11月28日の放送はお休みでした。
★11月21日“アイスホッケーってゆうのをやるらしい”の巻★
第436回 No.302 ベガ
★ 11月14日 “伸ばしたひげの反響”の巻 ★
第435回 No.42 久美子
★ 11月7日 “まるごと!映画‘2046’話!”の巻 ★
★ 拓のおへそ ★☆
☆お髭への苦情ハガキ
☆映画“2046”撮影の裏話
★ 今日の拓つぼ ★
☆お髭は、監督からのオーダー
☆クランクアップの瞬間にお髭とは、さようなら〜
☆上海への遠距離通勤
☆ワイヤーアクションを経験
☆刺激のある撮影形態
☆現場でD.J.TAKU
☆スタッフにハリウッド映画出演者
最近、このWhat’sにスンゲェ!沢山来るのがこんな内容のFAXです。普通のラジオ番組だったら読まないような内容のFAX、この番組だからこそ!紹介したいと思います。
こちら、
◆今日のお便り1通目◆ ケイコ
「拓哉くん、こんばんは。(拓哉「こんばんは」)
ラ〜イヴにドラマにいつも私達を楽しませてくれて本当にありがとう。来年のドラマもとても待ち遠しいでーす。怪我には気を付けて頑張ってください。しか〜し!SMAPXSMAPを観てひと言、あのお髭(舌打ち)、アレだけは〜是非止めてほしいんです。映画“2046”の撮影再開というニュースを聞いて、拓哉くんの夢の実現に向けてのお仕事なので祝福したい反面、あの3年前の映画の撮影の時のおばさんヘアとお髭のスタイルが蘇ってきて、(舌打ち)薄〜い無精髭程度ならいいんですけど、今の髭は胡散臭い成金のオッサン(拓哉「・・・って言うね」)。それでは、お仕事頑張ってください!」
『コレ〜4年前の間違いじゃないでしょうかね、確か1999年でした』
って言うね、凄くなんかこぅボクを励ましてくれるようなね、FAXですけども、う〜ん。いいですねぇ、「胡散臭い成金のオッサン」って言う、逆に目指したくなりますねぇ、そ〜こまで言われると、う〜ん。いや〜これさ、普通さ〜ぁ、(噴いて)普通さ〜ぁ、あの〜TOKYO−FM・・のコレ、番組ですよね?コレ、今。コレ、今、TOKYO−FMでしょ?コレ。AMじゃないですよね?普通あのFM・・・のラジオ番組とかのスタッフさん達って、こぅいうFAXが来てもさ〜ぁ、あの〜こぅなんて言うのかな?パーソナリティの人とか、実際にマイクの前で喋る人の目に付かないような感じの所に、「オイ、ヤバイヤバイ。本人来たよ、しまって、しまってぇ」っていう感じで、普通は、するよね、う〜ん。だけどね〜、リスナーのみんな、知ってるぅ?この番組のね、スタッフね、読ませちゃうんですよ、コレ、番組で。(クフフフフッと笑って、ぺシャッと叩いて)いや〜自分もね、ちょっとあの〜なんていうかな?好きで生やしてる訳じゃないんでぇ、まぁ言われても別にあんまり傷付かないっていう感じはあるんですけど。自分で、「コレ、オレ、(巻き舌で)イケてんだろう?」っていう感じで生やしてたら、相当!ボクね、このFAX読んだら、う〜ん、ひょっとしたらね、エンディングまで曲掛けっ放しかもしんない、うん。でもあの〜自分でやりたくて、ちょっとほったらかしにしてる訳じゃないんでぇ。(息吸って)まぁそうですね、ビミョーな線なんですけどね、一応オーダーなんで、監督の。だから、そのオーダーに応える必要は、やっぱり出るからにはあるかな〜と思うし、それでやってるんですけどぉ。
