★ 今日の拓つぼ ★
☆遅刻は許しません
☆深夜までラップの特訓
☆お蔵入りのアイドルキックオフ
☆フクちゃん登場
2003年最後のWhat’sには、こんなFAXが届きました!取りあえず紹介しましょう。
◆今日のお便り1通目◆ 名前ナシ
「“さんタク”、2004年もあるんですね?今回は、さんまさんと何処へお出かけするんですか?すご〜〜〜く楽しみにしていま〜〜す」
っていうね、え〜、FAXが届いておりますが。今現在まさに“さんタク”収録中です。ドラマ“プライド”と平行しながらもですね、“さんタク”の2004年の放送に向けていろいろ収録はしてるんですけども〜。え〜、ちょっとここで言わして頂きたいのですが〜、今回もですね、あの前歯の出たオッサンやってくれましたよね、はい。ホント、ちょっと正直、僕、怒ってます。
はいっという事で、今日のオープニング曲は今年の1月3日、第一回目の“さんタク”のオープニングで使ったこの曲!いきたいと思います。
◆木村拓哉のWhat’s Up SMAP!!◆
♪今日の1曲目 【BOB DYLAN BLOWIN’ IN THE WIND】
はいっ、聴いて頂いたのはですね、BOB DYLANの“BLOWIN’
IN THE WIND ”〜。2003年、今年の1月3日放送の“さんタク”のオープニングテーマとして使わして頂いた曲で、最近ですね、“スマ×スマ”ん中でも今現在の自分のテーマ曲って事で、モチーフに歌をやったんですけども。この曲を聴きながら言うのもなんなんですけども、2004年!来年の1月3日に放送になります、さんまさんと僕の番組“さんタク”の記念すべき第二回!が放送になるという事で、うん、すごくね、ウキウキなんですけども。
『私もすごくウキウキです!』
まあ、あの、今年も収録をいろいろね、やってく上で、しかも初日に!やってくれましたね。うん。さんまさん。なんと・・・1時間も!遅れて来やがりました。
◆タイトルコール◆
そうなのよ。スタジオ収録に1時間!も遅れて来たんですよ。俺じゃないよ、俺。俺は、遅刻がホントに誰よりも嫌いな人間なので。“さんタク”の“タク”じゃない方ですね。“さん”の方ですね。さんまさん、やってくれました。1時間。何故、1時間も遅れたのか?ま、理由を聞くと、ま、許してしまう人も中には居るかもしれないんですけども。今回の“さんタク”ですね、収録場所は東京世田谷にあります、TMCというTOKYO MEDIA CENTERというスタジオがあるんですけども、普段は“スマ×スマ”なんかを収録しているスタジオなんですけども。な〜にを考えたのかね、何勘違いしたのか分んないですけど、さんまさんがね、お台場のフジテレビの本社に行ったらしくて。ほんで〜、最終的に、いやあんまりに遅いから〜、俺、携帯でかけて「今、何処にいるの?」って言ったら、「いや、今、お台場」って言うから、「いや、お台場じゃねぇじゃん、今日は。TMCじゃん」って言ったら、「いや、それはなぁ、お台場に行って」・・フジテレビに“おはようさん〜”って入ってったら、警備の人に“今日は何しにいらっしゃったんですか?”って言われたらしく、警備のおじさんとお話をして、初めて気付いたらしんですよ。「やってもうた〜」っていう事に、そん時、気付いたらしくてですね、んで、急遽、車をUターンさせて世田谷のTMCに向かったらしいんですけども。
ほんでね、何を一言、第一声に言うのかなあと思ったら、「だって!去年はフジテレビのお台場でやったろ!」っていう。うん。「いや、それはあんたの勘違いでしょ?」っていう。流石、突き抜けた人間は一歩違うなっていう感覚があったんですけども。
『(^_^;)』
まあ、あの〜それを踏まえてですね、今回っていうか2004年“さんタク”の番組の、一番ドアタマに注目して欲しいなあと思うんですけども。
で!スタジオトークを、実際にTOKYO MEDIA CENTERで収録したんですけども。あっ、ゴメンゴメン。TOKYO MEDIA CITYですね、それでTMCですね。そのTMCでトーク部分の収録をず〜っとさして貰ったんですけども。いや〜〜〜〜長い。ホンット長ぇんだよ。長ぇっていうか、気付いたら長ぇっていう状況なんですけど〜。正味必要なのって、やっぱり45分ぐらいじゃないですか。なんですが、去年のお台場で収録した時もそうだったんですけど、約・・4時間弱、うん、ですね、トーク部分の収録。うん。で、不思議なのがね、「ハイッ!すいませ〜ん!」っていう声が途中で入るんですよ。で、「何で喋ってる最中に、そんなスタッフが止めに入るんだろう?」と思ったら、テープチェンジっていう工程がですね、どうしても収録には必要だったらしく、テープをですね(笑い)、一本丸まる、普通〜に喋り通して、テープが、もう足んなくなりまして、で、テープチェンジっていうのを一回入れた上で、またトークを始めたんですけども。
『オンエアされないトークも観てみたい〜!』
ま、その3時間強4時間弱のトークの中で、まあ、毎回“さんタク”のスタイルとして、トークの中で出て来た事を、実際にロケに行って体験するっていうね、“さんタク”の恐ろしいシステムがあって、んで、去年はその波乗りの話になって、無理矢理、え〜オッサンをですね、冬のクソ冷たいあの海の中に漬込んだんですけども。今回は何を話したかと言いますと、キャンプ。うん、アウトドアでね、よくみなさんがイメージされる、テントを張ってやるあのキャンプですね。あのキャンプと、何故かね、話の流れでなったのが、ラップです、ラップ。ラップってあの・・あのラップですよ。“8 Mile”とか、ええ、あのHIPHOP系で、ね、皆さんやってらっしゃいますラップ。あれを、「じゃ、やってみようか」っていう話になって。その“8 Mile”の映画の存在が大きくて、「(関西弁で)あれ、カッコええよなあ」って話になって。いや、そん時ね、俺も観てたから、いや〜確かに“8 Mile”、すっげぇカッコ良かったし、あの“8 Mile”を観て、僕はエミネムっていう人に、ある意味、役者さんとして、うん、すごい理解をしてしまったというかリスペクトした一本だったので、「いや、確かにカッコイイカッコイイ」っていう・・あのね、カッコイイ物好きな二人としてはね、カッコイイ物をね見てしまうとね、すぐ近付きたくなる悪い癖がありまして、それで、「実際に、じゃあやろう」って事になっちゃって。
一個、感動したのがですね、スチャダラパーのボーズさんがですね、いろいろ協力なんかをして貰って、基本ベースのラップを手伝って貰ったんですけど。やっぱスゴイね。ああいう人達の、考えるこうキーワードの流れというか、専門的に言うと、“流れ・flow”って言うでしょ?flowがね、気持良いんですよ。いや、たかが16小節なんだけど、その16小節の芸術というかそれを感じさせられましたね、僕は。うん。ほんで、その「ナメちゃいけねぇ」っていう所を、あのさんまさんもですね、ちょっと感じ取ってくれたらしくてですね、あの人の中では、トークの上で「ああ、じゃあ、ラップをやろうよ〜」っていう軽いノリで本番に突入して、ラップの収録に突入して、「ああ〜!もう、これアカンわ〜!」っていう「もう、やっぱりウチらやっちゃアカンわ〜」っていう所で終らせたかったらしいんですけど、「いや、やるんだったらカッコ良い事やろうよ」っていうモチベーションになって、「ちょっとお宅にお邪魔して宜しいでしょうか〜」っていう電話が一本入って。で、「何しに来んのかなあ?」と思ったら、自分がエミネムの様に、それこそエミネムみたいに、原稿用紙に書いた、ね、直筆で書いた文面を・・あれ、何枚ぐらい持ってたかなあ?こういう事喋って良いのかな?このWhat’sん中で。あのね、10何枚、いろいろこう走り書きしたヤツを、さんまさんが俺んちに持って来て、「ホントに夜分遅くお邪魔して申し訳ありません」って言って、(ドラム音を真似て)ドッツゥドッツゥドッツゥドッツゥって音楽に合わせて、「これ、どういう風に言ったらええねん」って言うから、「じゃあ、ちょっと書いて来たの、見せてよ」って言って、さんまさんが書いて来たラップの詩を、こう僕がその音楽に合わせて、こういうふうに(リズムにノって)♪ダダダダダ〜、ッツタッツタタタタラッツタッツタタラッツタゥツタタタタ〜とかって言ったりとかすると「ぉお、カッコええカッコええ。あ〜もうこれ、今のでええわ」とかって言うから、「じゃあ今の感じで、ちょっと練習してよ」って言ったら・・何時ぐらいに来たのかな?家に。九時半頃か、夜の。夜の九時半頃ウチに来て、帰ったのが二時ぐらいですね。
