「はい。」
拓哉「他人事だと思う?」
ユキ「そうです。」
拓哉「・・・じゃあ、また何かあったらFAX下さい。」
ユキ「あ、はい。ありがとうございました。」
拓哉「は〜い。ガンバレよ。」
ユキ「はい。」
拓哉「じゃあね〜」
ユキ「はい。」

◆タイトルコール◆

◆提供クレジット◆

(「もしもしー!」で始まる、テープを早送りしたようなしゃべりのBGM)
今日の木村拓哉はもう、しゃべりまくります!(エコー)しゃぶりはしません!しゃべりまくります。17歳と27歳の本気トーク、どうなりますか!(エコー)
今日は真剣です!

◆CM◆

◆タイトルコール◆

(ラップのBGM)
というわけで、今日の木村拓哉のWhat’s Up SMAP、今日はですね、17歳のヤツと、とことん!話していこうと思います。題しまして、“27歳木村、17歳とマジしゃべり!”(エコー)
“マジ、しゃぶり!”とはいきたいとこなんですけども、今日はしゃべっときます!なぜ、“27歳木村、17歳とマジしゃべり”ということをやってみようと!思ったかといいますと!ここ・・1年ですね、新聞に少年犯罪が起きると“今の17歳は凶暴だ”とか、なんだかんだ〜とか、マスコミに報道されてるわけなんですけども。ホントに今の17歳があんなふうに報道されてるようなやつらばっかなのか?みたいな。オレもよくマスコミにいろんなこと〜書かれてねぇ?報道されてますけども。間違ってることって結構あるじゃないですか?だからはたして、その、今の17歳は何を考えてどんなヤツらなのかと!だったら話してみんのが一番いいんじゃねぇかと!いうことで。え〜こういうことをやってみようと。
続いてのFAX紹介しましょう!

◆今日のおたより2通目◆ 大阪府堺市 アヤコ

「私は、今、高校3年生で、世間にいう進学校に通ってます。でも私は、日本の大学受験をしません。学年で唯一、ひとりだと思います。中学校の頃は、ただ良い高校に行って、いい大学行って、ってそれしか思わなかったし。思わされていました。
でも今は全然思わない。この年になって現実が見えたっていうのもあるけど、そんなことだけじゃないです。高校受験で心も体もボロボロになって、でも、周りに認められたくて頑張ったんです。“大学受験でそうなるのがこわいから”って言ってしまったら、“逃げた”の一言だけど、そこまでする価値があるのかなあって聞きたくて。“大学行ったら遊びまくっていいんだから今頑張れ”って、そんなこと言われて頑張れるか〜!って言いたいですね。来年春、カナダの大学へ行きます。本当に学びたくて。周りは受験モードで置いてかれる気もしますが、私はひとり、向こうでのおこづかいなどを作るため、バイトに励んでます。授業料とかは親に迷惑かけるけど、両親もきっとわかってくれるはずです。」

この、“拓哉くん、受験戦争どう思います〜?”みたいな、アヤコちゃんから来てますけども。早速、おしゃぶり!いや〜おしゃべりしたいと思います。
アヤコちゃんは今何が一番言いたいのか?!(エコー)

アヤコ(電話の声)「17歳の受験生に言います。みんなそれでいいですか?」(エコー)