ボクね、だから3年前(ドンと叩いて)のその“2046”の時もそうですしぃ、あとTBSで“信長”をやらしていただいた時もちょっとこぅ生やしたんですよ(ドンと叩いて)。でもね、ボクあの〜ホントに何度も言うようにちょっとしつこいんですけど、髭の量が凄く中途半端に少なくて、ある程度伸びてこないと髭って(ちょい笑いながら)判んないぐらい・・・なんですよ。んでぇ、相当ほったらかしで〜いるのは、アレなんですけど、もぅね、今でも、今でも!嫌ですね。駄目!自分で生やしてんの、駄目!コレ。
だからぁ、多分ボクの、まだ撮影中なので、まだ先は見えませんが、え〜“木村拓哉・2046・クランクアップ”っていう瞬間?・・・あるじゃないすか?その瞬間があったとして、ホテルに戻ったとします。もぅ多分その瞬間!だと思うよ、オレ、うん!もぅその瞬間に、「ヤッタ〜!!」っていう感じで、もぅ全部こぅ・・いきますね。
◆木村拓哉のWhat's Up SMAP!!◆
まぁあの髭のアーティストって、沢山居ますよね、うん、挙げてみると。エリック・クラプトンもそうだし、プリンスもそうです。ビートルズも一時期生やした事ありましたよね。でも、髭と言ったら、やっぱりこの人達でしょう。ZZ TOPで、“SLEEPING BAG”
♪今日の1曲目 【ZZ TOP SLEEPING BAG】
ハイ、お届けしてるのは、(巻き舌で)もぅ髭!っつったら、もぅこの人達・・・に勝る人いねぇんじゃねぇかなって言うね、ZZ TOPの“SLEEPING BAG”をお届けしてますが。もぅ見た事ない人は、一度CD屋さんでジャケット、チェックしてください、是非。もぅコレは、髭っていうのを超えてます。ある意味、箒です。
こないだねぇ、そうそう、たまたまねぇ、フジテレビの“F2”っていう番組あるじゃないすかぁ?そん中で、“今週のSMAP”って感じで、スマスマのスタジオに政井(まさい)アナウンサーが、ボクにインタビューを取りに来てくれたんですよ。ほんでぇ、まぁねぇ、皆さんもご存知の通り、自分、いま髭面でぇ、インタビューに答えたらぁ、政井さんがぁ、「あ〜そう言えば、木村さん、髭どうしたんすかぁ?」って話ンなって、ほんで、まぁ映画の話にはなったんですけど。まぁでもボクは、あの〜ねぇ?「別にZZ TOPではないのでぇ」っていう軽いボケを噛ましたら、凄い天然な顔で、「誰っすか?それ・・」っていう風に普通に言われて、「イヤ、あの、えっ?!ZZTOP・・・なんですけど」って言ったら、「えっ?!なに、やってる人ですか?」っていう(笑って)・・・答えが返ってきて、「うん、アナウンサーって、ビミョーだな」って、ちょっと思いました、えぇ。
まぁあの〜今お届けしてるナンバーはですね、え〜コレ、すんごい!アルバム何枚も出してますね。今年に入っても新曲を出したんじゃないっすかね、このZZ
TOP、う〜ん。もぅ未だにこの二人・両サイドの二人は、約何センチあるかな?コレ。30センチぐらい下に長いですよね?コレ、髭。こぅ二人共長いって言うのが、コレ、二人の私生活を覗いてみたいな〜って、凄く思うんですけども。コレ、間違ってもメンバーチェンジは出来ませんね。だから、メンバーチェンジで新たにこぅ加入する人は、腹括ってZZTOPに入らないと、コレは無理だと思いますよ、うん。それぐらいの人達です。
◆タイトルコール◆