『さんまさんも熱い人だわ〜』
その間にケーキを食ったりだの、せんべい食ったりだの、ウチの絨毯の、灰皿横の絨毯をちょっとタバコで焦がしたりだのしてくれて、夜中の二時に「もう完璧」と一言、言い残して車で帰って行きましたけども〜。え〜・・・完璧では無かったですね。う〜ん、いや〜、でもこれ、どういう番組になるんですかね〜、“さんタク”は。うん、いい加減にね、ちょっとちゃんとした番組にしてかないといけないんじゃないかなあと、僕はちょっと最近、気付いてきたので(ンフフフ笑い)、もしもですよ、もし、次回2004年、ま、取りあえず1月3日にオンエアになるらしいですけども、今、話した感じをですね、踏まえてオンエアを観て頂けると、より楽しめると思いますので。え〜、番組はね、面白い様に出来てると思うんですけども、もう一回言うね、ええ、遅刻は、俺、許しません。
という事で、じゃあ曲の方を次いきましょうかっ。オープニングで、今日はBOB DYLANをかけたので、ここではこのグループの曲をかけたいと思います。このグループですね、なんと、BOB DYLANの息子さんのグループなんですね。これ、僕もビックリなんですけど、WALLFLOWERSで“ONE HEADLIGHT”。
♪今日の2曲目 【WALLFLOWERS ONE HEADLIGHT】
はいっ、え〜聴いて頂いているのは、THE WALLFLOWERSで“ONE HEADLIGHT”なんですけども。このWALLFLOWERS、BOB DYLANの息子でもあるJACOB DYLANね、バンド活動もしてるんですけど、他にも映像作家としても活動してたりするみたいですね。う〜ん。ま、そんなJACOB DYLAN率いるWALLFLOWERSなんですけども、1996年のヒット曲“ONE HEADLIGHT”だったんですけども。ちなみに、このJACOB DYLAN、CDジャケットを見る限り、顔もですね、お父さんのBOB DYLANにそっっっくりです。
◆タイトルコール◆
今日はですね、2003年最後の放送という事で、ま、今年の埃はね、今年の内に落としとけという事で、実はどうしてもですね、この場を借りて謝っときたい方がいらっしゃるんですよ。え〜、その方はですね、あのねのねさんなんですけども(笑い)。
ええ、あのねのねさんと言えば、今現在はですね“スマ×スマ”の“アイドルキックオフ”の司会をやって頂いてるあのお二人なんですけどね。そのあのねのねのお二人に、今年はホンットに何かと、ええ、微妙〜に迷惑をかけてしまいました。はい。実はですね、その迷惑ってのがどんな迷惑かというと、“スマ×スマ”の“アイドルキックオフ”で幻の回が、実はあるんですよ。ええ、トリビア風に言いますとですね、「(ナレーションを真似て)2003年の“スマ×スマ”には、収録したのに放送されなかった“アイドルキックオフ”がある」・・っていう感じですね。はい。単刀直入に言うと、企画倒れというかお蔵行きになった“アイドルキックオフ”が存在してまして。それはですね、器械体操の企画だったんですけども。収録はしたんですよ、収録自体は。またあの例のごとくね、夜中の11時半ぐらいからスタートして終ったのが3時ぐらいだったんですけど。収録はしたんですよ。だけど、放送はされてません。何故か!?実はですね、その器械体操の回なんですが、一度目はですね、直前になっていろんな都合で収録がちょっと飛んじゃいまして、「じゃあまた次回、スケジュール的に撮れる日があったら撮りましょう」って事で流れたんですよ。で、二回目、二度目の収録の時に、あのねのねさんがですね、大阪から新幹線で東京まで来て下さったにもかかわらず、その日ですね、ウチの剛が39度以上の熱をですね、風邪で、原因で出してしまって、急遽中止。ねっ、ま、剛がこんな状態で器械体操が唯一ね、器械体操をこうひっぱってってくれるんじゃねぇかというメンバーが39度以上の熱でやるのは無理なんじゃないかっていう事で、二度目の収録も急遽中止という事で、来て貰ったあのねのねさんに「すいません!」っていう「ホントすいません!」っていう状況で。でもね〜、毎回そうなんですけど、時間が何時になろうが急遽中止になろうが、清水さんも原田さんも「ああ、まあ、そりゃしゃ〜ないもん〜。なあ、身体大事やし。もう全然、構わない構わない。まあ、取りあえずお大事に〜」って言って、ホントにねピースフルに帰ってくれるんですよ。毎回、大阪から来るんだよ、しかも。有り得ないでしょう?“スマ×スマ”のあのコーナーを撮りに。しかも、あの深夜ですよ、深夜。
あのね、俺ね、言っときたいんですけど〜、これ聞いてねぇかなあ、誰か、“スマ×スマ”のスタッフとか。あっ、荒井さん聴いてんな、荒井さん。あのね、“アイドルキックオフ”って、そもそも、何かこう集団で一つの事を成し遂げようっていう、その企画内容は分るんですけど、なんか知らない内に、深夜、夜遅くにこんな事をやってのけるのは如何でしょうみたいな企画に、ちょっと変わってきてる様な気がするんですよ。で、最近さ、オンエアとか観るとさ、“アイドルキックオフ”になると、画面の端っこにさ、現在何時っていうスーパーが流れたりするじゃない。俺ね、あのおかしさは変だと思うんですよね。ちょっと“スーパージョッキー”でたけし軍団さん達がやってた“ガンバルマン”に近い空気に、最近なってきてるんじゃないかなあと思うんで、原形の、始まった当初の“アイドルキックオフ”に戻した方が良いんじゃないかなあとは、僕、思うんですけども。
あっ、話は続きますね。まだ終ってませんね。そして、一度とんで、二度とんで、三度目の正直という事で、三回目の収録を試みたんですけども。え〜、ま、始めました、収録自体はちゃんと。「あのねのねさんは大阪から来てくれたぞ、剛は熱ねぇぞ、よーし!じゃあ、撮ろうぜ!」っつって、撮り始めたんですけども、実はですね、その三度目の正直となりますその三回目の収録に、収録中にですね、何が起きたか?と言いますとですね、僕は、続ける気持はあったんですけども〜、あのねのねのお二人が「無理しちゃあかん!」と言って収録をストップしてくれたんですよね。うん。あの、何が起きたかと言いますと、僕のですね、左肩、すごく抜け易くなってる左肩がですね、綺麗〜にまた抜けまして。手がですね、約8cmぐらい左手が、「あれ?俺、左手8cm長かったっけ?」ってぐらいプルンプルーンって、俺、ルフィーか?っていう、ゴムゴムの実食ってねぇよな、俺っていう感じにちょっとなっちゃいまして。それで、それを見たあのねのねのお二人が、「無理しちゃあかんよ」っていう(泣き真似?)言葉で収録をストップしてくれたんですよ。そしてそのまま、また「お疲れさん。木村君、肩大事にな」って言って、大阪に帰って行きまして。
いや〜〜ホントね、“スマ×スマ”のスタッフが、器械体操の回を、3回もとんだので、「いや〜、これは何かある」と、「これ、縁起悪いんじゃねぇか」っていう話になりまして。何ていうのかな?ここまでくると、あんまりみんな神憑かりな事は、普段“スマ×スマ”の現場で全然用いないんですけど、ここまで重なると「これ、何かあるだろう!?」っていうモチベーションに、みんながなってしまって。で、縁起が悪いって事で、他の演目に変えたんですよ。演目を、企画自体を、器械体操じゃくて違う事をやろうっていう事になって。それで、最終的には幻の回っていうふうになってしまったんですね。