(ピアノで始まるBGM)
拓哉「何で今回そのことが言いたいの?」
アヤコ「う〜ん、だから周りが〜」
拓哉「うん」
アヤコ「その、もう今すっごい受験ムード?」
拓哉「うんうんうん」
アヤコ「なってるけど。ホントにもうみんな疲れてるっていうか〜」
拓哉「うん」
アヤコ「すっごい、見てるだけでもちょっとつらい状況なんだけど。」
拓哉「うん。うん。」
アヤコ「ホントに、そこまでする価値があるのかっていうか・・。」
拓哉「お前ら顔死んでんぞ!って感じ?」
アヤコ「そんな感じ。」
拓哉「お前ら何かおい、生きてっか?ってゆう感じ?」
アヤコ「(笑って)そう。」
拓哉「うーん・・」
アヤコ「そう。で、大学行って、」
拓哉「うん。」
アヤコ「遊ぶとかいうじゃないですか?」
拓哉「うんうん。」
アヤコ「その、今までの努力を、そんな・・何て言うんかな〜?
    捨てるっていうわけじゃないけども。」
拓哉「うん。」
アヤコ「その、何かもったいないような気がするっていうか。」
拓哉「う〜ん・・」
アヤコ「で、言ってみたら、学歴のために頑張ったのか?って言いたくなるわけ。」
拓哉「・・聞かせたいな!この、マスコミの人たち・・
   あ、今日、週刊誌の人とか、超聴いて欲しいね、このラジオ。」
アヤコ「(笑)はい・・」
拓哉「で、アヤコは、」
アヤコ「はい。」
拓哉「まあ、学年で唯一かもしれないけども。」
アヤコ「はい。」
拓哉「カナダの学校行って。」
アヤコ「はい。」
拓哉「だってさあ、よく、あの〜ま、これは、オレがね、大学行ってないから・・」
アヤコ「はい。」
拓哉「そんなオレが勝手に言うのは・・」
アヤコ「いえ、そんな・・」
拓哉「いけないことかもしれないけど。」
アヤコ「はい。」
拓哉「日本の大学ってさ、入るときだけ大変っていうじゃん。」
アヤコ「あ〜・・言ってます」
拓哉「んで、向こうの大学ってさ、入るのはすごくスムーズなんだけど、
   出るのが大変っていうじゃん。」
アヤコ「はい。私は、でもその方が合ってると思うんですよ。」
拓哉「自分に?」
アヤコ「世間的に?」
拓哉「うん、うん。」
アヤコ「それが一番正しいやり方だと思うんですよ。」
拓哉「うん。」
アヤコ「だって私たちが、その、高校までは、基本的な、
    ホントにもう、知識とかを学ぶだけであって。」
拓哉「うん。」
アヤコ「大学っていうのは本当に学びたくて行くもんじゃないですか?」
拓哉「うん。」
アヤコ「特に専門的なものを学ぶために。」
拓哉「うん。」
アヤコ「なのにそこで、簡単に卒業してしまうとか」
拓哉「うん。」
アヤコ「遊んでても卒業できるっていうのは、ちょっとずれてるんじゃないかなって。」
(BGM止まって)
拓哉「今さあ。」
アヤコ「はい。」
拓哉「その、やってる!アヤコに・・(アヤコ)からして。」
アヤコ「(笑)」
拓哉「やってるアヤコから見て、」
アヤコ「はい。」
拓哉「ほら、あの〜いろいろあんじゃんよ、
   17歳の人がいろいろ事件起こしたりとかさぁ。」
アヤコ「あぁ・・」
拓哉「この間も鳥取でお母ちゃんやっちゃったとかさぁ。」
アヤコ「(苦笑して)う〜ん。」
拓哉「あったじゃん?」
アヤコ「はい。」
拓哉「ニュースとか、報道されてっけど。」
アヤコ「うん。」
拓哉「そういうのって。」
アヤコ「はい。」
拓哉「やってる!やってるアヤコから見るとどう思う?」
アヤコ「え?!やってる私から見て?」
拓哉「うん。」
アヤコ「・・う〜ん・・何・・どっかでずれたのかなあ(苦笑)。」
拓哉「(苦笑)ず(れた)・・「え〜、何ていうんやろうね。ちょっと理解出来ない世界。」
拓哉「あ〜・・。」
アヤコ「17歳・・じゃないよ。」
拓哉「ね、何が何が?」
アヤコ「(苦笑)」
拓哉「そいつら?」
アヤコ「うん。」
拓哉「何なんだろう?17歳じゃなければ。」
アヤコ「ひとりの大人として・・」
拓哉「ん?」
アヤコ「ん?(あわてて否定)わかんない、わかんない!(笑)」
拓哉「17歳ってさぁ」
アヤコ「はい。」
拓哉「一応法律ではまだ大人の域には・・法律では、なれないわけじゃん。」
アヤコ「はい。なれない。」
拓哉「それこそね、R指定の映画だったりとかすると見れないわけじゃん。」
アヤコ「(笑)」
拓哉「“18歳未満の方はお断りします”ってよく言葉あるけど。」
アヤコ「あ、はい。」
拓哉「その一歩手前なわけじゃん?」
アヤコ「はい。やっぱりその、17歳以下・・18歳未満がどうとかいうのは・・」
拓哉「うん。」
アヤコ「もう過去の話。それが決まったのはもう、昔の話じゃないですか。」
拓哉「うん、うん。」
アヤコ「(かしこまって)やっぱ時代って変わってますでしょ?」
拓哉「うん。(かしこまった言い方に笑って)お前ホント17歳か〜?」
アヤコ「(爆笑)」
拓哉「“変わってますでしょ?”って。」
アヤコアヤコ「うん。(開き直って)そう、変わってますでしょ?」
拓哉「うん。」
アヤコ「だから、やっぱり、少年法改・・何て言うの・・改正っていうの?」
拓哉「うん。必要だと思うし。」
アヤコ「そういう時代が来てると思う。」