新聞とか雑誌等にもチョロチョロ〜ッと出てるようなんですけども、映画“2046”の撮影が再開しました。え〜期間的に言うと、3年越しの再開ですね、う〜ん。まぁあの〜その撮影の為にね、先ほども口を酸っぱく!えぇ、言ってますが、髭を伸ばしてんですけどね〜。まぁその撮影、何処で行ってるかと言いますと、うん、上海!です、上海、うん。まぁあの日本から飛行機で約2時間半の距離で。だから、遠距離通勤って言うか、取り敢えず、「上海入り何時ぃ?」って言うぐらいの、うん。スマスマの「TMC入り何時ぃ?」って言うぐらいの感覚に等しい感じで、「上海入り何時だっけ?」みたいな感じ・・で、いま移動してますね。だから、スマスマんなると日本に帰ってきて、スマスマ撮って、スマスマ終わったら上海行くみたいな(息吸って)感じでやってるんですけどね、う〜ん。だから、まぁ2時間半っつったら、新幹線で大阪行くようなもんじゃないすか。だから、そんな感じで(息吸って)やってますけども。
『函館から関空まで約2時間・・・微妙〜』
(咳払いして)まぁその上海のね、・・・とある場所で(トントン叩いて)、“2046”の方を撮影さしてもらってるんですけども。(息吸って)残念ながらですね、今この場で、その映画の内容を詳しく言う事は、(明るく)出来ませーん!ハ〜イ。コレは、勿体ぶってる訳では無くて、出てるボクもあんまりハッキリとは、うん、解ってないというか、解んないんすよね、う〜ん、台本が、まず無いのでぇ。だから、その日に行って、「お前は、寒いと、んでぇ、もぅ退屈してると。OK?OK!Rolling action!」って言うね、「えっ?!」っていう(笑って)、うん、あの〜(笑って)「へぇ〜」って言う間がない・・感じの、「えっ?!」て言う感じで、「Action!」っていう。んでぇ、やったらやったで案の定、(舌打ち)「Cut!TA〜KU,Come on」って呼ばれて、「More energy all right? OK?all right?Ready action!(手をパンと叩いて)」っていう感じでね、凄く!刺激のある撮影をさしてもらってますけども。
(息吸って)うん、まぁあの〜でも、あの〜内容は解んないですけどもぉ、う〜ん、あの〜でも、あの回ってる・いま現在回ってるフィルムの量とか、あのちょっとビックリ!するぐらいのフィルムの量、回してるらしいので、素材は多分、相当!撮れてると思うんですよ、うん。あのね、業界的・専門的に言うと、まぁえ〜分かり辛いかもしんないんですけど、大体ね、日本の映画監督で、「この人、撮影粘るよね〜」とか、「この人、回すんだよね〜」っていう?・・・人で、大体1本に付き8万feetから、多くても12万feetっていうフィルムの長さを回すらしいんですけども。え〜ボクがですね、上海入り!する前・ボクが撮影再開する前!の段階の“2046”で、今回ってるフィルムの量なんですが、すでに20万feetを超えてるらしいです。通常の映画で言うと3本分、もぅすでに回ってるらしくてですね。で、ボクが上海に何度か行って撮影もさしてもらってるんで、(息吸って)多分ね、今頃ね、25万feetぐらいは行ってると思うんですよ。5万feetは、多分回してると思うんで、high speedとか、スッゴイ!何回も・・・。(息吸って)あの〜同じね、あぁあんまり言わない・・・あんまり言うの止めよ、(舌打ち)コレ、ちょっと勿体ぶろう、オレは、う〜ん。コレは、経験してんのはボクだけなんでぇ、まぁボクだけの幸せにさしてください、ハイ。すいませんね、本当に(舌打ちして)、ちょっとオレ、自慢っぽいかな〜。まぁ髭で、あんだけ叩かれたあとだから、これぐらい・・やり返したっていいでしょう、取り敢えず(笑って)。
『あ〜ん、言いたくてウズウズだね』