でも、ホントに何度も何度も何度も、大阪東京間を新幹線で行き来させてしまったのに、ずっと笑顔でね、ホンットにね、でっけぇ器で怒らずに居てくれたあのねのねのお二人には、ホンットに感謝してます!はい。迷惑かけて、ホントすいませんでした。僕はですね、改めてお二人の事を、ホント、リスペクトしています。なので、来年もですね、僕らに呆れずに宜しく御願いしたいと思うので、この場を借りて♪赤と〜んぼっていう感じでリスペクトさして頂きたいと思います。
『ホント、良い人だわ〜。自分達も大変なのに、そういう気遣いが有り難いですね』
今日のこの曲は、あのねのねのお二人に捧げたいと思います。2003年最後の放送という事で、聴いて下さい。“世界に一つだけの花”。
♪今日の3曲目 【SMAP 世界に一つだけの花〜アルバムバージョン】
拓哉「どうしたんですか?」
フク「いや」
拓哉「何ですか?」
フク「えっ?」
拓哉「何で、最後の最後にまた現れるの?」
フク「今年最後の・・」
拓哉「いや、今年最後は分るけどね〜。あの〜、いやゴッチンは分るのよ」
フク「(笑い)」
拓哉「ゴッチンは、すごくやっぱり先週プレゼントも、最初は10個って言った上での、
全国38局ネットっていう事で、38個も無理強いしてくれたらしい様に・・」
フク「用意させました(スタッフ笑い)」
拓哉「オマエじゃねぇだろう」
フク「はい。38個」
拓哉「オマエじゃねぇだろう」
フク「まあ」
拓哉「いや、上海行ってさ“(外人っぽく)フクシマサン、フクシマサン”って言われたのを良い事に
なんでこういう所で出てくるの?」
フク「いや、世界中にファンがいるので、最後ぐらい挨拶しないといけないんで」
拓哉「え?ファンって誰の?」
フク「え?僕の・・(スタッフ笑い)」
拓哉「最近、困るんですが、現場でね、現場に来てくれてるファンの方から、僕、手紙受け取る事が
多々あるんですけど、僕が受け取る手紙の中に、“福島さんへ”っていう手紙がすごく
多いんですよ(スタッフ笑い)。あの、それは直に渡してくんねぇかなあっていう、
俺を経由させないで欲しいなっていう(笑い)所がすごくあるんで、その辺、ちゃんと
本人からコメント御願いしていいですか?」
フク「あっ、まあ僕にね、直接手渡ししてくれれば、握手の一つでも(笑い)」
拓哉「でもね、トイレ行って、あんまり手ぇ洗わないよね」
フク「いやいや、洗います(笑い)」
拓哉「握ったまんまの手なので、そこだけは承諾して欲しいなと思いますけど。最近、おさむは、ねぇ」
フク「今年は来なかったですね」
拓哉「今年は来なかったねぇ」
後藤「(笑い)今年はそうですね〜」
拓哉「おさむは、だって今あれでしょう?もう・・」
フク「先生になっちゃっいましたね」
後藤「ん〜」
拓哉「いや、なっちゃったっていうか、何本やってんの?今、一人羽ばたきしてるよなあ。
どっかで、やっぱWhat’sのパチンコで落とさないといけないな。だよな」
フク「調子にのってます」
拓哉「え?」
フク「調子にのってます」
拓哉「それ、オマエだよ(スタッフ笑い)。一番のってんのオマエだよ。オマエだよ。
全国38局ネットを怖がってないの、オマエだよ。多分」
フク「いやいやいや」
拓哉「誰よりも、恐怖感もなく全国ネットで喋ってくれてるのは福島君かなあと思うんですけど。
まあ取りあえず、今年の放送最後という事で、取りあえずみなさんに、リスナーのみんなに
お礼の一言で、来年に向けて終りたいと思います。
2003年、今年もWhat’s、(声を揃えて)有難うございました〜!
(曲がピタッと止まって)オサム〜!!来年は来いよ〜!!」
◆タイトルコール◆
では、What’s Up SMAP、2003年最後にビクター後藤君から、先週ね、出しましたプレゼントの当選者の発表をしてもらいましょう!
(♪BGM:“Thema of MIJ”)
拓哉「今週発売になった“Live MIJ”のDVDのグッズ、取りあえず38局ネットにちなんで、
38名にプレゼントという事で」
後藤「はい」
拓哉「すごいね、大盤振る舞いをして頂いた後藤君なんですけども」
後藤「はい」
拓哉「では後藤君、宜しく御願いしま〜す」
後藤「はい。では発表します」
拓哉「はいっ!」
後藤「長野県のワタナベシオリさん」
拓哉「はいっ!」
後藤「(曲がピタッと止まって)他37名の方に・・」
拓哉「いやいや、“他”かよ。ちょっと待って、ちょ、ちょっと待って。いや〜でもねえ、もう時間ヤバイでしょ?
もう終りでしょ?これ。番組・・」
後藤「(構わず)このDVDのグッズ、え〜とティッシュをですね、プレゼントしたいと思いますので・・・」
拓哉「だって2003年最後だよ、だってこれ。いや、ちょっと、あの、ゴメンナサイ、あの・・・」
本当に怒涛の年末年始の特番ラッシュで、嬉しい悲鳴です。毎日毎日、TVつけてる時間が倍増してます。特に、今年は紅白のトリなんて、2003年の当初は想像もしてなかった締めくくりとなりました。年明けの“さんタク”“ぴったんこかんかん”etc・・・・すごく楽しみにしてます。SMAPのみなさんも特番にドラマに本当に、忙し過ぎる毎日でしょうが、無事に乗り切って下さいまし〜。
今年も、TVにライブに雑誌に、そしてこのWhat’sでも、SMAPにはたくさん楽しい時間を貰って幸せでした。ここで言うのもなんですが、有難うございます!また来年もよろしく!
では、みなさんも良い新年をお迎え下さいまし〜。また〜。
from marico
第440回 No.302 ベガ
★ 12月19日 “携帯電話ってどう思う?”の巻 ★
第439回 No.42 久美子
★12月12日 “タイチ先輩からのアドバイス”の巻★
★ 拓のおへそ ★
☆新ドラマのテーマソングは、もしかして?QUEEN?!
☆“プライド”が、いよいよ撮影開始!
☆アイスホッケー選手からのFAX
☆FAXの相手と電話でお話
★ 今日の拓つぼ ★
☆ラジオなのに・・・何故に分かる?!
☆オレって、分かり易い
☆ローラーブレードで練習
☆タイチ先輩からのアドバイス
こないだ、「オレ〜最近QUEENに凝ってんだよね〜」って、この〜番組の中で、QUEENの曲を掛け捲ってるんですけども。そんなボクに対してですね、FAXが結構来ています。そのFAXの内容というのはですね、こんな感じなんですよ。
(BGM:QUEENの♪“WE WILL ROCK YOU”)
紹介しますね。
◆今日のお便り1通目◆ 宮城県 オオカワグチ・エリ 21歳
「タッくん、コンビンビーン!すき焼き食べてますか?」
って書いてありますけども。すき焼き、最近食ってないですね。あ、すき焼き食ってねぇな、スゲェ食いたくなってきたんだけど。ごめんなさい。
「この間のWhat’sで、QUEENの曲流す時に、“何か訳あり〜”って感じで言ってましたよね〜。私、聴いて気付いたんです。1月からのアイスホッケーの新ドラマのテーマソング、ひょっとしたらQUEENなんじゃないですかぁ?当たったか?!凄く!気になるので、もし良かったらラジオの中で答えてください」
っていうね、FAXが凄く!こんな感じのFAX、スゲェ!来てます。(BGMストップして)分かり易いのかな、オレって。
『決定しましたね、QUEENに。うん、超分かり易いよん、私でも思ったも〜ん』
◆木村拓哉のWhat’s Up SMAP!!◆
(一緒に口ずさんで)という事で、今日もQUEENを掛けてしまう、木村拓哉のWhat’s Up SMAPなんですが。QUEENで、“I WAS BORN TO LOVE YOU”
♪今日の1曲目 【QUEEN I WAS BORN TO LOVE YOU】
(曲の途中で、イントロの擬音語を言って、「長いな〜」と・・・(笑))
いや、あのホントにね、うん、さっきみたいなFAXがね、1枚だけじゃなくてね、沢山来てるんですよね、うん。分かり易いのかな、オレって。で、なんでだろうね?!コレ、ラジオでしょう?だって、テレビじゃないからさ、顔は映ってない筈なんだけどさ。なんで?この喋ってる内容だけで・・・可笑しいな。
え〜沢山いろんなFAXが届いてるんですが、いよいよですね、そのドラマの撮影が、
(BGMストップして)始まりました!