拓哉「じゃあちょっと、向こうに行って大変かもしんないけど」
アヤコ「はい。」
拓哉「前向きアヤコで。」
アヤコ「(元気良く)はい!」
拓哉「頑張って下さい。」
アヤコ「頑張ります!」
拓哉「はーい。」
アヤコ「はーい。」
拓哉「ありがとね。」
アヤコ「はーい。」
拓哉「じゃあね。」
アヤコ「バイバイ。」

♪今日の2曲目 【SUIKEN  ALKMAN】

そんだば!え〜続いてのセブンティーンを紹介しましょう。

◆今日のおたより3通目◆ 神奈川県 エリ

「私、つい最近夢を見つけました。何か今までは、流れるまま目標も持たずにだらだら生活してる毎日だったりで、“今楽しいからいいや〜、何とかなるっしょ〜”と、はっきり言って甘えてたんだと思います。でも今は、自分が本当にやりたいことがわかり、目標ができたことで、一歩は確実に踏み出せているんだと思うと、足下が少し明るくなったような気がします。それにもっともっと、進んでいきたいって思うし、今、すごくわくわくした気持ちでいっぱいです。」

っていうね、エリちゃんなんですけども。
さあ、行きましょうか。
17歳のエリは、今、何が一番言いたいか?!(エコー)

エリ(電話の声)「夢見つけると人生楽しくなるぞ!」(エコー)

(ラップのBGM)