まぁあの〜でも、ホントあの〜ねぇ?内容解んないですけども、ちょっとだけ皆さんに、じゃヒント!ヒント・・にもならないかな?なんのかな?なんないのか?解んないですけど。(息吸って)ボクあの〜今回、撮影・・をしていく中で、初めての経験をさしていただきまして、ワイヤーアクション?・・・っていうのを初めて!やったんですよ、ボク、うん。よく・・ねぇ?ハリウッド作品とか、まぁあの〜今、あの〜アジアの?作品なんか観ても、“グリーン・デスティニー”にしてもなんにしても、まぁ今回・・ねぇ?ちょっと前にやってた“HERO”にしても、凄くたくさんのワイヤーアクションをね、取り入れてるらしいんですけど。
『ワイヤーアクションにはぶっ飛びだったね〜』
(息吸って)アレ、やっぱ凄い!わ。あのね、痛い!って言うかね、「痛い!」って言ってらんないよ、ホントに。あの周りの人もそれ以上の事をやってくれてるからぁ、だから、自分だけ(女の子っぽく)「痛〜い」とか、「ちょっと、ココがピリピリするぅ」なんて(ちょい笑いながら)言ってたらね、撮影ンなんないよ!マジ!で。でぇ、それをこぅ自分が発言した事によって、なんか・・そういうアクションが削られて、ねぇ?つまんなくなんのも嫌じゃないすか、そのシーンが。だから、そういうのバックれて、うん、「大丈夫?」とかっつって聞かれても、「あ〜〜わぁ〜ぁ〜ん、OK、OK、OK」とか言って、やってたんですけど。あのね、結構・・・結構って自分で言うのも変なんですけど、クルッとは回りましたね。ジャッキー・チェーンに蹴られた人が、「なんで?あんなに回んのよ!」っていう、それがね、今回分かりました、ボク。「あっ、こぅやって撮ってんだぁ」っていうね、how toが、スッゴイ!ボク、今回分かりました、(手をパンパン叩いて)ハイ。
『良い経験をしたみたいだね〜』
え〜じゃココで、曲いきたいと思うんです・が!え〜とね、(煙草のケース?もしくはCDケース?をポンポン叩いてるような音)上海に持ってってるCDって、ボク結構あるんですよ、うん。凄くあの〜こないだスマスマに来てくださった綾戸智絵さんのCDも持ってって、ちょっとホテルで気分入っちゃったりとかぁ、(息吸って)・・・する時もあったりとかね、あと〜「ちょっと待てよ、コレは落ち過ぎだぞ」って思った時に、シェリル・クロウのベストアルバム流したりとか、(息吸って)・・・してみるんですけどぉ、ちょっとねぇ、う〜ん、ある未来の列車に乗ってる設定が、ボクあるんですよ。で、そんな事も踏まえつつ、「ちょっと、待てよ」と。ボクが、ブルーバックのね、こぅブルーで囲われたスタジオの中で、未来の列車っていう、未来だかどうか分かんないんですよ、ホントに。まぁ列車とは聞いてるんですけど、絶対!に“今には無いな”っていう列車に乗らされてるんですよ、ボク。で、そん中でちょっといろんなシーン撮ったりとかしてるんですけど。周りがブルーバックで、今現在に絶対!に存在しない列車の車両があって、・・・ってなったら、「オイオイ、オレん中ではヒトツしかねぇだろ!」っていう事で、「もぅコレは、上海持ってくしかねぇだろ!」っていう、ゴダイゴをね、ラジオの前の皆さんに付き合って聴いてもらいたいと思います!まぁゴダイゴと言って、列車と言ったら、「ヒトツしかねぇだろ!」って言う事で、“銀河鉄道999”
♪今日の2曲目 【ゴダイゴ 銀河鉄道999】