『拓哉さんから、待ち侘びてるリスナーへのヒントでしょう』
◆タイトルコール◆
とうとう始まってしまいました。そのドラマというのが、まぁテレビ誌などでご存知の方も多いと思うんですが、1月からフジテレビ・・・の系列で始まりますね、月曜9時なんですけども。タイトルは、“プライド”、う〜ん。あの〜出演者・・・の欄を見ると、とても、えぇ、ボクも刺激的・・・な、刺激的というか、こぅ「おぉっ!」と思う方が何人もいらっしゃいまして、う〜ん、佐藤浩市さんであったりとか、坂口憲二さんだったりとか、相手役に女性のね・相手役に竹内結子さんとかね、う〜ん。
で、肝心の内容なんですけどね、やっぱりね、凄い!ですね。さすが脚本・・・そのモノをあの野島伸司!が書いてるという事だけありまして、うん、読んでてね、やっぱりなんつうのかな?正直こぅ「えっ!?」っていう、「ココで、こんな事言っちゃうのぉ?!」っていう事だったりとか、「こんな展開なんのぉ?!」みたいな事が多々あるんですけど。文でこぅ・台本上で、目でこぅ文章を追ってく限り、とっても面白いんですよ。で〜ドラマの台本なんですけど、何となく漫画を読んでる感じ。だから、読み物としては、スゲェ!面白いのね。だから逆に、読んだ上で、「あっ、面白かったな」っていう、読んだ後の感想があるだけ!に、実際に、まぁ衣装を着たりとか、その場所に行ったりとか、まぁ実際にね、そのスタジオん中で、(鼻すすって)セットん中で、みんなで「ハイ、じゃ行きます。本番、よ〜い、ハイッ!」て、こぅいう風にやった時に、本を読んだ後の、あの面白さ以上のモノが出来るかどうかが、凄く今不安っていう感じですかね。
『楽しみですね〜』
で〜まぁ実際に顔合わせとか本読みとかっていう、またあの恒例の?うん、ウチのメンバーが大ッ嫌いなセレモニーがあるんですけど。ボクはね、個人的には好きなんですよ、顔合わせっていうのは。で、まぁその顔合わせも無事終了し、野島伸司さん・・・にもこぅ久々に会ったりとかして。いや、顔合わせは〜、アレですよ、あの〜ホント!に皆さんね、ボク〜まだ全然・・・「何で?オレに対して、みんなそういう事するんだろう?!」っていうぐらい、オレがこぅ鞄から「ヤベェ、本読み・・・とか始まるんだったら、オレ、振り仮名ふっとかないと、(笑いながら)いけねぇな」みたいな感じで、こぅやって本出して、一応こぅ目ェ通してたのね、自分のパートとかを。したら、出演される方々が、みんなこぅ個人的にわざわざ、オレん所まで来てくれて、事務所の人と一緒に、「え〜今回お世話になります、え〜なんたらかんたらの何とかです、よろしくお願いします!」とか言っちゃって、スゲェ!みんな来てくれんの。
で、オレ、それに対して、もぅ片手にコーヒー持って台本読みながら、「あっ、お願いします」とかってやってんだけど。やっぱりね、おったまげたのは、MEGUMIさん。MEGUMIさんはもぅ・・・アレ、スゲェぞ、ビックリ!した、オレ、もぅホント。テレビの中でとか、グラビアの中で、「こんなのどうすんのよ」って思ってたんですけど、あのね、え〜見てね、「益々スゲェ!な」っていう風に思いましたね、うん。バスト部分とかね、ホントちょっとこぅ・・・「えっ、ごめん、それCGでしょ?」っていうぐらいの、う〜ん、服を着てらっしゃいましたよ。
『どんなのだぁ?!見てみたいぞ〜』
んで〜本読み終わって、「よ〜し!コ〜レ、もぅ絶対喋っとくべきでしょう」とか思って、「よ〜し!」って思ってたら、向こう・・・の方から、「すいません、私、次ありますので失礼させていただきます。今回ホントによろしくお願いします」って言われたから、ちょっとあの〜場の空気もあったので、一応ボク、みんなが「あっはっはっはっ」っていう感じになるかな〜と思って、「えぇっ?!帰っちゃうのぉ?」って言って、「何だよぉ!(ドンと叩いて)」とかって、オレが言ったら、普通に「いや、仕事なんでぇ」って返されちゃって。で、シーーンとした中で、「いや、でももぅ1発言っといた方がいいな」と思って、「あっ、分かった!その仕事って、“トリビア・・”でしょう?観てるよ〜、(舌打ち)へぇ〜へぇ〜でしょう?」とかって言ったら、「あっ、違います」とかって、「今日は、その仕事じゃないんで、あの違う仕事なんで・・・」って、すっごく普通に返されてしまって、ちょっと周りのキャストからも、「あ〜オマエ、やっちゃったな」っていう空気・・・がありましたね、みんなの目線の奥には。それ以降は、まだ、えぇ、MEGUMIさんとは、えぇ、一緒のシーンというか・・・あまり無いと思うんですけど、(息吸って)えぇ、まだお会いしてないんですね、うん。
『やっちゃった・・・』
で〜その撮影自体もですね、ついに始まった訳なんですけど、(息吸って)えぇ、番組にこんなFAXが沢山来てますね、「拓哉くん、スケート上手いんですか?」っていう内容のFAXが相当来てるんですけど。「上手いんですか?」っていう聞き方は止めてほしいかなっていう感じはするなかな。「スケート上手いんですか?」っていうね、ボクね、横乗り系は、なんとなく自信はあるんですけど、アレ、何乗り系か分かんないですよね、ハ〜イ、正直。
で、スケートっていうのは、ねぇ?まぁ取り合えず、ドラマの収録が始まる前にですね、ちょっとお台場のスポーツセンターに行って、「ローラーブレード・・で、ちょっと滑っといた方が感覚的にも慣れんのかな〜」とか思って、(鼻すすって)買い物しに行って、で、「よ〜し、買ってきた、買ってきた」っつってぇ、箱からこぅ家で出して、で、全部こぅウィールなんかも締め直して、「よ〜しよ〜し、できた、出来た」っつってぇ、実際にこぅ相当滑ってたんですよ、夜の山手通りとかを。椎名林檎さんじゃないですけど、ホント!に。ホントにね、夜の山手通りね、ボク、距離的に言ったらね、結構滑ったと思いますよ、ホントに。「コレで、よしっ!氷の上にいつ立っても大丈夫だ!」みたいな感じでテンションを保ち続け!え〜実際に氷の上に、ねぇ?アイスホッケーのホッケーシューズを履いて立ったところ、“訳が違う”っていう事が、やっと解りましたよ。
『収穫ですな』
で〜インストラクターの・ボク〜らのテクニカルコーチにひと言言われたんですけど、「ローラーブレードは乗んないでください!」って、ひと言言われましたよ、えぇ。まぁ駄目!な事を独りで夜中ずっとやってた!っていう結果で終わってしまいましたね、ハイ。で、それ以来、ローラーブレードは、ちょっとあの〜縁は遠くなってるんですけども。一応玄関先には、ボクのあの〜スニーカーがポンポンポンポンって置いてある一番端っこに、ローラーブレードがポコって置いてありますけど、時々傘とかが刺さってて、そこに。「オイオイ?!」っていうね、「あんまりテンション下げんなよ」っていう感じは時々するんですけど。案外、置いてるの自分だったりするんですよね、う〜ん。
まぁこれから撮影の方、ドンドンドンドン進んでいくとは思いますが、このラジオを聴いてくださってるリスナーの方の中にも、アイスホッケーの経験者の方とかいたら、FAXを送ってアドバイスをドンドン!ボクにしてほしいと思います!
では、ちょっとココで1曲行きたいと思います!今年はですね、(舌打ち)この番組で、“WE ARE THE WORLD”を、ねぇ?掛け捲った!年だったんですけども。じゃ今日は、この曲、ねぇ?お届けしたいと思います!“ウイ・アー・ザ・・・・チャンピオン”!コレ、またQUEENだ。コレまたQUEEN。
♪今日の2曲目 【QUEEN WE ARE THE CHAMPION】
ハイ、聴いていただいたのはQUEENで、“WE ARE THE WORLD”じゃないですね、“WE ARE THE CHAMPION”だったんですけども。(息吸って)何故?今日のWhat’sで、ねぇ?QUEENばっかり掛かっちゃうか、訳分かんないっすよね、ホントに。オレって、分かり易過ぎるね。
◆タイトルコール◆
丁度一年前に、ボクあの〜“GOOD LUCK!!”っていう作品をやらしていただいた時に、番組の中で「現役のパイロットの方、聴いていたらFAXくださーい!」っていうね、呼びかけをしたんですけども。そういうFAXにはですね、何故か1枚もFAXが来なかったんですけど。(息吸って)今回は、なんと!