拓哉「見つけた?」
エリ「うん。」
拓哉「何見っかった?」
エリ「保母さんになりたいです。」
拓哉「保母さんになりたい?」
エリ「うん。」
拓哉「ね、最近思ったの、それ?」
エリ「え、つい最近・・あ、確実に思ったのはつい最近。」
拓哉「それ、何がきっかけで思ったの?」
エリ「もともと、小さい子は好きで、なんか一緒に遊んだりしたいなぁっていうのは、
   そういうふうにはずっと感じてたんだけど。」
拓哉「うん。」
エリ「何か、いろいろ・・何か保育園の先生とかの話を聞いたりして」
拓哉「うん。」
エリ「保育園に来る子っていうのは、お母さんが忙しくて・・
   で、小さい子って寝るの早いから、(拓哉笑う)だから預けてから2時間帰るまで・・
   帰ってからも2時間ぐらいしかなんか会えないみたいで、
   だからその、お母さんの代わりっていうのは無理かもしれないけど、
   でも、その分まで自分が、何か気持ちを・・愛情って何かヘンかもしれないけど、
   何か注いで・・あげられるような人になりたいなあと思って。」
拓哉「(相づちを打ちながら真剣に聞いた後)
   それ、何かの、こう・・スイッチがあったわけ?何かのきっかけが?」
エリ「え、あ〜・・あった!」
拓哉「何だったのそれは?」
エリ「え、何かよくわかんないけど・・」
拓哉「うん。」
エリ「何かな〜おばあちゃん家か何か行くときに、
   駅で、ちっちゃい子が、走ってきて、私にぶつかって、
   はね返ってころんじゃったの(笑)。何か。」
拓哉「(爆笑)お前、エリはそんなにたくましいのか?!」
エリ「いや、違う・・いやそういうわけじゃなくて!」
拓哉「ちっちゃい子は走ってきてドーンと行ったら・・」
エリ「で、すごいちっちゃくて、何かヘンなもこもこみたいなコート着てて、
   スーって何か流れてっちゃったの、その子が。2歳ぐらいかな。」
拓哉「うん。」
エリ「それで、何か、ああ大丈夫かな〜と思ったんだけど。
   その子は何にも・・何事もなかったような顔で」
拓哉「うん。」
エリ「立って。」
拓哉「うん。」
エリ「それで、普通にお母さんの所へ戻ってって、
   お母さんが“ああ、大丈夫でしたか?”って私に聞いてきたの。で・・」
拓哉「うん。」
エリ「で、別に私は何ともないから、大丈夫なのかな〜
   ・・見たんだけど、全然平気な顔してて。」
拓哉「うん。」
エリ「で、そん時、その後にご飯食べたときに、何かフッって、
   何か、“ああ、私、保母さんになるかもしれない”と思った。」
拓哉「・・その子にぶつかってもらう・・前の自分と、
   ぶつかってもらった後の今の・・今のエリを比べたら、もう今のエリの方が全然・・」
エリ「あ・・っていうか、う〜ん、何か違う・・今は、その・・
   ぶつかるきっかけの前のことが、あまり覚えてないかな?
   何か思い出しても何だろうって・・ただ遊んでただけだなと思う。」
拓哉「思い出しても逆に意味がないって感じだ。」
エリ「あ〜、意味ないですね。」
拓哉「あ〜・・」

拓哉「結構ほら、ニュースとか報道とかさ、マスコミがいろいろ言ったじゃん?
   17歳17歳って。」
エリ「う〜ん、私は、思ったのは、それで、その、
   その人達のことは自分しかわからないと思うけど、でも、言えることはたぶん、
   ひとりだったんだな〜って思う・・の、ね。」

♪今日の3曲目 【ライムスター  AND YOU DON’T STOP】

引き続き、17歳のヤツらと話していきましょう。もう今日は、“27歳木村拓哉、17歳とマジトーク!”っていう感じでやってますけども。

◆今日のおたより4通目◆ 愛知県 ミオ

「こんばんは。私は高校3年生です。今年の夏休み、とても悲しい出来事がありました。
(拓哉 「何でしょうか?」)
中学校の時の同級生が自殺しました。彼にはいじめられていたということは全くなく、はっきりした遺書もなく、自殺の原因は誰にもわかりません。けど私も何となく、“もう死んでもいいか?”と思える時があります。私は、友達がいないとか、学校に行ってないとか、別にそういう子じゃなくて、結構毎日を楽しく過ごしているほうだと思うけど、時々ふと、“別に今死んでも後悔しないのかも・・”な〜んて。(拓哉 「う〜ん。」)キレて人を殺してしまったり傷つけたりする17歳もいるけど、私や、その彼のように、自分自身を傷つけたり、傷つけようとしたりする17歳もいるんだなあと、思った。けど私はやっぱり、死ねない。彼の葬式の時の彼の家族の顔を見て、そう思った。自分の親をあんなふうにしちゃいけないと思った。」

っていうね、え〜ミオ・愛知県の17歳ですか。
それでは〜その愛知県の17歳・ミオは、今、何が一番言いたいか?!(エコー)