あのボクね、けっこう楽屋でも、移動の車でも、ボク結構D.J.やってるんですよ。だから、スタッフが、「あっ、スタッフ、ちょっと疲れてきたな〜」ってなると、ちょっと上がる系の曲流したりとか、「あれっ、ちょっと浮ついてない?」みたいな、ちょっと撮影スケジュールまいて、「なに、みんな浮ついちゃってんの?」って言う時には、ちょっと!重めのね、ジャニス・ジョプリンの“サマータイム”とか、思いっきり!流したりとかして、みんながこぅ楽屋ン中でシーン・・・とするような(引きつり笑い)、そんなD.J.をやって遊んだりもしてるんですけども、う〜ん。「コ〜レは、もぅゴダイゴ持ってくしかねぇだろ!」と言う事で、多分!ボクは、明日、上海空港から上海市内まで、ゴダイゴ聴きまくりです。
◆タイトルコール◆
え〜今日はですね、映画“2046”で、ボクが通ってます・いま撮影で通ってます、上海の話をチョロチョロ〜と先ほどからしてるんですけども。あとね、ちょっとビックリしたのが、今回アクション監督、アクションのディレクターとして参加してくれた人がね、スティーブン・ドンって言うね・ドンさんて言うね、人がいたんですけど。(舌打ち)ビックリ!しましたよ、ホントに。ただ単に、「寝癖の付いてる訳分かんねぇ、オヤジかな〜」と思ったら、まぁ〜ねぇ?一応気になるからぁ、「以前、どんな映画に参加された事あるんですかぁ?」とか言って、いろいろ聞いたら、「まぁこぅこぅこぅこぅ」っつってぇ、「えぇっ?!」っていう作品がトントントントンって並べられて、「へ〜」と思って、・・・いたら、「まぁでも、僕が、こういう事を始めたキッカケはぁ」とかって言って、「あぁ、キッカケなんですか?」って聞いたら、「う〜ん、やっぱりブルース・リーだね」って話ンなって、「あ〜やっぱブルース・リーっていうのは、やっぱり未だに?そういうバトンが引き継がれるぐらいの存在なんだな」って、ちょっと感動したら、そっちの感動じゃなかったんですよ。「僕のね、キッカケは、ブルース・リーのね、スタンドインをやった事から始まったかな〜」とかって言われちゃって、「えっ?!なに、言ってんですか?アンタ」みたいな・・・、(笑って)「どこのレベルで話をしてるんでしょうか?」っていう。いや、教えたって言うか、だから、ブルース・リーのこぅアクション?・・・をやってる時に、取り敢えず、ブルース・リーがそのアクションを参考にする為に、まずは!その人が、アクションをしてブルース・リーが、「OK。(舌打ち)じゃ代わるよ」って言って、撮影に臨むっていう、うん、そういう・・役目の人がいるんですよ、うん。だから、それをやって・・た方らしくて、「へ〜」とかって言って、「なんか、オレ、なんかスゲェ奴に周り囲まれてんな、オ〜イ」みたいな。
『へぇ〜へぇ〜えhぇ〜』
ほんでぇ、もぅちょっと面白いSurpriseがあったんですけど。あのね、「どぉ〜見てもね、初対面じゃねぇね、コイツ」っていうスタッフが一人いたんですよ。あの〜中国の方なんですけど、英語ペラッペラなのね。で、ボク・・に、こぅボクとコミュニケーション取ってくれる時は、英語で全部コミュニケーション取ってくれて、で、ウォン・カーウァイ監督が言ってる広東語を英語に訳してくれて(ドンと叩いて)、英語でボクにコミュニケーション取って、いろんなシーンの説明とか、撮影コーディネーターっていう形で現場に参加してくれてる彼は・ジョナサンっていうね、人がいるんですけど。パッて会った時に、「こ〜の人、どぉ〜見てもオレ、初対面じゃねぇな。どっかで会ってねぇかな?!」ってずっと思ってたの。したら、ウォン監督が、まぁ撮影の合間にね、ちょっとスナックタイムっていうのがあるんですけど。そのスナックタイムを取ってる時に、「TA〜KU」とかって言って呼ばれて、で、ウォンとそのジョナサンが座ってる所に呼ばれて、「え、な〜にぃ?」