(BGM:♪“WE WILL ROCK YOU”)
『この曲は、’92年米映画“飛べないアヒル”(アイスホッケー子供版)でも使われています』
来ましたね、今回。来ました。アイスホッケー選手からのFAXが来ました!まだ内容は、ボク、目ェ通せてないんですが、来てます。実際に来てます。紹介しましょう。
◆今日のお便り2通目◆ さいたま市 タイチ
(ハキハキと力強く)
「木村くん、こんばんは!(拓哉「こんばんは!」)
僕は今、(BGMストップして)しょう・・・小・・・(拓哉「えっ!?小学3年、3年生!?ハイッ?小学校3年生?」)
・・・で、アイスホッケーをやっています。金曜日に練習があって、夜9時から10時半までやっていまーす。帰りに木村くんのラジオ・What’s Up SMAPを聴いてまーす(お母さんが大ファンなので)。(拓哉「って、カッコ書いてありますけど」)
今度、アイスホッケーのドラマが始まるので、とても楽しみです。僕は、アイスホッケーを始めて2年でーす。それにつられて弟とお父さんもやり始めました。僕は今、低学年のチームでアシスタントキャプテンをやっています。木村くんは、ドラマでキャプテンの役をやるんですか?練習の途中に、スケートが難しいと思った事はありませんか?僕は、週に3回ぐらい練習しているけど、まだ出来ない技もあります。木村くんは、スケートは上手いですか?学校では、アイスホッケーをしている人は、あまりいません。でもドラマが始まれば、少しは解ってくれると思いまーす。ドラマ、とても楽しみにしているので、撮影頑張ってください」
って言う、タイチ。
『誰もが、“スケート上手いですか?”って聞くよね〜、まず』
スゲェ!ビックリ!したぁ〜。「ホッケー選手からFAX来てんぞ!」って、“WE ARE THE CHAMPION”聴きながらの時に、スタッフ駆け込んで来ましたけど。ボクも今、目を通して凄く!「う・うんっ?!」っていうね気持ちなんですけども。確かに!ホッケー選手・・・なのは、ホッケー選手ですよね、えぇ、低学年かもしれませんが、ホッケー歴は2年ですからね。(体育会系のノリで)あの〜せっかくなんで、この〜先輩に電話でアドバイスもらったりとかしていいっすか?小学校3年かもしれませんけど、自分にしては先輩なんで、ちょっとタイチ先輩に電話しちゃっていいっすか?
(電話の呼び出し音)
拓 哉「もしもしぃ?」
女 性「はいっ」
拓 哉「あっ、あの〜〜木村〜と申しますが」
女 性「あっ」
拓 哉「あっ!」
女 性「はいっ(笑って)」
拓 哉「あの〜もしもしぃ?」
女 性「はいっ」
拓 哉「タイチくん、いらっしゃいますか?」
女 性「はい、居ます。ちょっとお待ちくださーい」
拓 哉「タイチ先輩、あっ」
女 性「はいっ?」
拓 哉「タイチ先輩、居るよ」
タイチ「あっ、ハーイ」
拓 哉「もしもしぃ?」
タイチ「あ、もしもしぃ?」
拓 哉「あの〜タイチ先輩ですか?」
タイチ「(驚いて)えっ?!」
拓 哉「タイチくんですか?」
タイチ「あ、ハーイ」
拓 哉「木村です」
タイチ「(元気良く)こんにちは!」
拓 哉「こんにちは!木村拓哉って、知ってるぅ?」
タイチ「知ってる」
拓 哉「知ってるぅ?」
タイチ「うん!」
拓 哉「FAX有難うね」
タイチ「はっはっ」
拓 哉「“はっはっ”って。あのホッケーを」
タイチ「うん」
拓 哉「やってるらしいんだけど」
タイチ「うん」
拓 哉「2年でしょ?もぅ」
タイチ「そうだよ」
拓 哉「ホッケーを始めて」
タイチ「うん」
拓 哉「なんで、アイスホッケー始めたのぉ?」
タイチ「う〜んとぉ、最初にぃ」
拓 哉「ウン」
タイチ「幼稚園の頃、スケートやってて」
拓 哉「ウン」
タイチ「ちょっとなんか友達のお兄ちゃんが、アイスホッケーやってて」
拓 哉「ウン」
タイチ「弟と友達で、その人が“やる”って言うから」
拓 哉「ウン」
タイチ「ちょっと誘われてやり始めたの、北海道で」
拓 哉「北海道でぇ?」
タイチ「ウン」
拓 哉「だって、タイチ先輩って、アレでしょう?埼玉でしょう?」
タイチ「最初は東京に居て、北海道引っ越して、そこで、やり始めたの」
拓 哉「やっぱ北海道なんだぁ?スタートは」
タイチ「うん」
拓 哉「いや、北海道では、やっぱりアイスホッケーっていうのは」
タイチ「うん」
拓 哉「当たり前・・・のようにやってるのぉ?」
タイチ「う〜〜ん、あんまり知らない人もいるけどぉ」
拓 哉「ウン」
タイチ「ほとんどの人も、いっぱい知ってる」
拓 哉「あ、そう。タイチ先輩ってぇ」
タイチ「うん」
拓 哉「ホッケーやってて」
タイチ「うん」
拓 哉「今まで怪我とかしてない?」
タイチ「う〜ん、ちょっと足捻ったぐらい」
拓 哉「足捻ったぐらい。そうなんだぁ」
タイチ「いや、防具着けてれば、ほとんど大丈夫」
拓 哉「あ、本当ぉ?ひょっとして、後ろでタイチ先輩のお父さん、喋ってない?(笑って)」
タイチ「えっ?!」
拓 哉「(高笑い)」
タイチ「喋ってる」
拓 哉「喋ってるでしょう?」
タイチ「うん。なんで解ったぁ?」
拓 哉「えっ?!微妙に聞こえたから」
タイチ「(高笑い・大きなため息)」
拓 哉「“防具着けてれば、大丈夫だよ”って言うお父さんの声が聞こえたから、タイチ先輩の」
タイチ「う・うん」
拓 哉「あのさ、タイチ先輩からさ〜ぁ」
タイチ「うん」
拓 哉「オレにさ〜ぁ」
タイチ「うん」
拓 哉「ホッケーをやるに当たってさぁ」
タイチ「うん」
拓 哉「何かアドバイスとか、な〜い?」
タイチ「う〜ん、やっぱりぃ」
拓 哉「ウン」
タイチ「う〜んとぉ、まずはぁ」
拓 哉「ウン」
タイチ「今、どれぐらい出来るぅ?」
拓 哉「(悩んだような声?)え〜とですねぇ、え〜とぉ、まだあの〜凄く非常に言い難いんですがぁ」
タイチ「うん」
拓 哉「あの〜(ホホホッと笑って)ホッケー経験がですねぇ」
タイチ「うん」
拓 哉「まだ5回しか無いんですよぉ」
タイチ「(驚いて)5回?!」
拓 哉「ハ〜イ」
タイチ「じゃ、まだぁ」
拓 哉「ハイ」
タイチ「う〜んと、やっと前へ滑れるぐらい?」
拓 哉「いやっ、前には全然滑れるんですけどぉ」
タイチ「うん。バックは?」
拓 哉「ハイ?!今、何て言いましたぁ?」
タイチ「バック!」
拓 哉「バックは、ボクあの〜体位としては、凄い!好きなんですけどぉ」
『ペナルティボックス行き〜!!』
タイチ「うん」
拓 哉「あ、分かんないっすか。
あの〜え〜とバックはですね、(笑って)スケートでバックは、そんな出来ないっすね」
タイチ「やっぱりぃ・・・一番!大切なのはぁ」
拓 哉「ハイ」
タイチ「最初の5歩」
拓 哉「最初の5歩?」
タイチ「ダッシュで」
拓 哉「ハイ」
タイチ「う〜んと、前に滑れる・・・もぅ全然滑れるんだったらぁ」
拓 哉「ハイ」
タイチ「アイスホッケーやるには、まず最初の5歩!・・・を思いっきりダッシュして」
拓 哉「ハイ」
タイチ「最初だけでもいいから、誰よりも早くやってる事、一番大事なのは」
拓 哉「(だんだん引きつり笑い)カッコイイ〜〜!(ドンドン叩いて)タイチ先輩、カッコイイっすね」
タイチ「う〜ん」
拓 哉「最初の5歩は、(巻き舌)誰よりも早く滑る事が、ホッケーでは大事ですか?」
タイチ「はい」
拓 哉「あ〜なるほど」
タイチ「他にもぉ」
拓 哉「ハイ」
タイチ「う〜んと、スケートだけじゃなくてぇ」
拓 哉「ハイ」
タイチ「う〜んと、いつも時間が空いてる時はぁ」
拓 哉「ハイ」
タイチ「ちょっと自主トレを」
拓 哉「自主トレですかぁ?」
タイチ「はい」
拓 哉「あの〜すいません、自主トレでぇ」
タイチ「うん」
拓 哉「一番やった・・方がいい自主トレって」
タイチ「うん」
拓 哉「タイチ先輩から見て、なんすかね?」
タイチ「う〜ん、やっぱりぃ」
拓 哉「ハイ」
タイチ「ゴルフボールとか使って、パック捌き。スティックを使ってパック捌き」
拓 哉「ゴルフボール使ってやってんっすか?」
タイチ「はい」
拓 哉「タイチ先輩、ゴルフボールでやってんっすか?」
タイチ「はい」
拓 哉「あの〜ボクはですね」
タイチ「うん」
拓 哉「一応、今度のドラマで」