ミオ(電話の声)「私は、生きるってことを、真剣に考えてます!」

拓哉「考えてる!」
ミオ「はい。」
拓哉「ミヨは考えてるぞ!」
ミオ「(笑)」
拓哉「で、何でそれを今、ドンとこう、言いたい気分になったの?」
ミオ「えっと、この前も何か、17歳の人が・・?」
拓哉「うん・・ああ、あの鳥取のやつ?」
ミオ「そう。」
拓哉「あ〜。」
ミオ「前にもあるし。17歳って・・」
拓哉「うん。」
ミオ「何か・・いろいろ事件起こしてるけど。」
拓哉「うん。」
ミオ「逆に、もっと・・自分のことを傷つけて自殺しちゃったり」
拓哉「うん。」
ミオ「逆にそういう・・人もいるってことを」
拓哉「うん。」
ミオ「弱い人間だってことを」
拓哉「うん。」
ミオ「みんなに知ってもらいたかった。」
拓哉「うんうんうんうんうん。何か言われ方が・・
   だってそうだもんね。17歳イコール危ないヤツらみたいな、さ。」
ミオ「そう。」
拓哉「あ〜、アブねぇぞ、キレるぞ、とかさ。」
ミオ「(笑)」
拓哉「近づくな〜みたいな感じで、言ってんじゃん。」
ミオ「うん。」
拓哉「だけじゃなくて、今、ミヨが言ったみたいに、こう・・
   まぁ、ミヨの中学校の時の同級生のこともあったかもしれないけども。」
ミオ「はい。」
拓哉「そういう、逆に、自分を傷つけ・・自分自身を傷つけたり、
   こう、傷つけちゃおうとしたりするヤツもいるんだぞと。」
ミオ「はい。」

◆タイトルコール◆

◆ CM◆

◆ タイトルコール◆

ワイ!そろそろ木村拓哉のWhat’s Up SMAPは終わりの時間になってきてしまったんですけども。
最後にですね、あの〜先週も読んだんですけど!17歳の女の子から、え〜送ってもらったFAXでですね、詩を書いてくれたヤツがいたんですよ。うん。そのね、詩がね、何気にこれ、いいんじゃねぇの!っていうことが・・自分の中でちょっとあったんで。ここで、もう一回、その詩を、紹介してみようかなと思います。まあ、今日あの〜いろいろ話した人も、引き続きラジオを聴いてくれているかもしれませんが、いろんな話もありました、今日。ありましたけども、まあ、そんな人たちも、この詩をあらためて、うん、聴いてもらいたいなと思い!もう一回引っぱり出してみました。
こちらは、愛知県のミホちゃん、が送ってくれてますね。17歳のミホちゃんが送ってくれました詩を、読ましてもらいたいと思います!
(以下、エコー付きで読む))

◆今日のおたより5通目◆ 愛知県 ミホ

「17歳の私
 27歳のあなた
 いろんなことに挑戦したい
 可能性があるかぎり
 夢はみない方がいい
 現実を見失うから
 冒険はできない
 もうできない
 未来ってこわい
 自分が見えない
 のぞきたいけど勇気がない
 弱虫かなぁ
 自分を好きでいたい
 ずっとずっと好きでいたい
 何もかも受け入れて素直になれたらいいのに
 あなたは違う
 私とは全然違う
 どんな状況でも自分を信じてる
 だからあこがれる
 いいところも悪いところも認めちゃってるカラーがある
 あなたは何色でもなれる
 器用って言われるの好き?
 輝きたい
 あなたのように
 生きてることに
 人生に輝きをもっていたい
 私はこれから
 あなたもこれから
 17歳です
 まだまだいける
 27歳です
 どんどんいける
 自分を好きでいるかぎり」

◆提供クレジット◆

♪今日の4曲目 【SMAP  オレンジ】

(♪オレンジ がフェイドアウトして終わりました)


17歳の人たちの声を、彼らと同じ目線でじっくり聞いている拓哉くんが、とても印象に残りました。
みんな、本当にいろいろ悩んだり、考えたりしているんですね。
それは、私が彼らと同じ年代だった頃と、根本的に変わっていないように思いました。
そして、いくつになっても、やっぱり同じように、悩み、考え、毎日を生きていると感じます。

今回も、つっこみは控えさせていただき、放送の感想としてこちらにコメントさせていただきました。

うちの地元大阪はまだまだあたたかいです。みなさんの所はいかがでしょうか?風邪など引きませぬよう、お気をつけ下さいね。
今回はベガがお届けしました。


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