とかって感じで、自分の弁当とか持ちながら行ったら、「TAKUは、“インディジョーンズ”観た事あるぅ?」って言われて、「あぁ、オレ、全部!観てるし、チョー好きだよ」とかって、言ったんですよ。もぅ「That’s my favorite movie」とかって言って、で、「Why not?なんで?」っつって答えたら、「コイツの顔、よ〜く見てみぃ?」って言われて、フッてそのジョナサンの顔を見たら、もぅサブイボ、「ウワァッ〜〜!!」ってもぅ一瞬にして蘇ってきて。あの“インディ・ジョーンズpart2(インディ・ジョーンズ/最後の聖戦)”で、一人中国人のちっちゃい男の子いたの、憶えてますぅ?居たでしょ?あのね、彼が大人ンなってスタッフでいました、現場に。ちょっとビックリしましたね。「ウワァッ〜〜!!」って、「分かった!」って言った瞬間にそのジョナサンが、(気の抜けた言い方?)「あ〜バレましたぁ?」みたいな感じで(笑って)、こぅ頭を掻きながら、「うん、そうなんだよね〜」っていう感じで、居て。・・・って事は、ちょっと待って、「“グーニーズ”にも出てたでしょう?」って言ったら、「あ〜“グーニーズ”やったね〜」っていう感じで、(笑いながら)普通に答えられちゃって。・・・って事は、「ジョナサンは、スピルバーグと仕事何回かしてるよね?」って言ったら、「う〜ん、スピルバーグ、すっごいいい監督だったよ〜」っつってぇ、普通になんかこぅね、うん、言われて、「ふぅ〜ん?!」って言う。ホント、たくさん面白いスタッフに囲まれて、うん、撮影やってますけども、うん。
『人の良さそうなジョナサンの真似です。きっといい人なんだろうな』
あのね、面白いよ、ホントに、映画界、案外、アジア映画。ちょっとビックリした。オレ、あんまり観た事なかったからぁ、うん。で、まぁウォン・カーウァイの映画やるっていう事で、で、“2046”・・・中断してる間に、なんでかしんねぇけど、“花様年華”っていうのが出来上がっちゃったりとかしたじゃない?「オイオイ、中断してて、なんで?1本出来てんだよ」とか思って、その映画観たんですよ。
『“花様年華”の撮影が長引いて、両方は取れないので・・・のようですね』
で、「“花様年華”、うわぁ〜スゲェ映像だな」とか思って、ほんでぇ、「あれっ?!」て思うシーンが何回かあったのね、“花様年華”観てて。で、それも、「あれっ?!コイツ、見た事あんな」っていう人が居たりした訳。で、スキンヘッドのオジちゃんがいたのよ、トニー・レオンが勤める新聞社の同僚の役でスキンヘッドのオジちゃんが出てるんですけど。あのね、「あれっ?!」と思ったら、バンコクで撮影した時も、3年前のね、バンコクでもそうだったんですけど。今回の上海の撮影でも“花様年華”に出てたスキンヘッドのオジちゃんがスタジオに居るんですよ。で、出てる訳じゃないの、小道具やってんの、オジちゃんが。だから、あの〜ボクが“煙草を吸います”ってなると、毎回毎回、「はい」っつって、こぅ煙草を持ってきてくれて、火も点けてくれて、こぅ「頑張れよ」って感じで親指を“GOOD LUCK!!”って感じでこぅ突き立てて、行くオジちゃんなんですけど。「ど〜見ても、コレ〜“花様年華”バリバリ出てる人だよな〜」とか思いながら、日本で言ったら、“ウチトラ”ってよく言う表現をするんですけど。その要は、作品作りに携わってる人達が“作品に出てしまう”っていう表現があるんだけど。それとは違うね、もぅアレ、完全に出てるもん、役者として。で、上手いんですよ、ホントに。