タイチ「うん」
拓 哉「役回りとしてですね」
タイチ「うん」
拓 哉「一応、フォワードと言うか」
タイチ「うん」
拓 哉「点取り屋の役をやんなきゃいけないんですけどぉ」
タイチ「あ〜やっぱり・・」
拓 哉「ハ〜イ。今、“やっぱり”って言いましたよね?先輩」
タイチ「うん」
拓 哉「でも、そういう・・・役割的にはぁ」
タイチ「うん」
拓 哉「どういう処にやっぱ気を付けた方がいいんですかね?」
タイチ「フォワードだとぉ」
拓 哉「ハイ」
タイチ「あ、ウイング。ウイングだとぉ、一番!」
拓 哉「ハイ」
タイチ「大事な任務はぁ、やっぱり点を入れる事だからぁ」
拓 哉「ハイ」
タイチ「出来るだけ、点に繋がるパスや」
拓 哉「ハイ」
タイチ「点の!アシストを貰える所に動く事とかが、一番大事」
拓 哉「じゃあの〜ちょっと空いたスペースが出来たら、直ぐ!にこぅそのスペースをついて」
タイチ「そう」
拓 哉「行く感じですね。こないだの、ドラゴン大久保みたいな感じでやった方がいいんですよね?」
タイチ「はい。それでぇ」
拓 哉「ハイ」
タイチ「出来るだけ通る時は、まだ僕も出来てないんですけどぉ」
拓 哉「ハイ」
タイチ「相手の背中を通った方が、気付かれ難い」
拓 哉「“相手の背中を通る”って事ですね?」
タイチ「はい、僕はちょっと小さいのでぇ」
拓 哉「ハイ」
タイチ「直ぐ、“チェックだ”って、やられてしまうのでぇ」
拓 哉「ハイ」
タイチ「出来るだけ、“チェック”されないように、逃げながら点を入れてます」
拓 哉「スゲェ〜!なんかカッコイイ。オレ今、ホッケーの話してる。スゲェ!カッコイイ。
嬉しい〜!オレ、初めてなんすよ、何かあの〜こぅいうホッケーの話が、
まともにこぅ出来る人とこぅ話せるのって、凄く!新鮮なんですけどぉ。
あの〜タイチ・・・先輩の間では・やっぱ学校では、
FAXにも“ホッケーを知ってる人は、あまりいません”って、書いてあったじゃないすかぁ?」
タイチ「はい」
拓 哉「ちょっとボクも出来るだけ、そういう・・・方がぁ?ホッケーに対して、
ちょっとでも興味を示してくれるようにぃ」
タイチ「うん」
拓 哉「やっぱ自分もやってみて、“スゲェ!楽しいスポーツだ”っていうのが分かったんでぇ」
タイチ「はい」
拓 哉「お互い・・・タイチも・・・あっ、すいません!今呼び捨てなんかしちゃって」
タイチ「(苦笑)」
拓 哉「タイチ先輩も、あの〜頑張ってください。オレもあの〜盛り上げていきますんでぇ」
タイチ「は〜い」
拓 哉「ぜひ是非、タイチ先輩も怪我に気を付けて頑張ってください」
タイチ「(元気良く)は〜い!」
拓 哉「でぇ、もしぃ」
タイチ「うん」
拓 哉「ドラマ、観たらぁ」
タイチ「うん」
拓 哉「またあの〜感想とかぁ」
タイチ「はい」
拓 哉「先輩の方から送ってもらっていいっすかぁ?」
タイチ「はい!」
拓 哉「FAXで」
タイチ「いいです!」
拓 哉「あの〜駄目な処とかぁ」
タイチ「うん」
拓 哉「教えてください」
タイチ「はーい」
拓 哉「お互い頑張りましょう」
タイチ「はーい」
拓 哉「有難うございました」
タイチ「ありがとうございました」
拓 哉「失礼しまーす!」
タイチ「しつれいしまーす!」
♪今日の3曲目 【SMAP 世界に一つだけの花】
最高〜!だね、先輩。オレ、もぅなんか、ホントねぇ、ヤバイ!あっ、ごめんね。さっきのね、テンションじゃないっすね。もぅホッケー・・・は、一つのスポーツかもしれないけども、なんかね、コミュニケーションが取れた嬉しさが凄く!ありますね、このホッケーを通じて。なんでなんだろう?!あんな・・・ねぇ?小学校3年って、こんな喋れたっけ?オレが小3の時にぃ、30・・・ぐらいのヤツと話した時に、オレこんな喋れた記憶が無いんだよね。スポーツって、いいっすね。スポーツ・・・は、やっぱりこぅ扉を開いてくれますね、うん。人格も育てるだろうし、年齢とか性別のアレを一気!に無くしてくれますね。オレ、あらためてホッケー好きンなった、マジで。
◆タイトルコール◆
感謝感謝、オレ、ホント、マジ。タイチ先輩、マジ、感謝です。あの後ろでちょっと喋ってたお父さん、あの〜スゲェ!Respectします!
『何人目のRespectかしらん』
電話のタイチ先輩は、子供ともつかない、説明を聞いてると大人と喋っている感じを受け、とても利発な先輩でしたね。とっても良いアドバイスが聞けたんじゃないでしょうかね。
’92年のハリウッド映画、“飛べないアヒル”シリーズを観て、あながちな子供のスポ根モノのアイスホッケーなんですが、侮れないですよ〜マジ感動しますね。子供と大人が一緒に成長出来、よりアイスホッケーが分かると思います。時間があったら観てほしいですね〜皆さんに。先輩に通じるモノがあります。
来年ドラマが放映中に、“長野カップ2004”が開催されますが、きっと盛り上がるんじゃないでしょうか。こちらもたくさんの人に観てもらいたいですね。北海道では、かつて週末にアイスホッケーの試合が放送されいて、ジャンプと一緒によく観ていたものです。
ドラマの撮影が始まったようですが、是非!怪我・風邪には気を付けて無事クランクアップを迎えてほしいです、拓哉さん・キャスト&スタッフの皆さん、大いに楽しんでください。担当は、久美子でした。
★ 今日の拓つぼ ★
☆英語を勉強しろ!
☆スイッチが入りそう
☆氷の上を走る忍者
木村拓哉のWhat’s Up SMAP、今日もこの番組ではお馴染みの、お小言のFAXから御紹介していきたいと思います。
◆今日のお便り1通目◆ 横浜市 N・K
「お誕生日おめでとうございます(拓哉「あっ、有難うございます」)。
映画“2046”はとても楽しみです。やはり、優秀なスタッフ、共演者との仕事は刺激も多くて、勉強になる事でしょう。会見の模様をTVで観たり、What’sでの拓哉さんの弾んだ声から、それがよ〜く分りました。
ただ!映画の撮影が中断していた4年間の間に、何故に英語を完璧にマスターしておかなかったのでしょうか!?(溜息混じりで)これからの社会は、英語は絶対に必要でしょうに(拓哉「“でしょうに”ってスゴイですね。はいっ、え〜、ちょっとねっ、姿勢を新たにね」スタッフ「仕事だから」)。“スマ×スマ”のスタッフの中でも、ペラペラな人がいると誉めてる暇があったら、何故、自分もそうなろうとしないのか?負けず嫌いだと口では言いながら、肝心な時にその精神が発揮出来て無いのは、とても残念です。
アーノルド・シュワルツェネッガーは(笑い)、名前の示す通りオーストリア人でした。それが、ハリウッド映画に出演したい為に、毎日、かかりっきりで英語の勉強をしたそうです。それまでは、母国語のドイツ語以外はまるでダメだったそうです。それが、今では政治家としても通用するくらいの英語力をつけています。
拓哉君は“2046”の会見で、“言葉が通じないでズレがある”と言ってましたが(笑い)、“広東語はダメだけど、英語でだったら充分に分り合えますね”と、堂々と言って欲しかったです。ただの日常会話程度ではダメです。自分の考えや論理をきちんと話せる所まで出来ないと。英語は完全に!マスターして下さい。海に行く時間を減らしてでもやるべきです(拓哉&スタッフ笑い)。
それから、もっといろんな本を読んで下さい(スタッフ爆笑)。古典でも良い。現代ものでも良い。もっと視野を広げて欲しいんです。とても愛しています。だからこそ!素敵な大人になって欲しいです」
なんですか?今日のこのFAXの内容は(拓哉笑い&スタッフ「(笑い)怒ってるね」)。ねえ。なんでこんなに重いFAXばっかりなんですか?(かわゆく?)ちょっと。おかしいぞ。普通、普通・・普通さ、こうあの、こういうFAXって弾くんだろ?ラジオ番組って。(ンフフフ笑い)なんでこんなに出演者を盛り下げるの。
◆木村拓哉のWhat’s Up SMAP!!◆
オープニングのFAXで、シュワちゃんの名前が出たんで、彼の出演映画のサントラから、まず一曲いきたいと思います。この映画、みなさん覚えてますかね〜?“ラスト・アクション・ヒーロー”からAC/DCで“BIG GUN”〜!
♪今日の1曲目 【AC/DC BIG GUN】
みなさん、この映画覚えてますかねぇ。大ヒット映画の連発というか、もう大ヒット映画メイカーと言っても過言ではないアーノルド・シュワルツェネッガーさんの出演映画の中では、まあ興行的には今イチだったらしいんですけども、今から10年前の映画ですからね〜。1993年の作品なんですが。映画の興行成績の方は、まあ今イチだったらしいんですけども、この映画ね、サントラはヤバイです。ハードロックのオンパレードです。今流れているAC/DCをはじめとする、僕も大好きなね、グループ・・バンド、AEROSMITH、あの“DREAM ON”が入ってるぐらいですからね。それぐらいね、結構素晴らしい名が連なってる、ええ、サントラだと思うんで、是非是非、お薦めなんです・が!更にこの、今流れてますAC/DCのプロモーションビデオに、シュワちゃん出てますね。この曲のPVに。そこではなんと、小学生の格好にコスプレしたシュワルツェネッガー・・今、州知事ですけどね、カリフォルニアの。うん、10年前はコスプレですからね。この人、出るの好きだよね。“ターミネーター”のGUNS’N ROSESのプロモーションビデオにも、ターミネーターとして出てますね。その頃からちょっと(曲が止まって)出たがりだったのかなあ?
『まあ、引っ込み思案じゃ政治家にはなれませんしネ』
◆タイトルコール◆
オープニングで読まして頂きましたFAXにありましたが、ね、シュワちゃんね。シュワちゃんをここでいきなり引用されても、僕もすごく、「シュワちゃんか〜」って思うんですけども。
『「シュワちゃんか〜」って思うって・・なんのこっちゃ〜(^_^;)』
英語話せなかったっていうね。う〜ん、ま、オーストリア人で、母国語がドイツ語だったんですよね。でも、ハリウッドっていう場所というか、に身を投じるに能って、英語をマスターっていう。ま、でも、結構そういう人がハリウッドではいますよね。ベネロペさんもそうですよね。あの人はスパニッシュとか、あとフランス映画にも出てたのかな。ベネロペさんも英語を覚えた役者さんの一人ですね。あと、この人はオーストリアじゃなくてオーストラリアのメル・ギブソンさんもオーストラリア訛りがすごく酷かったらしいんだけど、やっぱりハリウッドで、ちゃんとこう、イントネーションから何から全部、うん、共通レベルな英語に直したっていうぐらいいろんな話は聞きますけどね〜。う〜ん。(舌打ちして)スゴイっすね〜、そういうふうに考えるとね(スタッフ「すごいね・・やっぱりね」)。やっぱり、ハリウッドっていう場所は。役者さんをそういう気持にさせる場所ですよね。何でですかね?俺も、うん、なんか現場で、それに近い様な事を言われたんですけども。まあ、結局は、今は現カリフォルニア州知事のシュワちゃんは、だから、ちゃんと政治の話が出来るぐらい英語をマスターしてないとダメですからね。政治家で嫌ですよね、ちょっと怪しい言葉というか、たどたどしい言葉でね(スタッフ笑い)「(外国人っぽく)モシモ〜、トウセンシタラ、え〜・・・オカネイッパイデ〜ス!」とかいう(笑い)、ね、演説されても「え?」っていうふうになっちゃいますもんね。だから、相当な、やっぱり英語力だなあと思うんですけども。うん。
先程、チラッと言いましたが、僕もその“2046”の撮影の時に、うん、言われましたね、色んな人に。監督にも言われたし。で、この間、この番組ん中でチラッと話しましたジョナサンにも言われて。なんだかんだ言ってね、なんかこういう仕事をしてる人達?美術さんだろうが音声さんだろうがチーフ的存在の人って、大体英語喋れたね。うん、上海でもね、結構みんな、ちゃんと喋れますね(スタッフ「英語ね」)。うん、そういう人多かったな。だから、そういう現場に自分を置いた時に、結構、「あっ、ヤベ〜。英語って、相当やっぱりやっとかないとあかんな〜」というのはあったんですけど〜。でもな〜〜〜う〜〜ん。一応ね、自分なりには努力してるつもりなんすけどね。うん、でもまあ、その努力っていうのは人それぞれと言ってしまえば終りなんですが、でも、足りないと思いますよ、自分でも。今現在。
で、慎吾なんかもね、やっぱ仕事の合間にベラベラブックをブルーシートを被せながらず〜〜っとこう、眺めてるのを見たりとかすると、「なんかこういうのって、やっぱ必要だよな」とか。ウチの剛なんか、ハングル語をさ、マスターするのに、ちょっとおかしいんじゃねぇかなっていうぐらい(スタッフ笑い)本読んでるでしょ。あれよく、逆に、「これから歌を撮りますよ」とか「これからコンサートですよ」っていう時に、も、テンションよく持ってけんなあっていうぐらいハングル語、勉強してるから。ギリギリまでね、ハングル語やってんですよ。だから、逆にそれぐらいのね、努力をチーム内で見たりとかすると、うん、自分も刺激を受けるんですけどね〜。
『忙しいのによく勉強出来てるなあとは思ってましたが、
本当に寸暇を惜しんで勉強してるんですネ。スゴイ!』
ま、でも、その英語をやれっていうふうにね言われた時に、うん、なんかね、考え込んでしまう自分も居たりとかして、で、それに対して英語で答えないといけないなと思って「I have to.」って言って。「I have to be.」って言ったんだけど。でもね〜〜、やっぱホント、口では何とでも言えますけどね。ま、このFAXにもね、「オメェ、負けず嫌いって口だけで言ってねぇで、オマエちゃんとやれよ」っていう、「そういう所でその精神だせよ」っていうふうにね、書かれてますけども。
ちょっとFAXもう一枚、紹介しますね。あっ、リクエストのFAX来てますね。
◆今日のお便り2通目◆ 北九州市 今年アイスクリーム女のハマスナカヨ 31歳
「拓哉君、コンバンバ〜ン。いつも楽しく聴いてます。
私事でなんですが、拓哉君の出る映画“2046”は、私の中で、既にものすごい映画になってます。
先日の放送で、“2046”のスタッフのジョナサンの話を聞いて、大興奮してしまいました。“インディ・ジョーンズ〜魔宮の伝説”と“グーニーズ”は、大!好きな映画で、何度も観てるんです。が、私はその映画に当時子役として出ていたジョナサンの大ファンだったんです。彼は、その時はキー・ホイ・クァンという名前でした。1971年8月生まれ。ベトナム・サイゴン出身で、小さい頃アメリカに移り住んだらしくて、英語はもちろん、北京語広東語、あと少々の日本語も出来る様です。“インディー・ジョーンズ”と“グーニーズ”で日本でも人気を得て、“パッセンジャー”という日本映画にも出たりしました(拓哉「えっ、俺、これ知らなかった。“パッセンジャー”って」)。
『検索してみました。“パッセンジャー 過ぎ去りし日々”(1987年)ですね。本田美奈子さん
三田村邦彦さん宇梶剛士さん岩城滉一
さん等が共演されてます。』
あれから、約20年近く経って、私は、今は拓哉君ファンで、彼の存在をすっかり忘れてしまっていたのですが、あのジョナサンが、制作スタッフとして“2046”に参加していたなんて!ホント、ビックリしました。たとえ彼がスクリーンに映らなくても、私にとっては拓哉君とジョナサンとの夢のコラボレーション。夢みたいな話です。
そんなこんなで、“2046”は私の中でものすごい映画になっちゃってま〜す。公開がすごく楽しみです。早く観てぇよ〜」
っていうね。曲のリクエストはですね
「“グーニーズ”の主題歌、CYNDI LAUPERの、何でしたっけ?曲名忘れた(拓哉「って」)。よろしくお願いしま〜す」
って書いてありますけどね。この“グーニーズ”の主題歌、かけましょうか。CYNDI LAUPERで“グーニーズはグッドイナフ”。これ、ちょっと面白いね(拓哉&スタッフ笑い)。
♪今日の2曲目 【CYNDI LAUPER THE GOONIES‘R’GOOD ENOUGH】
『映画もですが、この曲も大ヒットでしたね〜』
え〜、こちらにですね、この映画“グーニーズ”のサウンドトラックのジャケットがあるんですけども。スゴイっすね〜、ジョナサンいますよ。ま、イラストですけどね。ぶら下がってます。鍾乳石に、グーニーズがぶら下がってます、危ないです。落ちそうです!その1、2、3番目ですね、3番目にジョナサン、すごくビビった顔してぶら下がってます。う〜ん。存在してるっていう所がスゴイですよね、このサントラのジャケットにまで描かれてるジョナサン。うん、そんなジョナサン、不思議だな、ホントにな。