だから、あの〜ボク、ウォン監督に冗談半分で言ってる事が毎回あるんですけど。そのオジちゃんが、いっつもボクの周りでこぅ小道具?・・・を整理してくれてたりとかすると、ウォン監督に、「ねぇ?やっぱりウォンさぁ、やっぱ彼も一緒にカンヌ連れてって、助演男優賞とか、いくべきでしょう!」とかって言ったら、「Yes,sure」とかっつってぇ、「もぅ当たり前じゃん、勿論だよ」(笑いながら)とかって言って、ウォン監督も言うぐらい。そう、今回は、小道具として、えぇ、参加という事でね。いっつもあの〜アーミージャケットのベストを着て、どっか指怪我して、あのスタジオにいっつも居ますね、う〜ん。でも、すんごい!ハートのいいオジちゃんで、言葉は一切!通じないんだけど、英語も分かんないし、日本語も分かんないでしょう?だから、ボクは広東語は喋れないから、コミュニケーションの仕様がないんですよ。仕様がないんだけど、ボク結構スタジオ入ると、そのオッちゃんと横に立ってる事が多いですね。ホントにハートだけで、出来るもんなんだな〜っていう、うん、現場で、やってますけど。
まぁ3年前、“2046”の撮影始めた頃、ウチら、ナ〜ニ歌ってたかな〜って考えると、まぁ“朝日を見に行こうよ”とか、あと“夜空・・・・”だったんじゃないかな〜と思うんですが。まぁあのこの〜なんかのね、最初のFAXでボクをね、コテンパンにしてくれたFAXに、「オバさんパーマ(拓哉「みたいなね」)オバさんヘアにお髭のスタイルが蘇ってきて、もぅ胡散臭い成金のオッサンか!?」みたいなFAXありましたけども。確かね、“オバさんヘア”してた頃ってね、“夜空・・・”歌ってたんじゃないかなと思うんですよね、う〜ん。あっ!逆に上海で“夜空・・・・”を聴いてみるっていうのも有りかな〜と思いますね、う〜ん。じゃ、ちょっと一足先にココで聴いてみたいと思います、聴いてくださーい。SMAPで、“夜空ノムコウ”
『“夜空ノムコウ”は、’98年で、“朝日を見に行こうよ”は、’99年でっせ。
この映画開始の頃は、くるくるパーマだったような・・・が、“オバさんヘア”?
’99年の“Fly”辺りから“BIRDMAN”ツアーの頃?』
♪今日の3曲目 【SMAP 夜空ノムコウ】
だから、撮影はね、まぁあの時間帯の事を考えると、結構ピリッとくるスケジュールだったりとかするんですけど。まぁあの〜ねぇ?現場で、いま凄く一緒に同じシーン作りをさせてもらってるフェイ・ウォンもそうだし、カメラやってくれてるクリストファー・ドイルもそうだし、凄くみんな、mindがいい人ばっかりで、う〜ん、盛り上がってやってますね。で、自分・・・一人、ねぇ?やっぱりコミュニケーションになかなか入っていけないっていう?うん、あの〜アレを汲んでくれてか、凄くみんな〜自分に対していろいろ話し掛けてくれたりとか、気を遣ってくれたりとか、それも凄く!感じるし、なんか物作りしてんな〜っていう感じはしますね、う〜ん。
『凄い!いい現場が想像出来るけど、大変なんだろうな・・・』
◆タイトルコール◆
今日はですね、な、な、な、なんと!ボク・木村拓哉、30歳、最後!の放送でしたね、気付いたら、うん。だから、来週のこの時間には、もぅオレは、thirty−oneという事で、えぇ、アイスクリーム野郎になってますけども。今後もですね、益々波乗りに明け暮れるオヤジになろうと思いまーす。ハイ、ほんじゃ、来週のこの時間まで、What’s U〜p!っていう事で、木村拓哉でした。
★ What's Up SMAP ★
【レポートバックナンバー】