◆タイトルコール◆
ま、“インディ・ジョーンズ”もそうですけどね、ここに書かれてます様に、“グーニーズ”にも出てたんですよね。“グーニーズ”ね、あれはやっぱり・・なんだろうなあ〜、秘密基地を作る系の男の子達は絶対観る映画ですよね。「オマエら、何でこんな団地の間の植え込みに、段ボールひいて基地作ってんだ?」っていう子達には、も、欠かせない映画ですよね。で、何気にあの映画を観た時に、口には出さないんだけど「俺、コイツ〜」っていう感情とか生まれてたりとかして。うん。あれの真似をして、怪我をした人も、うん、数多いんじゃないかなあと思いますけどね。
まあね、先程からちょろちょろちょろちょろ名前が出てます、ええ、子役時代はキー・ホイ・クァンっていうね、現在は・・現在はっていうか、どうなんだろう?一応、ジョナサンって紹介されたから、俺は、ジョンサンって呼んでたんだけど。アメリカの名前なのかな?うん。そのジョナサンは、という事で、スピルバーグを二本、ね、経験してるっていう事で。まあ、そういう話もありましたね、実際に。うん、だから・・・ウォン監督もあんまり・・あんまり怒鳴ったりとかしない監督なんだけど、「やっぱりすげぇ監督って怒鳴んないよねぇ」とか言ってジョナサンが言い出して、「えっ?じゃあ、スピルバーグって怒んないの?」って言ったら、「怒んないんだ、これが」って言って。ジョナサンが言ってましたね。うん。「その代わり、フィルムは恐ろしい程回すよ、あの人」とかって言って(笑い)。スピルバーグの事を話してたジョナサンが、やたら説得力あって。スタッフとして存在して、タバコを横で喫ってるんだけど、なんか自分としては大先輩にも思えるし、ある意味、共演者にも思えるし、うん、スタッフにも思えるし。すごく
・・・なんか・・・特別な存在でしたね、自分の中でも。
で、そのジョナサンも言ってましたけどね〜。ホントに。「英語、覚えて欲しい」つって。うん。あのね、彼の言葉ん中で、すごく・・ま、これは、真実というか真心として受け止めたいんだけども、「これは、僕はビジネスじゃなくて、一人の友達としてお前に言いたいんだ」とか言って。「英語はやって欲しいな」っつって。んで、「英語を覚えてくれたら、もっともっといろんな事をお互いに、二人で話が出来るだろうし、そういう状態の拓哉とアメリカのロサンゼルスのカフェで、コーヒーが飲みたい」って言われて。
『ううっ。良い人だわ〜。なんだかこのエピソードには泣けちゃうぐらいジ〜ンときた』
「なんかコイツ、チキショー、届きやがったな」とか思って、「おお、やるか〜」とか、うん、ちょっとね、僕の燃料タンクにかなりのガソリンを入れてくれた感じでしたね。でもね、この間、電話を貰いましたよ。んで、携帯電話のあそこ、液晶画面に、“通知不可能”って出たから・・で、やたらと“通知不可能”なんですよ。6件ぐらい、着信が。「なんだ?これ」とか思って。「誰だろう」っていうところで、まあ怪しいけど出てみたの。んで、最初出たんだけど、こっち何にも言わないで、こう何か向こうが喋り出すまで待ってたら、向こうも何にも喋んないから、「あれ?」と思って。で、フザけて「Hello?」つって言ったら、したら、「スミマセン。Are you Mr.Takua(タクア)さんですか?」とかって言われて。「え〜〜!?」って思って、でも、この声、聞いた事あんなと思って、「Excuse me,are you Jonasan?」とかって言ったら、「(ものすごく元気に)Yeah〜〜!」とかって言って、「ロサンゼルスから今日、帰って来たんだよね〜」とかって言って、「たださ〜、元気かなあと思って電話したんだけど〜」とか言われて。「おお〜」・・・。でもね、電話はヤバイ。電話の英語はね、やっぱ相手が目の前に居ないっていう事と、アイコンタクトが出来ないから、表情が読めないじゃない。だから同じ“Yes”でも、同じ“Can you?”でも、なんかこう、テンションが、うん、探れなかったりとか。ただ、音声から探るしかないじゃない?会話を、相手の気持を。それは戸惑いましたね、この間。ホントにね、なんかちょっと「圏外になれ、圏外になれ」って思う自分が(拓哉&スタッフ笑い)何処かに居た様な気がするんですよね。あ〜〜れはホントね〜、ちょっと相手、友達なのに、何でこういう気持になっちゃうんだろう?っていう自分が、すごく口惜しかったんですけど〜(スタッフ笑い)。う〜ん・・・あっれは、一番思ったな。だから、CNNとか、ニュース番組・・向こうのニュースを観てて、分らないってなると、なんかこう、大っぴらにもう、「俺、もう、分んねぇ〜!」って言えちゃう自分が居るんですけど、相手が友達だったりとかするのにも関わらず、電話で話してて、「(困った様に)ん〜〜ん〜〜・・頼むからちょっと電波が悪くなれ・・」っていう気持がね〜、出て来ちゃうのがホント嫌ですね。うん。ヤバイなあ〜。こういう事、言ってるだけじゃダメなんだよなあ、英語ってなあ。(舌打ちして)よし、ちょっと・・あ〜あ〜、でもなあ、このWhat’sをきっかけにするっていうのも、なんか癪なんだよな、すっげ〜(スタッフ笑い)。何で、俺、What’s でこんなスイッチが入りそうになってんの?ヤバイヤバイ。ちょっとヤバイ。うん。ちょっとヤバイんで、先、リクエストが来てましたんで、曲、とりあえずいってみたいと思います。
『きっかけは何でも構わないんじゃ?』
もう、雪も降った地方もある所為か、結構、この曲のリクエストも来てるみたいなので、リクエストをくれたみんなの耳に届く様に、かけたいと思います。ちょっと照れくさいが、我々SMAPで“雪が降ってきた”。
♪今日の3曲目 【SMAP 雪が降ってきた】
え〜、いよいよね、うん、ホントですよ、ドラマのクランクインが近付いてきましたね。どうしようかな、ホントに、マジで。だから、セリフを覚えるか、スケートを磨くか、どっちが優先かだと思うんですよね(笑い)、今回。ま、どっちもやればイイじゃんっていう事なんですけども。それが出来るかどうかなんだよなあ。う〜ん。
『アイスホッケーに苦戦している様ですネ。詳しくは知らないのですが、パッと見だけでも
大変そうですもん。他に言葉が思い付かなくて申し訳ないのですが、頑張って下さい』
◆タイトルコール◆
ホンットに、アイスホッケーってね、俺、練習してて思ったんだけど、滑ってちゃダメなんですよね。氷の上で走れないとダメなんですよね。それがね〜・・ホンット、スゴイんだよ、あれ。特殊技能だから。ある意味、忍者に近いよね。水の上を渡る様に・・あれはだって、氷の上を、あれだけの動きをするっていうのは、自分でどんどんぶつかっていくしかないですね。うん。でも、下手にぶつかると怪我をするし。うん。その怪我の具合も、なんか陸の上で怪我をするのと、全く違う怪我だし。充分に気を付けようとは思うんですけどね。
え〜、一つ、これだけは言えますね。練習終った後のスケートの、ホッケーに使うプロテクターの汗を、充分に乾燥させないと、剣道の防具に非常に近い臭いになりますね。あれは、乾燥が必要です。気を付けたいと思います。
では、また来週のこの時間まで、What’s U〜p!木村拓哉でした。
英語ですか〜。私は受験英語で終ってしまいましたネ。しかもその勉強した分も、今となっては、すっかり忘却の彼方です(^_^;)。人一倍忙しい慎吾君や草なぎ君が、あれだけモノにしてるっていうのはやっぱり、常日頃の努力の賜でしょうネ!
木村君も、勉強もやっぱり目的がないと、やってて楽しくないから、「ジョナサンとロスのカフェでコーヒーを飲みながら喋る」っていうのは、すごく具体的な目標で良いと思いますよん。今すぐっていうのは、無理かもしれないですが、勉強を始めるには良いチャンスだと思います。
でもって、いよいよドラマもクランクインなんですネ。木村君の口調からいって、アイスホッケーには手こずっている様ですが。ド素人の目から見ても、大変そうな競技ですもん。ホントに怪我にだけは気を付けて、頑張って欲しいです。来年のスタートを楽しみに待ってマス!
では、今年のお当番は今回が最後です。皆様、良い年末年始をお過ごし下さいませませ〜。また〜。
from marico
★ What's Up SMAP ★
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